Changmin side・・・
そんな事を考えながらでも、
身体はプログラム通りに掃除を進めて行く。
そういえば今日は本棚の掃除を頼まれていたっけ・・・
そう思って本棚に向かう。
ジュンスは普段あまり口にはしないけれど、
結構な読書家な様で、壁に取り付けられた本棚には、
崩れそうな程に本が詰んである。
そのたくさんの本の中に、何度も読まれたために、
本自体がかなりくたびれているものが一冊だけあった。
ジュンスの・・・好きな本・・・?
何故か興味が沸いた。
普段あんなにうるさい彼が、
静かに本を読んでいる所を想像してみる。
僕はクスリと笑ってから、側の時計を見た。
ジュンスが帰ってくる時間までは、
まだ時間がありますね・・・
そして素早く、残った作業と作業にかかる時間を計算する。
「・・・よし。」
計算の結果を頭に記憶してから、
ソファーに腰掛けると、僕はそのくたびれた本を広げた。
本の世界に集中している間、
チクタクと時計が時を刻んでいる音だけが、
世界を動かしている。
それは
恋愛小説
と呼べる部類のものだった。
心の無いはずの死神が、
よりによって人間を愛してしまう話。
そして彼女の死期が近い事を知ってしまった死神は、
なんとか彼女に気持ちを伝えようとする。
でも、彼女に気持ちを伝えた時にはもう遅くて、
彼女は死神の腕の中で帰らぬ人になってしまう。
最後に死神が亡がらになった彼女の唇にキスをする。
恋愛、恋、愛・・・
それはAndroidである僕にとって一番縁の無いもの。
だって僕はこの死神と同じ。
ほとんど感情がないんだから。
でも、胸の奥がすこし疼くような、不思議な気持ちがするのは、
どうしてですか?
読み終わった本を閉じると、
サイドテーブルに置いてあったジュンスの眼鏡を手に取る。
レンズの中から見える世界は、ちょっといつもと違っていて、
僕は再び眼鏡を置くと、
掃除の続きをするために、本棚に向かった。
to be Continued・・・
チャンミンさま~勝手に本棚漁っちゃだめですね~ww

「テスト・・・ですか・・・」
ジュンスのいない部屋で呟いて、一人考える。
人口知能は、色々な事を考える事が出来るけれど、
どうしても、論理的、科学的な思考になりがち。
感情と言っても、型にはまった人形でも持てるような
基本的な感情だけを持ち合わせている。
ジュンスは昨日は休日だと言うのに会社に行って、
遅くまで仕事をしていた。
雨が降り出したので迎えに行くと、ひどく恥ずかしそうな、
それでいて嬉しそうな顔をする。
でも僕にはそれがどうしてなのか分からなくて、
笑顔を返す事に精一杯で、
それ以上言葉が出てこなかった。
人間って・・・やっぱり分からないな・・・。
ユチョンにテスト、と聞いてから、
自分なりに考えて行動してみた。
朝は早く起きて朝食を作り、
会社に行く家主にお弁当を持たせる。
雨が降ったら迎えに行くし、
一人で家にいれば掃除もする。
でも・・・それは今までだってやってきた。
僕にとっては、
ただプログラムされた事をやっているに過ぎない。
きっとこのままじゃ僕は間違いなく不適格になる。
それは自分の中で確固とした確信に変わっていた。
でも・・・肝心の何が違うのか、
それが分からない。
そんな事を考えながらでも、
身体はプログラム通りに掃除を進めて行く。
そういえば今日は本棚の掃除を頼まれていたっけ・・・
そう思って本棚に向かう。
ジュンスは普段あまり口にはしないけれど、
結構な読書家な様で、壁に取り付けられた本棚には、
崩れそうな程に本が詰んである。
そのたくさんの本の中に、何度も読まれたために、
本自体がかなりくたびれているものが一冊だけあった。
ジュンスの・・・好きな本・・・?
何故か興味が沸いた。
普段あんなにうるさい彼が、
静かに本を読んでいる所を想像してみる。
僕はクスリと笑ってから、側の時計を見た。
ジュンスが帰ってくる時間までは、
まだ時間がありますね・・・
そして素早く、残った作業と作業にかかる時間を計算する。
「・・・よし。」
計算の結果を頭に記憶してから、
ソファーに腰掛けると、僕はそのくたびれた本を広げた。
本の世界に集中している間、
チクタクと時計が時を刻んでいる音だけが、
世界を動かしている。
それは
恋愛小説
と呼べる部類のものだった。
心の無いはずの死神が、
よりによって人間を愛してしまう話。
そして彼女の死期が近い事を知ってしまった死神は、
なんとか彼女に気持ちを伝えようとする。
でも、彼女に気持ちを伝えた時にはもう遅くて、
彼女は死神の腕の中で帰らぬ人になってしまう。
最後に死神が亡がらになった彼女の唇にキスをする。
恋愛、恋、愛・・・
それはAndroidである僕にとって一番縁の無いもの。
だって僕はこの死神と同じ。
ほとんど感情がないんだから。
でも、胸の奥がすこし疼くような、不思議な気持ちがするのは、
どうしてですか?
読み終わった本を閉じると、
サイドテーブルに置いてあったジュンスの眼鏡を手に取る。
レンズの中から見える世界は、ちょっといつもと違っていて、
僕は再び眼鏡を置くと、
掃除の続きをするために、本棚に向かった。
to be Continued・・・
チャンミンさま~勝手に本棚漁っちゃだめですね~ww


