
ラオス事業は昨年5月から調査を始め、もうすぐ外務省や保健省から活動許可がおりる。
そして今回、7月2日~6日までパークグム郡郡病院にて初めての手術ミッションを行う。
その準備のため、私も25日からラオス入りしている

今回は日本、ミャンマー、カンボジアから9名の医療者を派遣し、
またそこに通訳、コーディネーターなどを入れ、総勢13名のチームを編成した。
もうすぐ一人ひとりの力がここラオスに集結する

いつも思うこと。
それは、一つ一つの活動は花火のようだということ

人は空にあがって花咲く大輪をみて「きれい」だと感動する。
それは一瞬で儚い。
でもその花火は実は半年前から一人か複数の人の手によって
失敗を繰り返しながら丁寧に作られ、
数々の祈りがささげられてきたのだろう。
「きれい」の中には見えない苦労と時間が存在する。
だからこそ、人々は感動するのかもしれない

作ってきた本人たちはきっとその一瞬で苦労も一緒に吹き飛ぶのだろう。
そしてまたこの感動を味わいたいと、次の花火を作り始める。
私たちの活動も基本はそういう人間の欲求に基づいているのだろうとつくづく感じる。
いろいろな人たちの支えがあってもうすぐラオスに花火があがる

今回も一人一人との出会いを大切に、そして出来る限りの最高の医療を届ける


ナース
彩未








