援助者の環境改善へ | 実こころ

実こころ

実こころは静岡市で「女性のこころとからだのケアサポート」を提供しています。

牧之原のバス園児置き去り事故、裾野の保育士による虐待、知的障害施設の職員による虐待など、、、。

本来は子どもや弱い立場の人たちを支える援助者が加害者となってしまう痛ましい事件が見つかり、社会に大きな衝撃を与えました。

 

私も託児や一時保育などを仕事にしているので「なぜ?」と思います。もちろん被害を与えてしまった行為は決して許されることではありません。でも、加害者を罰則すれば改善するのでしょうか?

また各施設に注意喚起の通達も来ていますが、それだけで改善できるのでしょうか?

 

ただでさえ、1人の保育士が受け持つ子どもの数が多いのに、コロナ感染対策が加わり保育士の仕事も更に増えました。私の周りでも保育士の資格を持っていながらも保育園では働く自信がないと他の職業についた方も多くいます。

 

援助する仕事は相当な神経と体力を使います。

やれて当然。やれなかったら批判になります。

人間には限界があり、それを超えると心身が病んでしまします。

 

保育現場の環境改善を早くやって欲しいと切に願います。

人員を確保、そのための予算などは国が行うべきと思います。

子どもたち、弱い立場の方達を守るためには援助職の方達が心身とも元気でいられること。そういう現場になって欲しいと思います。