『直往邁進』VOL.331

いつもありがとうございます外人

「エンプティーチェアー」で1人2役をこなす

 次に「エンプテェーチェアー」という手法を紹介します。

 さきほどの「役割交換法」は、異なる意見を主張する2人が、

立場を交換して発言するという手法でした。これに対して、

この「エンプティーチェアー」は、いわば1人2役をこなします

まず2つの椅子を用意します。椅子は向かい合わせにして置きます。

 まず実施者に片方の椅子に座ってもらいます。

そして、誰も座っていない椅子に向かい、

特定の人に対する不満や意見を語ってもらうのです。

「主任なんて最低です。いつも私にこんなひどい言い方をして、

私の気持ちなんて全然分かっていないんです……」

 いままでの主任に対する不満や、声に出したかった思いを出しきったところで、

今度は反対側の椅子に座ってもらいます。そして、いま自分が口にした言葉に対し、

主任の立場で反論してもらうのです。

 たとえば、こんなことを言うかもしれません。

「最低とは何だ、君こそいつも私に反発ばかりするじゃないか。

だから、やさしく接したくても、つい厳しい口調になってしまうんだ……」

 そんなことを、主任の立場で反論してみるのです。

そうすることで、自分の態度や行動が、

主任にどのように映るのかをイメージする手がかりになります。

 主任の立場で反論が終わったら、今度はまた元の椅子に戻ります。

さきほどの主任の立場で反論したことに対して、再び自分の立場から主張してもらいます。

「心から接したいと思っているなら、たまにはねぎらいの言葉をかけてくれればいいのに、

いつもできて当たり前。私だって淋しいですよ……」

 この主張が終わったら、再度椅子を替え、主任の立場で反論してもらう。

 これを何度かくり返していくと、自分の都合や立場だけでなく、

相手の都合や立場がイメージできるようになります。驚いたことに、

「そうですよね、主任も大変なんですよね」などと、相手に対する

同情心すら持つようになることも多いのです。

 このように、「上司は部下の立場に立って」、「部下は上司の立場に立って」、

相手の思いを知ることが、職場での円滑なコミュニケーションにつながります。

感謝

ヤマウチ


『直往邁進』VOL.330

いつもありがとうございます外人

衛藤さんシリーズ

AさんはBさんの立場で、「Aさんが具体的な指示を出してくれないから、

どんな資料を探してくればいいか分からないのでしょうね」

 と、Bさんの言いたいことを言います。BさんはAさんの立場で、

「おおまかに資料を集めてくれれば、

Aさんはその中から必要な資料を考えられるってことですかね」

 と、Aさんの言いたいことを言ってみます。

 次に、AさんはBさんの気持ちを汲んで、

「でも、良さそうと思える基準がまったくない状態では、

資料を集めようと思っても何から手をつけてよいか分からないでしょうね」

 などと相手の立場になります。すると、

「よく分かりました。とりあえず資料をおおまかに集めますか」

「いや、こちらこそ、具体的にお願いするように努力するよ」

 とお互いが、お互いの言いたいことや不満を理解し合う。

 そうすることで、行動を前進させる提案が出やすくなったり、

「問題を引き起こしていたのは、自分自身のこんな態度や考えだったのだ」

ということに気づくことにもなるのです。

 このように相手の立場で演じたり、発言してみるという手法を活用し、

より良い問題解決や円滑なハーフアンサー法の実施に役立ててください。

まだまだ続きます

感謝

ヤマウチ

『直往邁進』VOL.329

いつもありがとうございます外人

衛藤さんシリーズ4

上司と部下の意見が対立したときなどに行なう

「ハーフアンサー」という手法の基本的な考え方は、

自分の都合だけを押し通すのではなく、お互いが最大のメリットと

最小のデメリットを得られるような方法を探っていくというものでした。

 そのため、「相手の立場から考えてみる」という視点が、

どうしても必要になります。ただ、このような視点を持つためには、

ある程度の訓練や経験が必要になります。

 心理学には、違う立場の考え方に気づいてもらう手立てがあります。

参考までに、代表的な例を2つほど紹介しておきましょう。

「役割交換法」でお互いに相手の立場になる

 まず、「役割交換法」という手法です。

 たとえば意見が合わない2人の人、

「Aさん」と「Bさん」がいたとします。

 Aさんは「Bさんに資料を集めてもらいたい」と思っています。

ところがBさんは「資料を集めてほしければ、具体的にどんな資料が必要かを言ってほしい」

と思っています。Aさんは「いいから、とにかく自分で良さそうだと思う資料を集めて来い」

と指示を出します。しかし、Aさんの指示に納得できないBさんは、

この指示に反発してしまう。こんな状況を想定してみます。

 AさんはBさんに対し、「だいたいでいいから資料をもって来いよ」

と不満を抱きます。一方のBさんはAさんに対し、

「どうしていつも曖昧な依頼しかしないんだ」と腹を立てています。

 こんなときに有効なのが「相手と立場を交換し、意見を主張してみる」という試みです。

 Aさんは、Bさんの立場に立って意見を主張します。

Bさんは、Aさんの立場に立って意見を主張してみるのです。

たとえば、こんなふうになるでしょう。

続きます・・・

感謝

ヤマウチ
『直往邁進』VOL.335

いつもありがとうございます外人


Baby I love U, I love U, I love U 何度も
Only one, Only one 感じあえる
You always on my mind 強くなる 全て 大切に思える
Baby I love U, I love U, I love U これからも
Only one, Only one 変らない
I'm always by your side 見上げよう
二人だけの空ずっとずっと


Baby I love U, I love U, I love U いつまでも
Only one, Only one そばにいて
You always on my mind 悲しみも全て大切に思える
Baby I love U, I love U, I love U これからも
Only one, Only one 変らない
I'm always by your side いつまでも
君の ぬくもりをずっとずっと


Baby I love U, I love U, I love U 何度も
Only one, Only one 感じあえる
You always on my mind 強くなる全て大切に思える
Baby I love U, I love U, I love U これからも
Only one, Only one 変らない
I'm always by your side 誓うよ
二人だけの日々 ずっと・・・ずっと・・・ずっと・・・

『直往邁進』VOL.328

いつもありがとうございます外人

衛藤さんシリーズ3

権力が部下のやる気を奪う

 権力型リーダーシップは、もちろん部下に対しても深刻な影響を及ぼします。

ひいては組織全体に悪い影響を与えることになります。

 【権力が部下にもたらす弊害】

 ・言われたことしかできない「マニュアル型社員」が増える

 ・上司への恐怖心から、自由な発言が少なくなり、職場の活気がなくなる

 ・本心を言わなくなったり、上司に相談しなくなる

 ・「間違ったら注意してもらえる」などの甘えの気持ちを持つ

 ・精神的なストレスから、病気がちになったり、休みがちになる

権力をふるい、部下を叱り飛ばす。ところが、

「できない=叱り飛ばす」ということが続くと、

「叱られなかったのだから大丈夫だろう」という心理が働くようになります。

叱り飛ばされないと行動を改めなくなったり、「怒られそうなことはやめておこう」

という消極的な意識を持ち始めてしまいます。

 実際、私が企業を訪れると、このようなケースを目の当たりにします。

私はそのたびに、「権力で部下を従わせる時代は終わりなのに……」と思うのです。

 それぞれ異なった価値観を持つ部下に自ら動いてもらうためには、

「あんな上司みたいになりたいな」「あんな上司のような生き方をしたいな」

と部下がその上司の魅力や生き方にひかれてついていくようなリーダーシップが必要です。

 つまり、「上司の権力によって、部下を従わせるリーダーシップ」から

「上司の権力によって、部下をひきつけるリーダーシップ」への転換が、

いま求められているのです。

 次回は、悩んでいる部下への接し方についてお話ししていきましょう。

感謝

ヤマウチ


『直往邁進』VOL.327

いつもありがとうございます外人

衛藤さん②

さらに、力で従わせようとする上司ほど、

「俺の見ていないところで手を抜いていないか」

といつも部下の行動を気にかけるようになります。

 命令によって部下を強制的に働かせようとすると、

上司が見ているところではまじめに働くが、

見ていないところでは手を抜くようになる。

これは、権威的なリーダーシップと部下に対する

心理実験でも明らかになったところです。

上司も、自分が見ていないと部下の作業効率が落ちて

しまうことが無意識に分かりますから、

つねに怖い顔をして、監視役を果たそうとします。

これが、上司の貴重な時間と労力を奪っていくのです。

 このような弊害がもたらす精神的なストレスによって、胃潰瘍や高血圧、

さらには、うつ病やアルコール依存症などにおちいる人も少なくありません。

そして、このような上司にかぎって、同じことをおっしゃいます。

「私は被害者だ。部下のせいで、こんな辛い思いをしている」と。

 たしかに、上司というのは苦しい立場です。部下が動いてくれなくても、

目の前の仕事をやり遂げるためには部下に動いてもらわなければ困る。

だから、権力の弊害がある程度分かっていても、つい部下に権力を行使してしまう。

こういう上司が、とても多いのです。

つづきは明日

感謝

ヤマウチ
『直往邁進』VOL.326

いつもありがとうございます外人

権力型上司が会社にもたらす弊害とは?

以前にもご紹介した衛藤さんの記事からまたまた抜粋

衛藤さんありがとうございます。



上司のリーダーシップが「権力」から「魅力」へとシフトしてきたことは、

これまでの話でご理解いただけたと思います。

権力型のリーダーシップが具体的にどのような弊害をもたらすかについて、

簡単に整理しておきます。

 【権力が上司にもたらす弊害】

 ・組織内の人間関係が損なわれ、上司が孤立してしまう

 ・正しい情報が入らなくなるため、誤った意思決定をしてしまう

 ・部下の監視や指示に、上司の時間や労力が奪われてしまう

 ・ストレスによって、上司の心身に悪い影響を与えてしまう

 権力を振りかざすことで、部下はあなたに従うかもしれません。

しかし、その反動であなた自身が失うものも多いのです。

「いいから俺の言った通りに動け!」

 そんな頭ごなしのメッセージを押しつけられた部下は、

どう感じるでしょうか。自分の立場や言い分を考慮してもらえないため、

上司への不信感を募らせていきます。

 上司にもその部下の感情は伝わります。

権力を使った反動で部下に不信感を持たれているかもしれないと、

不安を抱きはじめます。そうなると、部下が楽しそうに話をしていても、

「俺の悪口を言っているんじゃないか」といった猜疑心が芽生えはじめます。

それでも部下に仕事を頼まなければなりませんから、さらに強い権力で部下を縛りつける。

そして、部下の不満はいっそう強まっていく。

 これが、権力型リーダーシップが人間関係にもたらす悪循環の典型です。

 また、権力型リーダーのまわりには、リーダーに都合の悪いことを

言わない社員が増えます。そのため、正しい情報や率直な意見が入らなくなりますから、

現状認識ができず、意思決定を誤らせることにもなります。

つづきは次回

感謝

ヤマウチ
『直往邁進』VOL.325

いつもありがとうございます外人


人に教えることほど、勉強になることはない。

人の成長の助けとなろうとすることほど 自らの成長になることはない。

ドラッカーの言葉です。

現在はしみじみ感じています。

色々と教えることもありますが、皆さんからは教えてもらうことのほうが多い。

自分でも不思議なくらいに皆さんの言葉を吸収していることを実感する日々を

送らせて頂いています。感謝

心を平にできているのか。

腰が低くなったのかはわかりませんが

だいぶ落ち着いてきたのは確かです。

次のステップへ

感謝

ヤマウチ




『直往邁進』VOL.324

いつもありがとうございます外人

皆さんは『坂の上の雲』を知っていますか。

そうです。司馬遼太郎さんの小説です。

最近は永野さんも読破したそうですよ。


三日前に行った、伊予の松山でここに生まれた三人の人物。

一人は俳人となった正岡子規と秋山好古と秋谷真之の兄弟である。

ロシアのバルチック艦隊を撃破した日本海海戦で連合艦隊司令長官の東郷平八郎を支えたのは、

作戦参謀を務めた秋山真之だった。

秋山兄弟の生家は松山市

松山城のある高さ約130メートルの城山のすぐふもとだ。

 陸軍大将だった兄の秋山好古は、退役すると地元の北予中学校の校長になった。

毎朝校門の前に立って登校する学生たちに「おはよう」と言っていたそうです。

秋山真之が日本海海戦の成果にどこまで貢献したかを知ることは難しい。

司馬遼太郎の『坂の上の雲』に書かれている通りでは無いかもしれない。。

しかし、参謀の役割は大切だ。

企業なら経営企画室や役員がその役割を担っている。

参謀や経営企画の仕事は、

組織の命運を握る重要な任務を担当している。

参謀が経営者を取り込んだり

方向を幹部全員が間違わないように

一人くらいはしっかり眼を見開いていないと

道を誤る。

経営者は決断していかないと

社員を路頭に迷わせる結果となる。

経営とはそういうものだ。

と、あの経営の神様も言っている。

感謝

ヤマウチ

『直往邁進』VOL.323

いつもありがとうございます外人


ある会社はそれまで、20名程度の会社でしたが、

成長発展して現在50名程度の会社になりました。

当然ながら、部署も増えてマネージャーがおります。

20名程度の会社のとき、

社員の意思統一は比較的簡単なようでした。

我社の社長も一人のリーダーが把握できる人数は、人間の指と同じで

5人までだとよく言っています。

20名程度だと4人のマネージャーが必要です。

20人程度なら、楽しみながら経営計画を立てたりして、

夢に向かってがんばれる。そんな雰囲気です。

しかし、50程度になりますと、意思統一は難しくなってきます。

幹部クラスもいかにして部署内を取りまとめるかが課題になります。

特に社長の意思決定について部署内に伝達をいかにしたらいいのか悩むところかも知れません。

なぜなら、部署内の社員とは年齢差もあって価値観が異なることが多くあるからです。

ところで、大企業になればなるほど新入社員を採用すると徹底的に社員教育を施します。

管理者として必要な能力は持ってもらう必要があるから教育が必要です。

ということで、どちらにしても教育が必要なのは変わらないでしょう。

会社が大きくなってくるとき、教育をおろそかにしているといつしか破綻するなんていうことが

起こりうると思われます。

会社を発展させるなら、人“財”を大きく発展させることから考える必要があると私は思います。

感謝

ヤマウチ