またまた昨日からの続き。

 

 

 




 

もうね、受験生かというくらい勉強してる(笑)。

この年齢になってこんなに勉強すると思わなかったしな(泣)。

それに、さまざまな情報提供、ありがとうございます!

もう、感謝しかない(また泣)。。。

 

 

 

昨日までの展開は、

 

私は『オリゴメタ転移』かもしれなくて、

放射線治療以外にもいろいろな局所療法があることがわかって、

でも標準治療にはならないからお金がかかりそうだなぁと思ったところ。

 

 

 

それがですね、

放射線治療のガイドラインが「ちゃんと」改定されていたということを知ったのです。

 

 

ええええ~~~マジ???

もしかして可能性ある、私も???

 

 

 

どんなふうに変わったかというと・・・

 

定位放射線治療の保険適応(下記赤字の体幹部疾患)が2020年4月1日から新たに保険適応となりました。
1、頭頸部腫瘍(頭蓋内腫瘍を含む)及び脳動静脈奇形
2、原発病巣が直径5センチメートル以下であり転移病巣のない原発性肺癌、原発性肝癌または原発性腎癌
3、3個以内で他病巣のない転移性肺癌または転移性肝癌
4、転移病巣のない限局性の前立腺癌または膵癌
5、5センチメートル以下の転移性脊椎腫瘍
6、5個以内のオリゴ転移
7、脊髄動静脈奇形

(引用:社会医療法人 若竹会 つくばセントラル病院からのお知らせ)

 

わかります?

3.3個以内で他病巣のない転移性肺癌または転移性肝癌

6.5個以内のオリゴ転移

の定位放射線治療が保険適用されるようになってたんですよ!

 

私に確実にあてはまるかどうかはわからないけど、

ちゃんとした治療だって認定を受けたんです。

 

どうだ!

標準治療だぞ!

ガイドラインだぞ!

似非治療じゃないぞ!

 

 

 

定位放射線治療とは・・・

 

定位放射線治療(SRT)とは、病巣に対し多方向から放射線を集中させる方法です。定位照射、ピンポイント照射とも呼ばれます。通常の放射線治療と比較して周囲の正常組織にあたる線量を極力減少させることが可能です。

 

え~ピンポイントって書いてるじゃん。

(これが鹿児島のオンコロと同じ意味かどうかはわかりませんが)

 

いろんな放射線治療の機械の種類があるので、それはまた勉強せねば!

 

 

 

 

放射線治療計画ガイドライン2020年版にも「オリゴメタ転移に対する放射線治療」の記載がありました。

(下記65ページ参照)

https://www.jastro.or.jp/medicalpersonnel/guideline/2020/01general_remarks.pdf

 

「①放射線療法の意義と適応」の冒頭に

少数個(通常1-5個)の遠隔転移/転移癌の状態であるオリゴメタスシタスの局所制御が予後を改善し、長期無病生存に結びつく可能性も報告されている。

と記載があります。

 

ちゃんと記載されてるじゃん!

ガイドラインに載ってるじゃん!

 

 

 

 

また、

JASTRO(公益社団法人日本放射線腫瘍学会)の公開資料にもありました。

https://www.jastro.or.jp/medicalpersonnel/journal/JASTRO_NEWSLETTER_147_tokushu.pdf

 

まあ、このレポートは前立腺癌に関するものだけど、ここにも

諸先輩方のご尽力により、2020年4月には保険収載されました。

と記載があります。

 

 

 

 

放射線治療医による対談もありました。

これは前述のレポートより読みやすいので、気になる方はこちらを読んだ方が早いかもしれません。

 

 

 

 

こんなふうに、放射線治療医の中ではいろいろ進化していてがん治療への活用も広がっていることは認知されてはいるんだけど、

 

じゃあ、こういうことが放射線治療医以外の外科医や腫瘍内科医にも伝わっているのか?伝わってはいても理解されているのか?ということに関しては疑問が残ります。

 

 

 

なぜなら、医者に限らず、

誰でも自分の成功体験が最優先されるものだから。

 

外科医にとっては手術による成功体験が優先されるだろうし

腫瘍内科医にとっては抗がん剤等化学療法での成功体験が優先される。

自分のもてる武器以外のものの方が「効きますよ」って紹介できるものなのか?

 

私の過去経験による医師への不信感だって、結局過去のトラウマとして価値観に影響をもたらすんですもん。

 

ガイドラインが拡大されたといっても、過去の成功体験を頭の中から簡単には排除できないだろうなぁ。

 

簡単にできるんだったら、昭和の働き方を懐かしむような老害はいないはずだし(笑)。

 

 

 

 

だからやっぱり、医師探しなんだよな。

 

大きな病院だから、大きな医療法人だから、がん専門病院だから。

そういったガイドラインがちがち、旧保守みたいなところはやっぱり私は苦手。

 

私と相性がよく、

患者に向き合い、最適な治療を提案してくれる

腕のよいお医者さん。

 

多少変わり者でも私は平気です。

植松先生で慣れたと思う(笑)。

 

そんなお医者さんに出会いたいです。

 

 

 

 

まだまだ私の勉強は続きます。。。