Chonjae side・・・

「ちょっと!ヒョン!!!!」
研究室から、ユチョンが俺を呼ぶ声がする。
こうゆう時はだいたい悪い事が起こる。
例えば・・・
こないだ、一念越しの研究データを
全部吹っ飛ばされた。
はたまた、とてつもない金額の機械を一瞬で
壊された事もある。
嫌な予感しかしないまま、
俺はため息をついて研究室に向かった。
ーガチャ・・ー
「ユチョン・・・今度は何を・・・」
「ヒョン、こっち来て。面白い物が見れるよ。」
ユチョンは大人しくPCの前に座っていた。
そして画面を見ながら笑みを浮かべている。
俺が近づくと、ものすごいスピードでキーボードを叩いて、
ある画面を見せてくれる。
「これって・・・」
チャンミンのメモリーデータ?
チャンミンが見た事、知った事は、
逐一ユチョンのPC転送されるようになっている。
顧客のプライバシーもあるが、これはテスト。
知らなければいけない情報がある。
「そう、これは昨日のデータなんだけどね。
でさ・・・」
ユチョンはマウスでカーソルを動かして、
ある部分を拡大する。
そして目に入ったものに、思わず笑みが溢れる。
「へぇー、チャンミン、あいつ面白いもの読んでるな。」
そこには、
恋愛小説がまるまる一冊分記憶されていた。
「ね?面白いでしょ?」
ユチョンはそう言って子供みたいに笑う。
テストの結果が分かるのも・・・
案外近いかも知れないな・・・
「あ、それとさ、ヒョン・・・」
「ん?」
ユチョンが今度は申し訳無さそうに、
ページを切り替える。
「あっ・・・・!!!おまっ・・・」
「ごめん、ヒョン。またやっちゃった・・・。」
そこには、さっきまであったはずの俺の研究データが、
すっかり無くなっていた。
「ユチョン・・・」
「・・・」
「ユチョン!!!!!」
「ごめん!!!!!」
「明日までにデータ復旧させとけ!!
ついでに、100ページ、データ足しとけ!!」
「うわぁあああ~~~ヒョンの鬼~~~!!!」
俺は半べそのユチョンを無視して研究室を出た。
チャンミン・・・
頑張ってるんだな・・・。
ふぅ、とついたため息は、ちょっと安心した証。
でも、まだまだこれから。
頑張れ、チャンミン!!
俺は小さくガッツポーズをしてから、
自分の研究室に戻った。
to be Continued・・・
チャンジェサイドなので短めになってしまいました・・・;;

