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看護師ayamiの海外医療ガチblog

国際医療協力活動のマネージメントに日々奮闘中の看護師の日記。ジャパンハートのミャンマー・カンボジア・ラオス・日本での活動の舞台裏を紹介します。知られざる人間ドラマやちょっと笑える珍事件など盛りだくさん!アジアの子供たちの笑顔や料理なども写真でお伝えします。

看護師ayamiの海外医療ガチblog-ラオス・笑顔⑤

ラオス事業は昨年5月から調査を始め、もうすぐ外務省や保健省から活動許可がおりる。
そして今回、7月2日~6日までパークグム郡郡病院にて初めての手術ミッションを行う。
その準備のため、私も25日からラオス入りしているねこへび

今回は日本、ミャンマー、カンボジアから9名の医療者を派遣し、
またそこに通訳、コーディネーターなどを入れ、総勢13名のチームを編成した。

もうすぐ一人ひとりの力がここラオスに集結するコスモス

いつも思うこと。
それは、一つ一つの活動は花火のようだということ打ち上げ花火

人は空にあがって花咲く大輪をみて「きれい」だと感動する。
それは一瞬で儚い。
でもその花火は実は半年前から一人か複数の人の手によって
失敗を繰り返しながら丁寧に作られ、
数々の祈りがささげられてきたのだろう。

「きれい」の中には見えない苦労と時間が存在する。
だからこそ、人々は感動するのかもしれない黄色い花

作ってきた本人たちはきっとその一瞬で苦労も一緒に吹き飛ぶのだろう。
そしてまたこの感動を味わいたいと、次の花火を作り始める。


私たちの活動も基本はそういう人間の欲求に基づいているのだろうとつくづく感じる。


いろいろな人たちの支えがあってもうすぐラオスに花火があがる星空
今回も一人一人との出会いを大切に、そして出来る限りの最高の医療を届ける星

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ナースショック!彩未
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先日、ニュースで看護師の切迫流産率が目立って高いというデーターが出ていた。
昼夜問わずの勤務体制や重労働からくるものであろう。
どこでも看護師不足と言われる時代が続く。
これはいつまで続くのだろうか?

おそらく今後さらに海外からの看護師が日本に流れ込む時代になるのではないかと思う。
私は彼らの技術的なレベルの高さを知っている。貪欲さも。

途上国の看護師の技術×日本のホスピタリティー=はてなマーク

このとき今までになかったくらい私たちが病院から必要とされるだろう。
彼らと病院の仲介役になり、仕事を任されるかもしれない。
彼らの境遇を理解できる、文化や考え方を知っている、彼らの国の医療の現状を知っている、
言葉も少しできる。
時代や環境が変わればキャリアの質も変わってくるのだ。


ジャパンハートには全国から多くの日本人看護師達が長期・短期問わず、さまざまな目的で
活動に参加している。
自分のため、海外の困っている人のため、日本の人員不足の島のため、、
それはなんでもいい。

近い将来、日本人看護師と日本の医療を経験した外国出身の看護師たちとが協力し、
アジアとその周辺国の医療のために各国を飛び回っているかもしれない。
これは時間差で日本の医療をも同時に潤すと信じている。


子どもたちとその家族の笑顔がその先にみえるのは気のせいだろうか?


ナースショック!彩未
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無事に生還しましたクローバー

5月27日~6月3日までミャンマー北部のカチン州ミッチーナでの手術活動を終えて帰ってきました。
皆様、応援ありがとうございました!!

実はジャパンハートにとって、ミャンマーの国立病院と協同で行うのは初めてのことひらめき電球
どのくらい患者が集まるのかと少々不安だったが、事前のインフォメーションの甲斐もあり、
250名の患者が我々の治療を求めて訪れた。
外来室に人があふれかえり、熱気で初めて呼吸が苦しいとおもったほど汗汗

外来・手術の総患者数は350名にのぼった。

病院のシステムやものの場所などが違う中で最初は慣れるまで大変だったが、
現地の医療スタッフが非常に協力的に動いてくれたおかげで、
なんとか無事に手術を終えることができた。

いやー、それにしてもミャンマー人看護師の責任感やホスピタリティーは高かったグッド!
途上国の病院にしては珍しく患者の把握や対応、声かけなどもちゃんと行っていた。
日本人の看護師が彼らから学ぶべきことも多そうだ黄色い花

活動の途中、カチン州の総理大臣とその奥さまが来院し、
我々の入院患者一人ひとりの手を握り声をかけられた。

ミャンマー政府も本当に喜んでくれていることを実感した瞬間だったべーっだ!

今後も年に2回はこの病院と協同で診察や手術を行う予定だねこへび

ナースショック!彩未

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