こんにちは、ざわです。
2021-22シーズン物のカードの発売はまだまだ続きそうです・・・。
思ったよりも長くなっていたので2022/10/18以降の発売商品については4つ目の記事に分けることとしました。
どんだけ書いてるねん・・・・笑 少し遅れてしまったのはご愛敬!!!
☆長くなりすぎたので過去記事リンクも追加
これまでの講評はこちら
それでは行きましょう!!!
更新① 2022/10/26 Select FOTL開封結果を参考に評価を下方修正
更新② 2022/10/31 One and Onenについて記載
更新③ 2022/11/06 Select H2の評価を下方修正、Oneを追記
更新④ 2022/11/27 Contenders Opticについて追記
更新⑤ 2022/12/16 Contenders Opticについて追記
①2022/10/26 Select
【箱の種類】FOTL/Hobby/H2/Asia/Blaster
【Asia版の有無】有
【箱価格】
FOTL:780$
海外Hobby事前販売:550-600$
日本Hobby:78,000円
アジアHobby:初動76,000円
日本H2:33000-35000円
【Hobbyケース内訳】
1カートン=12box
1box=12パック、1boxからサイン1枚、メモラ2枚、12枚のパラレル
1pack=カード5枚
【講評】
プリズム・ドンラスオプティックと並ぶPaniniのクローム系の三大看板商品の一つです。
(Mosaicはブランド力的には上記三つよりかなり落ちると思います。)
元々はPrizm>>>Selectという評価でしたが、Silverバブルの影響で一時的にSelectの方が箱価格が上回る現象が起きていました。廉価版の圧倒的な供給により、シリアルの付かないSilverは市場にあふれることとなった今、Selectの評価もPrizmよりそこそこ下という状況に落ち着くのではないかと思います。
●人気な点
①3種類のベースカード
セレクトのベースカードは3つのデザインから構成されています。
①コンコース
②プレミアレベル
③コートサイド です。
全ての選手に3種類のベースカードが用意されているわけではなく、②や③はRCやスーパースターのみが収録されている形になります。
収録選手数は コンコース >プレミアレベル >コートサイド
出現率は コンコース < プレミアレベル < コートサイド
といった形になります。
特に人気なデザインはコートサイドですね。
昨年まではこのSelectあたりからルーキーの試合中の写真が採用されるようになったり、躍動感あふれるデザインが多く取り入れられていたのが印象的です。
また、シリアルによってはダイカット加工されたものもあるのでそれもSelectの特徴と言えるでしょう。
また、コートサイドについては、シルバーがSSSPぐらいになっているイメージがあり、中途半端なシリアルよりもシルバーの方が値段がついている現象が起こっています。
ここらへんについては投機的な要素が大きく、その波に乗るのは正直お勧めしません。
②Selectといえば、25シリのタイダイパラレル!
Panini商品ではこのシリアルならこのパラレル!!!ってのが商品毎にころころ変わるんですよね・・・。 いったいこれは何シリアルなんだろう!と裏面を確認しなければいけないのは少しウームと思う点があります。
しかし、このSelectのTye-Dieプリズムはきれいなので個人的には好きです。笑
タイダイ柄は英語で「Tie dye(タイ・ダイ)」。 「tie=縛る」「dye=染める」という意味があり、染料につける際に布のいろんな部分を縛って仕上げた染め物の柄のひとつです。
虹色の独特な柄はきれいです!
●悪い点
①オートはすべてシールオート(予想)
②インフライトは横型
サインは主に
1.通常シールオート
2.ジャージーオート
3.インサートオート(インフライト) が封入されています。
シールオートなので価格はそこまで期待できません。
ベースオートの出来としては、Donruss OpticのRated Rookieオートに負けます。デザインはPrizmのシールオートと似た感じかな・・・?
オートの人気どころはインサートオート(インフライト)になりますが、このインサートオートは横型になったり縦型になったりシールになったり直書きになったり毎年ころころ変わります。
人気なのは縦型の直書きの年のものになります。(2019-20がそうでした。)
封入率も高くなく、横型のシールオートと予想される現状では、これ目当てで開封するかといわれると難しいところです。シングル買いなのかもな・・・?
③インサートの評価はいまいち。
色々と工夫が重ねられていますが、インサートのデザイン性はあまり評価されていません。
Artistic selectionはケースヒット予想ですがそれでも箱代には満たない程度です。
デザイン性が良ければ人気は出ると思いますので、今年のデザイン続報に期待しましょう。
【ビギナーへのおすすめ度】
Hobby★☆☆☆☆
価格にもよりますが、Selectはオート確定のメリットは少ないです。また、パラレルも思ったより値段がつかないので、Hobbyを攻めるならPrizmで。オートを楽しみたいならDonruss OpticやContenders。シリアルや色付きの開封を楽しみたいならSelect H2などのほうが楽しめるかと思います。
H2★☆☆☆☆
Disco パラレルが中心となりますが少数シリアルが出やすく、割とおすすめかと思いましたが、箱1で49シリ以下が一枚確定というだけ。中々渋めなので下方修正。
Asia(Blaster)★★★★☆
値段は全くつきませんが、
どの選手なのか・どのデザインのカードか・パラレルが引けるかなどの要素は全て楽しめます。Selectの廉価版は毎年ベースデザインに専用の色加工が追加されており、ベース感がなく、コレクションにも向いていると思います。
【ベテランへのおすすめ度】
Hobby ★☆☆☆☆:値段に見合う価値はないと判断。
H2★☆☆☆☆:スルー推奨。
Asia(Blaster)★☆☆☆☆:若者に開封の機会を譲りましょう。
②2022/11/04 Panini One and One
【箱の種類】FOTL/Hobby
【Asia版の有無】なし
【箱価格】
FOTL:1250$
海外事前販売:850$
日本:100,000-108,000円
【ケース内訳】
1case=10box
1box =2cards(Base:1,Auto:1)
【講評】
1箱10万円越えで、箱を開けたら中にはカードが二枚だけという超高級版に分類されるブランドです。
ナショナルトレジャーなども実際はHit枠一枚が箱価格の9割近くを占めているのでそれよりは少しお安くHIT枠が確保できるかなという感じですかね。
ですが、とんでもなくハイリスクな商品です。
FOTL版はRPA or Timeless Moments(タイムレスモーメント)確定というリスクがかなり低くなっていた激熱使用だったので狙っていたのですがとんでもない高値でダッチオークションが終了してしましました・・・。やはり狙うところは同じか・・・。 無念・・・。
●人気な点
①Timeless Moments(タイムレスモーメント)!!!!
このシリーズの人気カードはNBAの商品としては珍しく、ベテランのインサートサインカードです。Timeless Moments(タイムレスモーメント)というその選手の大活躍した思い出に残るシーンの写真を使用したこのインサートオートがとても人気です。
チェックリストや過去の傾向を見る限り、カリーやドンチッチのタイムレスモーメントは4000$ overが予想される人気カードになりそうです。カリーは3pt成功記録の達成シーズンということもあり、人気はさらに上がりそうですね。 しかし、作成時点までに写真が間に合わなかったと思われ、優勝シーンの写真は使用されていません。来シーズンに期待でしょうか?
封入選手もAnfernee SImonsの今シーズンの大爆発により、誰が出てもお気に入りの一枚になる確率が高いですね。
昨年までの傾向では、封入率はランダムです。ケース0-ケース4まで様々です。
ベテラン・レジェンド選手のマイコレ1枚を手に入れたい!という方にはお勧めできるカードの種類です。
②オートはすべて直書き!
確認できる範囲では、すべて直書きです。
③名作インサートの数々!
Downtown!!
SneakerSpotlight!
Non Auto Timekess Moment!!
こちらはAuto枠ではないもう一枚の方で出現するインサート達です。
Downtownは各チームのホームタウンをイメージした絵柄を背景としてそのチームのエースをハイライトした名インサートですね。T●PPS社もその出来の良さのあまりパクったとかパクッてないとか・・・・。
Noir Sneaker SpotightはNoirのChecklistに出現しては消え、ChroniclesのChecklistに出現しては消えたいわくつきのインサートです。本当に封入されているかは半信半疑です・・。笑
また、Non Auto Timekess Momentは今年度からの初登場です。
Lebron、ヤニス、カリーというスーパースターにfocusされていますね。レブロンの構図次第ではとんでもない化け物カードになる可能性を秘めています・・・・。
恐らくこのインサート達はケース1でどれかが出現するような形と思われます。
④ベースカードもかなりのBVがついている。
正直このBVには疑いの目しかありませんが、昨年まではTop RCのベースカードもかなり価格がつけられています。
⑤マグホ入りの安心感!!!
この商品から出るカードはすべてマグホに入った状態で封入されています。
そのため、カードの状態に関しては他の商品に比べてそこそこましな状態で鑑定でもよい結果が出やすいです。しかし、オンカードの商品のため、作成過程で初期傷等がついてしまうこともあるため、過度な期待はNGです。
●悪い点
①スーパーハイリスクハイリターン!
Hobby版にはベテランのサインカード、ルーキーの通常サインカードなども含まれています。
ベテランやRCの通常サインだと100$もつかないカードも多いです。
ギャンブル性はかなり高いです。
②RPAの評価はいまいち
この商品のRPAはパッチの窓が小さく、Dual Patchなどもありますが、あまり評価に差はありません。RPA目当てで開ける商品ではなく、ケースヒット級であるインサートオート・インサートを狙う方以外はよく考えて開封しましょう。RPAであれば恐らく箱代をだせば余裕で買える商品になるかと思います。RPA狙いとしてはNTやSpectraの方がおすすめできます。
【ビギナーへのおすすめ度】
FOTL:★★★☆☆ 買うべきでしたと思いましたが、FOTLにはインサートが入っていませんでした! 結果スルーが正解でしたか・・・?
Hobby:★★★★☆ 10万円で欲しいシングルが購入できるならそちらを優先しましょう。
ハイリスクハイリターンのギャンブルをしたいなら言って良し!です。
【ベテランへのおすすめ度】
FOTL:★★★★☆☆ 買うべきでしたと思いましたが、FOTLにはインサートが入っていませんでした! 結果スルーが正解でしたか・・・?
Hobby:★★★★★ 直ぐ売り切れですね。見かけたら購入推奨。
③ 2022/12/14 Contenders Optic
【箱の種類】Hobby/Asia
【Asia版の有無】有
【箱価格】
海外事前販売:350$
アジア:40000円
日本:48000円
【ケース内訳】
1Master case = 2 Inner Case
2 Inner Case = 10box
1 box =Autographs 1 ,Inserts 2,Parallels 2, Base Cards 1
【講評】
シーズン序盤に発売された『Contenders』というPaniniの代表ブランドのChrome版になります。
違いはオートが箱一になっていること、カードの材質がクロームになっていること、ベースカードも箱一枚のみに絞り、少数精鋭の高級版になったことでしょうか。
ContendersとContenders Opticどちらが良いかという点に関しては、いろいろな評価があるかと思いますので、この記事ではざわの偏見がかなり入った紹介とはなります。いろいろな情報を自分で集めて改めて評価されることを勧めます。ご了承ください。
●人気な点
①オートは縦型・直書き
ルーキーチケットオートはすべて直書きと予想されます。
年によっては横型の年もありましたが、今年は縦型がですのでGood!!!
ベテランオートはシールオートな場合もあり。
②カードの厚みは55pt!
Contendersは紙ベースで35ptと非常に薄かったです。
一方、Contenders Opticはクロームカードであり、しっかりとした厚み、重厚感があります。
ベースカードもよく映えます。
③UNIFORMITYのインサートはかっこいい
選手+ユニフォーム、そしてチームカラーでとてもかっこいいこのインサート。
私的にはかなり好きです。
ベースであれば、プライスもそんなに高くないのですが、出ればうれしいカード。
これだけが欲しい場合にはシングル買いで十分だと思います。
④サインカードのリストはかなり豪華?!
ルーキーオートはContenderstの時と比べてさらに厳選され、それ+αで現役・レジェンドのオートが封入されます。毎年面子自体はかなり良いブランドのイメージです。
●悪い点
①少数枚封入・クロームカード・厚型と状態に難が起きやすい条件が揃い、鑑定には不向き?!?!
割と鑑定信者のざわにはこの点が非常に大きいです。
私たちがカードを開封するまでに初期傷がつきやすい状況としては、
・生産ラインの問題(極端な大量生産などでそもそものカードの質が悪いなど)
・輸送時の問題(輸送中の振動・衝撃でカードが傷むなど)
が考えられます。
本商品は1箱に6枚のカードが1つのパックに収められ、箱の中に固定されています。
そのため、輸送中の振動等による初期傷、特に表面の擦り傷、Cornerの痛みが起こりやすく、鑑定は意外と良い結果にならないことが多いかなと感じます。
昨年のPSA Pop Reportのデータを示してみますと、
2020-21 Contendersは
3312枚が提出され、 PSA9が1455枚、PSA10が1402枚でした。 |
つまり、PSA10を取った確率が42.3%
一方、2020-21 Contenders Opticは
2581枚が提出され、 PSA9が1281枚、PSA10が824枚でした。 |
特に日本に届くカードは海外輸送を経て私たちの手元に届くことになるので、状態に関するリスクはこれ以上に大きくなるのかなと感じます。
商品の構成、その他オート以外の副産物(Contendersは2auto)等も考慮するとどちらを狙うのかは好みによるとしか言えないでしょうか・・・。ぜひとも皆さんのご意見を聞かせてほしいところではあります!
【ビギナーへのおすすめ度】
Hobby★★★★☆ 50000円で買いたいカードがあればそちらを優先。
ギャンブルしたいならよい機会か。1/10で勝ちです。
【ベテランへのおすすめ度】
Hobby★★★★☆ この価格で来るならお試しする価値は十分ありそうか? 海外の方が安いのでGB、シングルが推奨。
今後の追加予定商品
2023/01/06 2022-23 Hoops
2022/01/18 Immaculate
2022/01/25 Mosaic
*現時点でEminenceは情報なし、Fluxの発売はない予定
テンプレ
【箱の種類】Hobby/Asia(Blaster)
【Asia版の有無】
【箱価格】
海外事前販売:
日本:
【ケース内訳】
【講評】
●人気な点
●悪い点
【ビギナーへのおすすめ度】
Hobby★★★★★☆☆☆☆☆
【ベテランへのおすすめ度】
Hobby ★★★★★☆☆☆☆
テンプレ
【箱の種類】Hobby/Asia(Blaster)
【Asia版の有無】
【箱価格】
海外事前販売:
日本:
【ケース内訳】
【講評】
●人気な点
●悪い点
【ビギナーへのおすすめ度】
Hobby★★★★★☆☆☆☆☆
【ベテランへのおすすめ度】
Hobby ★★★★★☆☆☆☆