あなたは何を大切にしていますか? | 話し方トレーニングの専門家|村田久美子の公式アメブロ

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司会者として30年、人材育成20年、
司会事務所を経営18年。

話すということを生業にして30年以上。

 

今日は、連続でブランディングの
個別セッションでした。
午前は、起業して数年の女性経営者。
午後は、新しく法人化するタイミングの
40代男性経営者。


どちらも
「自分の想いをうまく言葉にできないんです」というご相談。
でもお話を伺うと、
共通して強い“情熱”や“理念”を持っていらっしゃる。


けれど、それなのに・・・
なぜか伝わらない。


実はこのギャップ、
原因は“言葉の技術”ではありません。


想いの「向き」が
ズレていることにあるのです。




「伝えたい想い」があるのに、なぜ伝わらない?

これは、私の講座でもよく出る悩みです。
「自分にはこんな経験があって」
「こんな人を救いたくて」
「私はこういうことを発信していきたくて」
どれも素晴らしい。


想いがあることは、何よりの財産です。
でも、ここにある“落とし穴”に
気づいている人は少ないのです。


それは


ベクトルが、自分に向いてしまっているということ。



想いが「自分発信」になっていないか?

私自身、以前は
「こうしたい」「こんな想いを届けたい」と、
“自分ベース”で話していた時期がありました。


でもあるとき、
それが空回りしていることに気づきました。


聞いている人は、
こう思っていたのです。


「で?それって私にどう関係あるの?」


人は常に、自分ごととして
受け取れる情報にだけ心を動かされます。


どんなに想いが強くても、
「相手の未来につながっていない」話は、届きません。



「何を大切にしているか」は、ブランディングの核になる


では、どうすれば“届く言葉”になるのか?


その鍵が、あなたの価値観です。


ブランディングの土台として、
私が必ず最初に聞く質問があります。


それは、


「あなたは、何を大切にしていますか?」


これが言えないと、
どんなに肩書きや実績が立派でも、


「なんかよくある人」で
終わってしまいます。


でも反対に、これが言える人は、
たった1分でも深く共感される。


あなたの大切にしていることは、誰かの希望に変わる 


例えば、「私は“安心感”を大切にしています」と言った人がいたとします。


その人のサービスは、
単なる“ヨガレッスン”ではなくなります。


「忙しくて、自分のための時間を忘れていた人が、静かな呼吸の中で“安心”を取り戻せる場所」
という物語が生まれるのです。


あなたの価値観は、
あなたにしかないストーリーをつくる。


そして、そのストーリーが、“誰かの希望”になるのです。



ブランディングは、「あなたベクトル」から「相手ベクトル」へ


私はこれを、
想いの“ベクトルを変える”ことと呼んでいます。


× 私がどう思っているか
◯ 相手の未来に、私は何を届けたいのか


この順番で言葉を整えるだけで、
ブランドは“売り込み”ではなく、


“信頼と共感”で広がるものに変わっていきます。


あなたの中にある「大切にしているもの」は何ですか?


どんなに強い想いがあっても、
それが
「誰のためか」
「どんな未来に貢献できるか」が
見えていなければ、


それはまだ、
独りよがりな“熱意”かもしれません。


でも、言葉の順番と
ベクトルを変えるだけで、
その想いは、
「選ばれるブランド」
に育っていきます。



「あなたは、何を大切にしていますか?」
「その想いは、誰の未来につながっていますか?」

この2つを、今日ゆっくり考えてみてください。
それが、あなたブランドの原点になります。


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