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看護師ayamiの海外医療ガチblog

国際医療協力活動のマネージメントに日々奮闘中の看護師の日記。ジャパンハートのミャンマー・カンボジア・ラオス・日本での活動の舞台裏を紹介します。知られざる人間ドラマやちょっと笑える珍事件など盛りだくさん!アジアの子供たちの笑顔や料理なども写真でお伝えします。

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ミャンマーでの医療活動中は毎日瞑想させられる。
させられるといっても個人的にはこの時間は嫌いではない。

お寺の病院での活動、お寺に住まわせていただいている関係上、日本人も瞑想をしたほうが美しいらしい桜

「昨日の反省点を振り返る」
「今日の目標を掲げる」
「あーでもない、こーでもないと繰り返しながら頭を整理する」

だから
「瞑想中は軽く迷走する」
でも
自分の鼓動を感じるほどの静寂な場所で、自分を「無」にしてみると
意外なほど頭や心がすっきりすることもあるねこへび


ヤンゴンにはインターナショナル瞑想センターをはじめ、
外国人が瞑想できる場所が数箇所あるお月見
水祭り時期には一箇所に2000人ほどの現地人や外国人が集まる場所もあるようだおひなさま


もしミャンマーに来たときは、ぜひ一度瞑想を経験してみたらはてなマーク
私も行ってみようかなニコニコ

ナースショック!彩未
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人がその仕事や関わりを積極的に続けられる理由には、「自分が役にたっている」という共通点があると思う。
はっきりいって、最初は全く興味のなかったことでもそこに自分の必要性を強烈に感じ、ライフワークにしている人もいるねこへび

ジャパンハートの医療活動に参加する医療者のなかにも、継続的に関わってくれている人もいれば一回参加してもう参加しなくなっている人もいる。
それぞれに事情があるからそれは仕方ない。強制するつもりも全くない。


ただ、この活動を6年間継続していて、私が今思うことは、、

1回の参加ではみえないことが2回目の参加ではみえるようになる。
3日の参加ではわからないことが、半年いたらよく理解できるようになる。
長期的に関わっているスタッフは、国際医療の本質を悟ることができる。
いいことも悪いこともすべてこの世界の現実。
正しい解釈をすることが大切である。


だからこそ、国際協力に何らかの関わりを続けたい人がいれば、
できるだけ腰を落ち着かせてじっくり現場をみてほしいと思うひらめき電球


その国の社会状況は変化すれば、それに伴い医療活動のあり方だって変化する。
でもそれ以上に、個人も以前参加した当時の考え方や価値観は今までのさまざまな経験によって変化し続けている。
同じ経験でも過去と今ではまた違うことが得られるニコニコチョキ


やってみたらはてなマーク
過去と今の自分の比較。
結構いろんなことに気づいて面白いよ。


ナースショック!彩未
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マンダレー空港からワチェ病院までの道。
見慣れた光景と、変化した光景とがランダムに目の前に現れる。
変わったのか変わってないのかよくわからない。

1年ぶりにワチェに入る。
見慣れた顔もあれば、はじめての顔もある。
看護研修生が笑顔で迎えてくれた。
懐かしい病棟の匂い。(若干臭いが汗


今回は、日本から形成外科の医師が2名参加し、
ミャンマー人の医療者と日本人看護師と協力して3日間の手術ミッションが行われる。
私の役割は、手術ミッションの統括。
全体を見て安全にスムーズにミッションが進むよう調整すること。


一人ひとり無事に手術が終わっていく。
手術が終わった患者さんが、家族のもとへ帰る。
家族のほっとした顔。
これもまた懐かしい光景だ。


一つ一つのほっとした表情にこちらも肩をなでおろす。
それを繰り返しているうちにあっという間にミッションが終了した。



看護師さんたちの忙しさをよそに、隣ではイラワジ川がゆったりと流れている。
ここの時間の流れも昔から変わっていない。

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