大相撲7月場所を終えて | 実こころ

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大相撲7月場所は横綱白鵬の全勝優勝だった。

ひざの怪我で休場が続き、今回が6場所ぶりの出場だったとか。

一時期は「憎たらしいぐらいに強い!」イメージがあったが、年齢を重ね度重なる怪我で以前のような取り組みが出来なくなったと解説者が話していた。それでも勝ちにこだわり、戦い方に横綱の品位が無いと言われても勝ちにこだわった白鵬。

 

照ノ富士との取り組みで勝った方が優勝者となる大きな一番。

「ん?」という、白鵬の出方だったものの結果は白鵬の勝利。

その顔は紅潮し力強く歓喜に溢れていた。

 

優勝後、観客席で応援していた家族の様子が度々映っていた。

奥さんは感激で泣いていて、近くに座っていたお子さんたちもみんな泣いていた。お父さんが休場中、相撲が取れず苦しんでいたのを見てきた家族だからこそ嬉しさだけでなく色んな感情が溢れていたんだろうな?と思いながら心の中で拍手をした。

 

横綱の重圧はすごいと思う。勝って当たり前。勝ちづつけるプレッシャー。普通に働いている私たちにはこれほどのプレッシャーに耐えられるかと聞かれると殆どの人は首を横に振ると思う。

 

準優勝の照ノ富士も来場所は横綱になる。

大関まで上り詰めた後、序二段まで陥落し、そこから這い上がってきて

最上級の横綱になった。相当な心身でないとここまで来ることは出来なかったんだろう。尊敬とともに、「与えられた場所でも希望をもって進んでいけば、また新しい道に開ける」と大きな励ましをもらった。

9月場所も楽しみにしている。