【第14話】【満席なのに苦しい…】 “売れているのに報われない”の正体 | 話し方トレーニングの専門家|村田久美子の公式アメブロ

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司会者として30年、人材育成20年、
司会事務所を経営18年。

話すということを生業にして30年以上。

 

“伝え方で人生とビジネスを動かす”
伝え方ブランドプロデューサーのミックです。

 

このシリーズでは、
私がこれまでに乗り越えてきた
「伝え方で人生が変わった30の壁」
を綴っています。

 

今日のテーマは
“満席”のはずなのに、なぜか苦しい。
あの頃の私が抱えていた、正体不明の違和感について。



ありがたいことに、
話し方スクールを立ち上げた私は、
すぐにたくさんの受講生に出会えました。

 

3,000円の体験セミナーは毎回満席。
30人以上の方が集まることもザラ。

 

✔ 「先生の話、すごく心に響きました」
✔ 「また受けにきます!」
✔ 「人に紹介したいくらい、よかったです!」

 

そんな感想をたくさんいただいて、
私も毎回全力で伝えていました。

 

なのに
ふと感じる“心のしんどさ”がありました。

 

「これだけ喜んでもらえているのに、なぜだろう?」

 

それは売上のことだけじゃない。
でも確かに、“報われていない”感覚が心に残っていたのです。

 

当時の私は、こう思っていました。

 

「満席=成功」
「感動された=価値が伝わっている」



でも現実は違いました。

 

講座に申し込む人は、少ない。
紹介があるわけでもない。
単発で終わって、続かない。

 

そう、“続かない”んです。

 

つまり、
“売れているように見えているだけ”でした。

 

本当に届けたい商品が届かない。
本当に変わってほしい人に届かない。
本気の講座には申込みが来ない。

 

その“見えない壁”を、
私はずっと自分のせいだと思っていました。

 

「もっと話し方を工夫しよう」
「時間を長くして、サービスを増やそう」
「価格を見直してみようか…」

 

でもどれも、“答え”じゃなかったんです。

 

その時、ある人にこう言われました。

 

「ミックさん、自己犠牲のうえに立っていませんか?」

 

ハッとしました。

 

私は、お客様に
“気を遣わせない”ように、
“プレッシャーを与えない”ようにしていた。

 

でもそれは、裏を返せば
「本気で変わってほしい」と伝える覚悟から逃げていたのかもしれない。

 

そこから私は変えました。

 

✔ 無理に売ろうとしない
✔ でも、必要な人には本気で届ける
✔ なぜ今、受講してほしいのかをきちんと伝える

 

すると、
少しずつ、少しずつ
“心から参加したい”という人が増えていったのです。

 

本命商品に申込みが入りはじめたとき、
ようやく私は気づきました。

 

「満席」よりも、「本気」が欲しかったんだ
ということ。

 

もし、今あなたが、
「人は集まるのに、なぜか苦しい」
「お客様の反応はいいのに、報われない」

 

そんな壁にぶつかっているなら

 

それは、あなたが本当に届けたいものが
“遠慮の言葉”に隠れてしまっているのかもしれません。

 

届けたいなら、届ける覚悟を。

 

そしてその覚悟は、
“あなたの言葉”から始まります。

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました✨

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