私、3月末で仕事を辞めてから、横浜の職場の近くにあった画廊art Truthに行く機会が減ってしまったのですが、ここに来て、art Truthで出会った又は知ることができた作家の方々から、個展の案内状が3通届きました。
その3人の方々は、すべて、私のブログで複数回取り上げた方たちばかりです。
その個展に観に行けるかどうかは分からないのですが、せっかく案内状をいただいたので、今日は、その日程などを、皆さんにもお知らせすると共に、過去のブログで触れた内容を、併せてご紹介したいと思います。
まず、最初に、日付順に3つの個展を一覧します。
① 鳥垣英子展
5月29日(月)~6月3日(土)
(於 銀座K’s Gallery 中央区銀座1-13-4大和銀座一ビル6階 電話03-5159-0809 )
② すぎうらひろあき個展 花よりにゃんこ
6月6日(火)~6月11日(日)
(於 Art Mallアートモール 中央区日本橋室町1-13-10 電話03-6262-1522)
③ 丁子紅子 個展「あなたへ。」
6月9日(金)~6月17日(土)(11日休廊)
(於ぎゃらりぃ朋 中央区銀座1-5-1第三太陽ビル2F 電話03-3567-7577)
それでは、まず①の「鳥垣英子展」です。
いただいた案内状の写真です。
案内状からは、今回の個展のコンセプトはよく分かりませんが、私は、鳥垣さんの作品を観るときに、作品の印象を頭の中でいったん膨らませながら、作品と会話をします。
昨年の画廊art Truthでの個展の記事です。
◯「鳥垣英子展」ー物語のない夢の絵本ー 於 art Truth
私は、このとき、「虹をくぐる」という作品を観るとき、頭の中で虹をくぐるイメージを自分なりに膨らませながら作品を拝見しました。
「虹をくぐる」という作品です。
また、昨年の現代童画展でも、鳥垣さんの作品を拝見しました。
そのときの、「青の香」という作品です。
鳥飼さんの作品展は、作品を鑑賞しながら会話する、そんな楽しみ方が出来る作品展になるのではないでしょうか。
次は、②の「すぎうらひろあき個展 花よりにゃんこ」です。
まず、案内状の写真です。
童話作家でもあるすぎうらさんの描く猫の絵は、私のブログで大変な反響がありました。
そのときの記事が此方です。
◯すぎうらひろあき個展 ~翼のはえた猫たち~ 於 art Truth
昨年のすぎうらさんの個展は、ご自分の飼い猫を亡くした悲しさを乗り越える、絵本「ぼくのせなかに翼がはえて」のイメージを軸に据えた個展でした。
そのとき取り上げた作品です。
「ままとにゃんこ に」です。
そして、絵本「ぼくのせなかに翼がはえて」についての記事も書きました。
すぎうらさんの描く猫の表情、愛くるしさの中に、少し悲しげな表情、そして虹の向こうに行った飼い猫への思い、すぎうらさんの猫の作品は、優しさと愛情が溢れる作品です。
今回も、猫をテーマにした作品展のようですが、どのような作品展になるのか楽しみです。
最後に③「丁子紅子 個展「あなたへ」」です。
まず、案内状の写真です。
丁子さんの話題は、つい最近、ブログで取り上げさせて頂きました。
◯出版記念「美人画づくし」(於丸善日本橋店)、「ランス美術館展」(於損保ジャパン日本興亜美術館)
丁子さんは、日本画家の池永康晟氏監修の『美人画づくし』(芸術新聞社刊)の中で、「現し身となる女性のヒトガタが観る人に寄り添い、そこに心を投影できる作品を描けたらと考えている。」と語られており、大変印象的でした。このとき、拝見した作品も大変魅力的でした。
また、現代童画展関係の記事2つです。
◯第42回現代童画展受賞作家展(於 銀座アートホール)に行ってきました。
(前出)
上記記事でも触れていますが、昨年の第42回現代童画展の会員作家賞の作品です。
「消え果てる頃に」という作品
この作品は、丁子さんの作品の中で、最右翼の力作ではないでしょうか。
そして、昨年の平良志季さんとの2人展の記事です。
◯丁子紅子・平良志季 2人展(於 art Truth) に行ってきました。
以上、このお三方は、私のブログが成長する過程で、とても重要な方々です。
今回の3つの作品展は、私のブログを読んでいただいている方の中にも興味がある方がいらっしゃると思いましたので、あえて、作品展の予告という段階で紹介させていただきました。
興味がある方がいらっしゃれば、是非とも会場に足を運んでいただければと思います。
私も、行くことが出来た作品展については、また後日、ブログで感想を書きたいと思います。