最近ブログの更新が遅れております。。ご無沙汰しております。

ktymです。


今回はよくありがちな脱臭対策のお話。排水処理臭対策です。

ただ、排水処理臭対策と言えど奥が深い。そんな事例をご紹介

致します。


排水処理設備の脱臭対策のみならず、脱臭対策で必要となって

くることとして、


 ⅰ)対象臭気の臭気濃度の把握

 ⅱ)対象成分の成分濃度把握

 ⅲ)対象臭気のピーク(最高臭気濃度)の把握  です。


もちろんⅱ)、ⅲ)が事前にわかっている場合はO.K.ですが、今回

のお客様の場合、臭気の変動が非常に大きかったんです。


時間によっては硫化水素100ppmオーバーの場合もあれば、5ppm

程度の場合もある。この臭気の変動を正確に捉えようとするために

今回はニオイセンサーを用いて臭気変動を捉えることにしました。

成分濃度が20倍も違えば臭気濃度も10倍以上です。


下の写真がニオイセンサーとデータロガーを設置している写真。


yamasa


こいつのデータ解析をすることで、大まかなピークを把握します。

ピークが発生する状況を、排水温度の変化、水量の変化などから

割り出し、同様の条件が揃うタイミングでピーク時における臭気濃

度測定を行います。


こちらがピーク把握報告書の一例。




ピークを把握することで何がわかるのか!?って。。

えぇ、ピークを把握することで間違いの無い脱臭装置の設計・選定

が可能となるのです。ピーク時に脱臭効果が未達な脱臭装置。

そんな脱臭装置がゴロゴロです。


よく大手さんでありがちなのが、とりあえずスペックインされた脱臭

装置。こんなのが良くトラブルになり、臭気対策コンサルテーション

の依頼があります。


まず、物事の基本。相手を知ってから、道具を選びます。

この基本が中々出来ないのがスペックイン物件の泣き所です。


お客様それぞれの脱臭対策があり、困られたお客様に合わせた

対策・立案ができるのがカルモアの臭気対策コンサルテーション

です。



ちなみにこちらのお客様は、ピーク把握作業のみ実施済みです。

これからニオイセンサーによる連続測定結果を基に、臭気濃度

測定、成分分析を実施予定です。


対策方法はどのようになるかわかりませんが、消臭剤マイクロゲル

蓄熱式燃焼法 、特殊高温酸化触媒、特殊活性炭脱臭装置など選択

肢は色々です。目標臭気濃度が500ですので、あとは費用対効果と

なりそうです。


近況はまた後日、ご報告致します。


ご相談等御座いましたらこちら までお気軽にお問い合わせ下さい。


臭気対策コンサルテーション で超多忙の毎日を過ごしている

ktymです。


臭気対策の奥深さを感じる今日この頃ですが、やはり、コンサ

ルテーション の最後の落とし所と言えるのが脱臭対策 です。

その脱臭対策の一例をご紹介いたします。


テーマはある物質。身近でもあり、誰しもが嫌いなニオイ。


ある物質を使う事業所の全ての担当者が頭を悩ますそいつ由

来のニオイがあります。いっぱい集まれば体に良い物質、単

体であれば工業的利用価値はあるがニオイも一級品の物質

といえば。。


そう、フェノールです。今回のテーマはフェノール臭対策。


フェノールが多く排出されるのは鋳造やグラスウールなどを製

造する工場です。今回はグラスウールを製造している工場の

排気臭対策です。


グラスウールを製造する過程で使用されるバインダーに含ま

れるフェノールが苦情の原因となっている。


数年前まではマスキング系消臭剤で対策をとっていることが

大半であったが、あくまでもマスキングなのでごまかしでしか

ない。つまり真の脱臭対策になってないのは言うまでもない

が。。


今回対策依頼を受けた工場は煙突から3000CMMで排気を

行っているが、排気風量の多さからも脱臭装置の選定幅がほ

ぼ無いといってもいい状態。


こんな大風量のフェノールでも対策することができるのが消臭剤

マイクロゲル によるスプレー方式である。


消臭剤マイクロゲル はご存知の通り、無臭の消臭剤。ガチンコ

で消臭を行う唯一の消臭剤と言っても過言ではないかもしれない。

もちろん効かない場合もすぐわかるが、脱臭効果が得られれば

感動すら覚える。


今回の某工場での消臭剤マイクロゲル によるスプレーテストで

脱臭効率90%を達成することができた。


旭SS

数年前までは、消臭剤マイクロゲル では消臭しにくかった臭気で

もあるフェノールに対して、高い脱臭効果が得られたのは、消臭

剤マイクロゲル が進化し続ける消臭剤であるからと言える。

今回使用した消臭剤マイクロゲル は最近開発された新商品C-PCL。

消臭剤マイクロゲル は常に進化し続けている消臭剤なので、今ま

で諦めていた臭気に対しても、是非一度お問い合わせ頂きたい。

こちら


この工場では今後消臭剤マイクロゲル によるスプレー方式にて

脱臭対策を実施する予定。


システムが完成すればまたご報告致します。ktymでした。



今回は某有名自動車会社の工場の話です。

自動車工場では塗装行程で塗料の臭気がどうしても
出てしまいます。5月15日、現地に車で到着するとやはり
塗料独特のシンナーの様なにおいが鼻をつきました。
またそのシンナー臭が焦げたようなにおいも発生していました。
その工場では脱臭対策をすでにしていたのですが、住民苦情が
無くなっていませんでした。

臭気コンサルテーションでは工場の排気口から出る臭気を採取し、
採取した臭気の臭気濃度(簡単に言うと、においの強さのレベル)
とにおいの質、排気風量などを測定することによって、最も苦情の
原因になっていると思われる排気口の把握や悪臭がどのくらいの
距離まで飛んでいってしまっているかを把握します。

現場初日、二日目。
数多くある排気口の臭気を一つひとつ採取するとともに
臭気濃度の測定を実施。
作業現場は巻き込まれたら大怪我は間違いないであろう
危険な場所ばかり。それらをくぐり抜けながら臭気を採取
していきました。

一言に排気口と言っても様々な場所の排気口があります。
塗料をスプレーで吹いている場所の排気口や、吹いた塗料
を乾かす為に高温にしている場所の排気口、塗料の池の
ようなものがある場所の排気口などです。
それぞれにおいの強さや質が違います。排気の温度も様々で
20℃くらいの臭気から600℃を超すような臭気も採取しました。
脱臭装置を通した後の臭気も採取。そのにおいは工場の外
でも感じた焦げているようなにおいでした。元のにおいは多少
とれているが燃焼法の脱臭装置だったので焼いたことに
より焦げ臭になっているのです。

三日目。
午前中は工場の周辺について臭気調査を行いました。
その日の風向きを考え、工場から飛んでくる臭気がどこまで
飛んでいるのかを調査します。
工場周辺を回っていくと、1km先の地点までにおいを感じること
が分かりました。
午後は残されていた5つの排気口の臭気を採取しました。
採取した臭気の数は全部合わせて53カ所になりました。

この調査結果を持ち帰り、臭気排出強度を算出します。また最も
苦情原因になっている排気口の把握を行います。これによって
より効率的で、無駄なコストを掛けない脱臭対策が提案できるのです。

またこの日はニオイ測定装置「e-nose」の検討を行いました。
これは実際にその日に採取した工場臭気をニオイ測定装置「e-nose」
に吸わせることでその工場の臭気をニオイ測定装置「e-nose」
に覚えさせる作業です。
その臭気をいろんな濃度に希釈して、それをそれぞれ
ニオイ測定装置「e-nose」に吸わせます。
それによってその臭気だけのグラフを作成。このグラフは検量線といって
ニオイ測定装置「e-nose」にその臭気の基準を作るのです。
これによって他のにおいに作用されずに工場臭気の排出状況が
把握できます。

このニオイ測定装置「e-nose」を工場の敷地境界に設置する
ことによって、工場臭気の把握が可能です。
また、センサーが一定以上の反応をすると警報がなる仕組みに
設定することができるので、従業員のにおいに対する意識の向上が
期待できます。
そしてニオイ測定装置「e-nose」を置いているという環境姿勢を
近隣住民や行政機関にアピールすることができます。


今回の某自動車工場では調査結果をもとに、より効率的でコストに
配慮した消臭剤マイクロゲル を提案をしていくことになるでしょう。
ほかにもカルモア には数多くの技術、実績があります。
ニオイ測定装置「e-nose」については世界初の試みでこれからが
非常に楽しみです。