【第13話】【安くて“いい先生”で終わるか、選ばれるブランドになるか】 | 話し方トレーニングの専門家|村田久美子の公式アメブロ

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司会者として30年、人材育成20年、
司会事務所を経営18年。

話すということを生業にして30年以上。

 

“伝え方で人生とビジネスを動かす”
伝え方ブランドプロデューサーのミックです。



このシリーズでは、
私がこれまでに乗り越えてきた
「伝え方で人生が変わった30の壁」
を綴っています。

 

今日のテーマは
スクールを始めたはずなのに、
なぜか“売れない先生”になってしまった話です。



司会者の育成を始めて数年
あるとき、私の元に増えはじめたのは、
司会を目指す方だけではありませんでした。

 

「ビジネスで結果を出したいんです」
「伝え方を変えて、もっと影響力を持ちたい」

 

そんなふうに、
40代のキャリア女性たちが
話し方を学びに来てくれるようになったのです。

 

私は思いました。

 

「これからの時代、“伝える力”はすべての人に必要だ」

 

そう確信して、
新たに立ち上げたのが、
話し方スクール。

 

まずは手軽に参加できるよう、
体験セミナーを3,000円で開催することに。

 

すると、
想像以上の反響がありました。

 

なんと、
毎回30人以上が参加。

 

セミナーは毎回、大盛り上がり!

 

✔ 「先生の話に感動しました」
✔ 「目からウロコでした」
✔ 「また次回も参加したいです!」

 

そんな声もたくさん届きました。

 

…でも

 

なぜか、そこから“本命の講座”が売れなかったんです。

 

体験セミナーには人が集まる。
満足度も高い。
でも、申込にはつながらない。

 

なぜ?

 

私は何度も自問自答しました。

 

✔ もっとスライドをきれいにしようか
✔ 話し方をさらに変えてみようか
✔ 価格が高いのかも…?

 

でも、どれもしっくりこない。

 

そしてあるとき、ふと思いました。

 

私は、「いいセミナーをやる人」にはなれても、
「人生を変える本気の講座を届ける人」にはなっていなかったことに。

 

お客様は、セミナーを聞いて
「よかったです」「楽しかったです」で終わっていた。

 

つまり、
“気づき”で終わって、“行動”につながっていなかった。

 

その原因は、私の“伝え方”にありました。

 

✔ なぜこの講座が必要なのか
✔ どんな変化が起きるのか
✔ その変化がなぜ今のあなたに必要なのか

 

それを、ちゃんと言葉で伝えられていなかったんです。

 

講師として話すことに慣れすぎて、
“売らない変な優しさ”が、
逆にお客様の未来を止めていたかもしれない。



私はそこから、
体験セミナーの構成を根本から見直しました。

 

「気づき」ではなく「決断」が生まれるセミナーへ。

 

すると、少しずつ変わっていったのです。

 

「次、受講したいです」
「私、変わりたいって気づきました」
「この先生にお願いしたい」

 

そう言ってくださる方が、確実に増えていきました。

 

今、あなたが
“人は集まるけど、売れない”
そんな壁にぶつかっているとしたら

 

それは、商品ではなく、
伝え方が変われば動き出すサインかもしれません。

 

「安くて、いい人」で終わらないで。

 

あなたの言葉には、
人の人生を動かす力がある。

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました✨

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