渋谷の裏通りのお店へ足を運んだ。
彼女とは、十数年の付き合いになる。
飲みに行ったり、仕事をしたり、ホラー映画(趣味です)を観に行ったり。
もちろんお互い愚痴を言ったり、たまには言い合いになったりと
気の置けない関係が長く続いている。
いいところは分かっているし、嫌なところも許せる関係だからこそ
長続きしているのだろうなぁ。
そんな彼女のお父さんが亡くなった。
私の父も昨年亡くなり、お互いの父親を偲んでの飲み会でもあった。
![人と人、人と本を創造する-hideさん](https://stat.ameba.jp/user_images/20091126/21/micro-fish008/f0/21/j/t01700283_0170028310320334638.jpg?caw=800)
グラスを3つ、焼酎のお湯割りで乾杯。
それを優しく見守る店主。
ここは知る人ぞ知る、酒も食事も店主もいい三拍子揃った
人に教えたくない店。
「深夜食堂」店主のイメージにも近いとの噂もあり、
著名人や有名人も立ち寄る隠れ家的な店だ。
![$人と人、人と本を創造する-コロッケ](https://stat.ameba.jp/user_images/20091126/21/micro-fish008/54/2e/j/t02200132_0283017010320334640.jpg?caw=800)
「ここのコロッケ最高なのよ」
と彼女からのリクエストで、牡蠣フライとコロッケを頼む。
マジで美味しい!!
サクサクの衣、熱々の具。牡蠣フライもプリプリだ。
キャベツの千切りもお義理程度のものでなく、
しっかりしゃっきり。「深夜食堂」のイメージと重なるのも
うなずける。ちゃんと食事のできる飲み屋なのだ。
![$人と人、人と本を創造する-いくら丼](https://stat.ameba.jp/user_images/20091126/21/micro-fish008/04/e3/j/t01700283_0170028310320334639.jpg?caw=800)
焼酎ボトルを1本空け、2本目をキープ。
遅い時間になればなるほど、客がやってくる。
見渡すと店内は満員。
皆、ここの美味しい食事とお酒、店主の人柄に惹かれて
やってくるんだろうな。
最後にいくら丼を頼む。ここのいくら丼は旬な時期にしか出ない
メニューらしく、この日はラッキーにもありつけることに。
もちろん、これも美味しい!
気がつくと他の客がいなくなっている。
時計を見ると夜中の2時。
あちゃ~。
店主は嫌な顔ひとつせずに温かい笑顔を見せてくれている。
まぁ、今日はここまで。ということで解散。
気の置けない友人との飲み会は気を付けないと、
あっという間に時間が経ってしまう。
また、そんな友人と顔を出そう。