奥田健次さんのドキュメンタリー番組を見ました。
奥田さんは専門行動療法士、臨床心理士。発達につまずきのある子とその家族への指導のために、全国各地からの支援要請に応えている心理臨床家です。(以下のHPより抜粋)
ドキュメンタリー番組では
お子さんの問題行動に対して両親がどのように対応していくのかを奥田さんが指導をする様子が流れていました。奥田さんが実際にお子さんにやってみせるのですが不思議なくらい奥田さんの思うようにお子さんの行動に変化が出てくるのです。
今度は母親に同じようにやってもらいます。
その対応は一見冷たく感じます。子どもが泣いても騒いでも母親は
毅然とした態度をとるのです。
我が子が苦しむ姿を見ても、手を差し伸べてあげられないことは親にとってたまらなくつらいことと思います。
奥田さんは「そこを乗り越えてほしい」と言います。
子どもの問題行動を治したいと思うなら子どもと同じくらい親も苦しむ
道を通ることになります。でもこの訓練をすることで子どもが将来社会に出ても苦しまない生活が出来るようになるそうです。
奥田さんの指導は厳しく、観ていて切ない部分もありましたが、子どもの行動が目に見えて良くなってくるので、両親も頑張れるのだと思いました。