こんにちは、Achiです![]()
今回は、凍結できた胚盤胞(凍結確認はこちら
)の妊娠率についての気づきを御紹介します
)の妊娠率についての気づきを御紹介します移植周期のDay3に通院した際、培養師の方に気になっていた疑問を聞いてみました
1.移植時の母親の年齢と妊娠率
Achi:「私の年齢(34)だと、移植して妊娠する確率はどのくらいですか?」
培養師さん:(グラフを見せながら)「胎嚢が確認できる割合は55%くらいですね」
NACの実績をまとめたグラフによると、34歳と35歳は横ばいで妊娠率55%。36歳でほんの少し(2~3%程度)下がって、37歳以降はなだらかに下降していました。
2.凍結した日別の妊娠率
Achi:「5日目胚盤胞と6日目胚盤胞、7日目胚盤胞とで、妊娠率に違いはありますか?」
培養師さん:(グラフを見せながら)「当院(NAC)での過去の実績では、妊娠率は5日目に凍結した場合は71.6%、6日目は43.7%、7日目は16%です」
・・・こ、こんなに差が



Achi:「それは新鮮胚でも、凍結胚でも、同じですか?」
培養師さん:「同じです」
(注意!ここからはAchiの考察で、培養師さんからの説明ではありません。)
たしかに、NACで移植するのはほとんどが凍結胚であり、新鮮胚で移植することは珍しいと聞いたので、過去の実績というのはほとんどが凍結胚盤胞なのだろうと思われます。
ただ、気になったのが、それぞれの実績数(2016年2月~2017年7月)。
5日目胚盤胞の移植:妊娠率71.6% (536件のうち384件)
6日目胚盤胞の移植:妊娠率43.7% (1104件のうち482件)
7日目胚盤胞の移植:妊娠率16% (75件のうち12件)
NACでの移植のうち、6割以上が6日目胚盤胞の移植なんですね。そして、7日目凍結胚は、圧倒的に少ない。
7日目についてはサンプル数がかなり小さいので、この16%という数値自体は余り気にしなくても良さそうではあるものの、たしかにNACの実績を見れば、一般的に早く凍結できた胚盤胞の方が高い妊娠率につながっているとは言えそう。。。
ただ、ネット上に残っているNACの昔の資料を見ると、興味深いことが。
2009年1月から2014年4月までの実績数がこちら
5日目胚盤胞の移植:妊娠率72.1% (1332件のうち960件)
6日目胚盤胞の移植:妊娠率57.2% (5646件のうち3232件)
7日目胚盤胞の移植:妊娠率28,6% (1524件のうち436件)
お気づきですよね?昔の数値の方が、いずれの分類でも妊娠率が高いんです
これは、NACの技術が落ちたということではありません(技術は不妊治療の分野全体で日々進歩してますから)。
何が背景にあるかというと、不妊治療に通う夫婦の平均年齢が上がっているということ。
過去10年間で、35歳以上45歳未満の不妊治療人口が急速に増加
若い夫婦(注:「奥さん」だけじゃなく「旦那さん」の年齢も大きく関係します
)の方が高い妊娠率につながっているわけですから、凍結した日で妊娠率の違いがどれほどあるかを調べるには、同じ年齢同士で比べるなど年齢が与える影響をコントロールしなければ、正確には分かりません。
さらに注目すべきは、凍結日別で見たときの、昔と今での妊娠率低下の度合いです。
5日目胚盤胞については妊娠率が大して下がっていないのに対して、6・7日目胚盤胞は、昔に比べて妊娠率がガクッと下がっています。
1.で紹介したように、移植時の女性の年齢が上がっても妊娠率は緩やかに下降するだけですから、これほどガクッと下がることは、年齢だけでは説明できなさそう。
では、何が6・7日目胚盤胞の妊娠率の大幅な低下の背景にあるのでしょう
