他人ごとではない、車中の子ども置き忘れ | 実こころ

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実こころは静岡市で「女性のこころとからだのケアサポート」を提供しています。

この間、父親が子どもを車中に置き忘れてしまい亡くなった悲しい事故がありました。自分の不注意で愛娘を亡くしてしまった父親の胸中を思うと本当に切なく苦しくなります。

3人のお子さんを保育園に連れていくだけでも大変です。

忙しいとは心を亡くすと書きます。忙しさのあまり心に余裕がなかったかもしれません。

 

実は私も昔、子どもを車に置き忘れて用事をしてしまったことがありました。幸いに施設の方が気づいてくれて私に知らせてくれました。

もちろん、厳しくお叱りを頂きました。当然のことです。

 

その日、上の子の習い事が時間ギリギリで急いでいました。

上の子を間に合わせようと必死で、私は車を降りるとき上の子の事しか意識がなかったのです。下の子も一緒にいたことが私の頭からとんでしまい施設の方から言われて「はっ」と気づいたのです。

その時、自分のやっていたことに身震いするほど恐怖を感じました。

 

子どもを育てていると日々が慌ただしく自分に余裕がもてなくなります。今回の事故は決して他人ごとではないなと強く思いました。