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オレとツマミ~JUPITER-6の巻~

これを買ったのは確か二十歳頃、手放したPolysixのかわりに購入した。
これが発売された当時オレはまだ中学生で、ローランドのカタログを見ては
「すげーなぁ」と思ってはいたものの、まさか後に自分が購入することになるとは
夢にも思っていなかった。なにせ当時の定価は50万近くもするプロ用機だったのだ。
それが、たまたま行った楽器屋で20万ぐらいで売っていたもんだから衝動買い。
まあ今じゃもっと安く売られてるみたいだけど、当時の相場はそれぐらいだった。
買ってみて最初の印象は「デカい」。6畳間に入れると楽器屋で見た時よりも
かなりデカく感じた。音の方は「軽い」。それまで使ってたPolysixにくらべると
重厚さに欠けるというか、ペナペナな感じがしたものだ。
こう書くとあまり良くない機材みたいだが、実はかなり使用頻度の高い機材だ。
まず音が軽いということは、良く言えば「ポップな音色」というか
バッキングなどで使う場合にはこういう方がオケに馴染みやすかったりするし
MIDIの受信をポリモードで受けるとアッパー/ロワーをそれぞれ別チャンネルで
受信可能(つまり2台分として使用できる)とか、アルペジエイターが付いてたりとか
いろいろと気が利いていて便利に使えるのだ。置き場所さえ確保すればかなり重宝する。
あとこの機材で思い出すのは、以前「イカ天」というバンド合戦番組があって(古いね)
それをなにげなく見ていたら、そのとき演奏していたバンドのキーボーディストが
演奏していたこのJUPITER-6をソロの部分でおもむろにかつぎ上げ、
ステージ前方まで出てきてショルダーキーボード状態、というかストラップも無いから
片膝と片手で支えながらソロを弾きまくるという荒技を始めたのだ!
それを見ていたオレは唖然、その後爆笑。
だってこの機材、横幅は1メートルを超え、重さはなんと16キロですよ。
そのバンド、どんな音楽をやっていたのかよく覚えていないけど
その光景だけは今でも鮮明に覚えてる。すごい人がいるもんだ。

n21

佐藤清喜

オレとツマミ~MS20の巻~その2

こうして届いたMS20を相手にオレはひたすら音作りに没頭した。
なにせ届くまでの間にカタログを穴が空くほど見続けたり
シンセ本「シンセサイザーに首ったけ」を熟読したりして予備知識は完璧だったのだ。
おかげで届いた日にはすでに、どこに何のツマミがあるのか把握しきっていた。
試したいことは山ほどあった。そのほとんどが効果音の製作だったが。
そんなある日、親父がオレの部屋にやってきて
「何か楽器買ったんだって?どれ、弾いてみせろ」という。
オレは自信満々にセッティングを行い、鍵盤を弾いてみせた。

「チュンチュン、ピヨピヨ」

完璧。オレの自慢のセッティング、「鳥の声」だ。
さぞかしビックリしてるだろうと思い親父の方に目をやると
「そんなものに高い金払ったのか!」と怒って部屋を出て行った。
どうやらオルガンかなにかを買ったと思っていたらしい。
それがいきなり「ピヨピヨ」じゃ、そりゃ怒るのも当然だ。ゴメン、親父。
話を戻すとこのシンセ、パッチングなども出来て、音作りに没頭しちゃうほど
音作りの幅が広く、楽器として使う以外にエフェクターとしても重宝した。
なにせしばらくはエフェクターなども買えず、これ一台しかなかったため
ギターをつないでディストーションやワウ、トレモロなんかに使ったこともあった。
あとこれは今でもよくやるけど、マイクをつないでラジオボイスを作ったり。
このシンセに関しては、もう元を取っておつりがくるほど
いろいろといじり倒した自信がある。
墓場に持ってくつもりで、これからも使い続けるからヨロシク、MS20!

「ピヨピヨ。」

n20

佐藤清喜

オレとツマミ~MS20の巻~その1

ごぶさた。なかなか書く事もないもんで間があいてしまいました。
書く事無いから、今日からオレが持ってるシンセの話でもしようかなっと。
題して「オレとツマミ」略して「オレツマ」。「金妻」みたいでいいね。
第一回目はKORG Legacy Collection の話でも登場したMS20です。
この前も書いたけどこれを買ったのは中学2年の時だからもう20年ほど前の事。
当時は今みたいに「ネットでさがしてカード決済、翌日には到着」
なんて無理な話で、キーボードマガジンの楽器屋の広告で(確かイシバシ)
中古があるのを発見し即電話。気が付いたら注文してた(笑)。
確か当時で5万円だったから、いまと相場はあまりかわらない。
配送業者は今みたいに早くなかったし、メンテもあったのかもしれないけど
到着までたしか一週間ぐらいかかったように思う。ものすごく長く感じた。
長かったぶん、届いたときはものすごく嬉しかった。
ある日の学校帰り、近所に住むおばさんが「なんか荷物届いてたよ」と言ったのを
聞いたオレは、家まで続く登り坂をものすごい勢いで走って帰ったのを覚えている。
息を切らしながら部屋に入ると、でかいダンボール箱が置いてあった。
がむしゃらに箱をこじ開けると、そこにはソフトケースに入った念願のMS20が!
しかしアンプなどあるはずもなく、とりあえずヘッドホンをつなぎ電源を入れ
ドキドキしながら鍵盤を押してみると・・「ブ~」という無機的なパルス波の音。

感動した。

マジで感動した。体中に電気が走ったように感じた(もしかして感電か?)
あのゾクゾクする感じは今でも鮮明におぼえている。
この感動(感電?)があったからこそ、ここまで音楽を続けてこれたのだ。
この日がオレの音楽人生、宅録人生のはじまり。

長くなったので次回につづく。

n19

佐藤清喜

写真なしパート2

のいちゃんの写真しか撮ってなくて、もう親ばか全開すぎて載せる写真がない!
歌詞、書かなきゃと思っているのだけど、進みが悪い。
以前は一言でてくればそこからどんどん広がっていったのに。
そういう筋肉が落ちてしまっているんだな。

飯泉裕子

KORG Legacy Collection

ひさびさに衝動買いしてしまった。
といってもまだ発売前だから衝動予約か。
それはコルグから発売されるKORG Legacy Collectionというもので
コルグの往年の名機3機種をソフトシンセで再現したもの。
その3機種がまさにオレ好みの機種だったのよ。
まずはMS-20。これはオレが中2の頃、なかば強引に親に買ってもらった
記念すべきマイ・ファーストシンセ。パッチングもできて音作りの幅が広く
購入後20年ほど経った今でも要所要所で活躍してくれる、オレの頼れる古女房。
次にPolysix。これは今までに2回も買ったことがある。
高校卒業後、中古で安くなった1台目を購入するがMIDIが付いてないので
使用する機会が減り売却。しかし、その音の良さが忘れられず2台目購入。
数年後、安定度の悪さと1台目売却時と同じ理由で残念ながらまたまた売却。
そして3機種目はWAVESTATION。オレは持ってなかったが、ナイス時代
相方の清水君がWAVESTATION ADを持っていて結構お世話になったものだ。
こんな3機種が揃っていて、しかも初回発売分にはなんと、MS-20をそのまま
ミニ鍵盤で再現したコントローラーが付くっていうから、そりゃ買うでしょ。
個人的には70年代のコルグ製品は大好きなのでこの調子でガンガン出してほしい。
できれば、MSシリーズの他の機種(MS-50やSQ-10など)もコントローラ付きで
出してほしいな。あとPSシリーズやミニコルグ、800DVなんかも。

ところで、予約した後で気が付いたんだけど
このソフトのMacでの動作環境はG4 800MHz以上ってスゲー高いじゃん!
最初は自宅での趣味用にって思ったんだけど、自宅のPowerbookG4/400じゃ
動かないのね(泣)。このソフト動かすために新しいパソコン買うのも
本末転倒な気もするし、しかし仕事場じゃまず使わないだろうし、う~ん悩む。
とりあえずはその小さいMS-20をインテリアとして飾っとくか。

http://www.korg.co.jp/Product/Synthesizer/LegacyCollection/

佐藤清喜