
「ただいま~」
「おかえりなさい!」
家に帰ると、チャンミンが迎えてくれる。
そんな生活にもいよいよ慣れだした。
これじゃまるで、新婚夫婦・・・
って何考えてるんだ!!!!
チャンミンは男だぞ!!!
「ジュンス・・どうしました?」
洗面所で水を出しっぱなしにして固まっている僕を
心配して、チャンミンが声をかけてくる。
「へっ!?・・あ、あぁっ、いや、何でもない・・・
ほら、冷たいのは嫌だから・・・
お湯になるの待ってたっていうか・・・」
「そうですか。」
チャンミンはそれ以上は興味を失ったように、
スッとキッチンに戻って行った。
「あ、危なかった・・・」
何考えてるか、なんて、絶対言えない。
僕はそれ以上余計なことを考えないように
、
慌てて手を洗うと、
リビングに戻ってダイニングテーブルについた。
「いただきます。」
チャンミンの作ったご飯に
手を合わせる事にもかなり慣れてきた。
といっても、まだ何日間かしか
一緒にはいないけれど。
そしてどうやらチャンミンは
僕のいない間にスーパーに行ったりもしているようで、
夕飯では冷蔵庫に入っているはずの
ない食材が目白押し。
ズラリとならんだおかずに、
何から手をつけようか悩んでいると、
チャンミンが口を開いた。
「ジュンス・・・こい、って、なんですか?」
「へ?」
僕は掴んでいた唐揚げを
ポロリと落としてしまった。
こい?
こいって・・・恋?
それとも、池にいるやつ?
「なんでそんなこと聞くの?」
「今日これを読みました。」
そう言ってチャンミンが見せたのは、
僕が一番好きな小説。
幾度となく開かれたページがちょっぴり曲がっている。
「こらっ!!勝手に読むなよ~!!!
・・・どうだった?」
不本意ながらも感想を聞いてしまうのは
この本が好きだから。
「・・・よく、分からないんです。」
「えっ!?」
この話ってそんなに難しい話だったかな・・・。
「こい、って何ですか?」
チャンミンはもう一度聞いた。
なるほど・・・恋、のことか。
チャンミンは、恋を知らないんだ・・・。
「恋・・・は・・・特定の誰かを大切に思う事
・・・じゃないかと思うんだけど・・・。」
言葉にしてみると、
何とも儚い、不確定な感情である事が分かる。
でも、感情ってそんなものだ。
一時の感情で、だいたいの事は変わってしまう。
「特定の誰かを・・・大切に・・・」
チャンミンは一言ずつ確認するように声に出す。
そのままチャンミンは考え込んでしまった。
「ちょっ・・・そんな考え込むなよ。
とにかく、
そうゆうことなんだな、って思っておけばいいじゃん!!」
僕が再び夕飯に手をつけると、
チャンミンもなんだか納得いっていない様子で
唐揚げに箸を伸ばしていた。
to be Continued・・・
じゅんしゅ・・・;;
もっとちゃんと説明してあげて・・・;;w
次回はあの怪しい博士が登場します!!
Junsu side・・・