“伝え方で人生とビジネスを動かす”
伝え方ブランドプロデューサーのミックです。
このシリーズでは、
私がこれまでに乗り越えてきた
「伝え方で人生が変わった30の壁」
を綴っています。
今日のテーマは
“満席”のはずなのに、なぜか苦しい。
あの頃の私が抱えていた、正体不明の違和感について。
ありがたいことに、
話し方スクールを立ち上げた私は、
すぐにたくさんの受講生に出会えました。
3,000円の体験セミナーは毎回満席。
30人以上の方が集まることもザラ。
✔ 「先生の話、すごく心に響きました」
✔ 「また受けにきます!」
✔ 「人に紹介したいくらい、よかったです!」
そんな感想をたくさんいただいて、
私も毎回全力で伝えていました。
なのに
ふと感じる“心のしんどさ”がありました。
「これだけ喜んでもらえているのに、なぜだろう?」
それは売上のことだけじゃない。
でも確かに、“報われていない”感覚が心に残っていたのです。
当時の私は、こう思っていました。
「満席=成功」
「感動された=価値が伝わっている」
でも現実は違いました。
講座に申し込む人は、少ない。
紹介があるわけでもない。
単発で終わって、続かない。
そう、“続かない”んです。
つまり、
“売れているように見えているだけ”でした。
本当に届けたい商品が届かない。
本当に変わってほしい人に届かない。
本気の講座には申込みが来ない。
その“見えない壁”を、
私はずっと自分のせいだと思っていました。
「もっと話し方を工夫しよう」
「時間を長くして、サービスを増やそう」
「価格を見直してみようか…」
でもどれも、“答え”じゃなかったんです。
その時、ある人にこう言われました。
「ミックさん、自己犠牲のうえに立っていませんか?」
ハッとしました。
私は、お客様に
“気を遣わせない”ように、
“プレッシャーを与えない”ようにしていた。
でもそれは、裏を返せば
「本気で変わってほしい」と伝える覚悟から逃げていたのかもしれない。
そこから私は変えました。
✔ 無理に売ろうとしない
✔ でも、必要な人には本気で届ける
✔ なぜ今、受講してほしいのかをきちんと伝える
すると、
少しずつ、少しずつ
“心から参加したい”という人が増えていったのです。
本命商品に申込みが入りはじめたとき、
ようやく私は気づきました。
「満席」よりも、「本気」が欲しかったんだ
ということ。
もし、今あなたが、
「人は集まるのに、なぜか苦しい」
「お客様の反応はいいのに、報われない」
そんな壁にぶつかっているなら
それは、あなたが本当に届けたいものが
“遠慮の言葉”に隠れてしまっているのかもしれません。
届けたいなら、届ける覚悟を。
そしてその覚悟は、
“あなたの言葉”から始まります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました✨
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