Yuchun side・・・

「聞かなくていいっ!!!」
ジュンスがあまりに大きな声で叫ぶから、
俺もヒョンもびっくり。
思わず固まってしまう。
「ごちそうさまっ!!僕これから出かけるから!!
今日は二人でゆっくりしてていいよ、うん!」
まくしたてるように言って、
ガチャガチャと食器を流しに片付けている。
「ちょ、ちょっとジュンス・・・!!」
俺達が止める声も聞かずに、ジュンスは部屋を出ていってしまった。
「なんなんだ?ジュンス・・・」
ジェジュンは突然の事にポカンとしている。
「分かってるから、って・・・」
何を分かってたらああゆう行動に出るんだ?
逆に不思議過ぎてこっちが何も分からない。
二人で顔を見合わせて、
あーでもないこーでもないと言ってるうちに、
ジュンスは出掛けて行ってしまった。
「なんかおかしいよな・・・
ユチョンがケガしたの知ってるって言っても
あの態度はおかしい。」
ヒョンは名探偵みたいに
顎に手を当てて考え込んでいる。
「なんかの話と勘違いしてるんじゃないの?」
「ま、今考えても仕方ないから
帰ってきたら聞いてみるか♪」
呑気なヒョンがそのままソファーに座って
録りためていたドラマを見はじめてしまったので、
俺も仕方なくヒョンの隣に座って
ドラマを見始めた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ただいま~。」
ガチャリと玄関が開いて、
ジュンスが帰ってきたようだ。
俺とヒョンは二人で夕食の準備をして、
ジュンスが帰って来るまで
ソファーに座ってさっきのドラマの
続きを見ていた。
ドラマはちょうど最終回で、
主人公とヒロインがラブシーンを
繰り広げている。
「ただい・・・うわっ!!!」
リビングに入ってきたジュンスが
大声を出したので、驚いて振り替える。
「あ、ジュンス、おかえり~♪」
ヒョンがジュンスを笑顔で迎え入れる。
「な、何やってるんだよ、もう!
恥ずかしく無いの?!」
ジュンスはまたしても朝の剣幕で怒り始めるので、
ヒョンが不思議そうな表情を作る。
「恥ずかしく・・・って、これドラマだよ?
別にいい年してラブシーンくらい・・・
普通だろ。」
「そ、そうじゃなくてぇ!
肩組んでソファーに座ってるとか・・・っ!!」
どうやらジュンスはヒョンが俺の肩に
腕を回してた事が気になるらしい。
「いや、ヒョンはいつもこうやって
肩組んでくるじゃん。
どうしたんだよ、ジュンス、なんかおかしいよ?」
「まあまあ、ジュンスも落ち着いて。
とりあえずご飯食べようよ。
ジュンスが帰って来るの待ってたんだから。」
ヒョンの一言で、ジュンスもまだ何か言い足そうにしながらも
渋々食卓につく。
「ジュンス、それ、ユチョンが作ったんだよ♪」
おかずのひとつを指差してヒョンが言う。
「うそ?!」
目を丸くして驚くジュンス。
「嘘じゃないよ」
俺が言うと、
ジュンスは俺とおかずを交互に見ながら
口をパクパクさせている。
「ユチョンこれ作るために昨日指切ってさ。
消毒したときの痛がり方ったらもう・・・ぶはは!」
「あ、ちょっとヒョン!
それはジュンスには言わないって・・・!!」
俺とヒョンがまたドタバタしているのを、
ポカンとした顔で見ているジュンス。
「ねぇ・・・それって昨日の夜?」
ジュンスはいきなり俯くと、ポツリと呟いた。
「え?そうだよ?
ユチョン、あんまり消毒がしみたもんだから、
ぁああっ!!とか変な声出してさ~。
ぶっはは、だめだ、今思い出しても笑えるわ。
ぶははっ!」
「ヒョン、もうやめてぇっ!!」
俺が笑い転げるヒョンに必死に訴える側で、
ジュンスは俯いたまま顔を上げない。
「ジュンス?」
「ごめん、僕、勘違いしてた。」
「はぇ??」
予想もしないジュンスの言葉に、
俺とヒョンが同時に間抜けな声を出す。
「勘違いって、何を?」
「僕・・・
昨日の夜ユチョンの部屋に行こうと思ってっ・・・
そしたらヒョンの声がして・・・
ユチョンの変な声も・・。」
「うん、それで?」
ヒョンが続きを促す。
「その・・・二人が実は付き合ってて・・
そっ・・そうゆうこと・・してるんだと・・・」
ジュンスはそこまで言うと
顔を真っ赤にしてますます俯いてしまった。
「付き合ってる・・・そうゆうことしてるって・・
俺と、ヒョンが?」
そこまで言ってから、
俺とヒョンは盛大に吹き出す。
「ぶっははっ!!!!
だから朝からずっとワケわかんない事言ってたのか。
あーなんか分かってスッキリした!
にしても・・・面白すぎる勘違いだなっ!!
」
そう言ってヒョンはまたツボに入っている。
「しょ、しょうがないだろっ!」
真っ赤な顔で慌てるジュンスに
俺まで笑いが止まらない。
まさかそんな勘違いしてたなんて・・・
ジュンスの想像力にはびっくり。
「あー、お腹痛い!
明日ユノとチャンミンに絶対言おう♪」
「言うなっ!ヒョンのバカっ!」
ヒョンはゲラゲラ笑いながら、
ジュンスの攻撃をかわす。
それを見て俺は笑う。
こんな夜がいつまでも続けばいい。
暖かい、笑いの絶えない夜。
ジュンスの攻撃が
俺にも飛んできたのを避けながら、
これからも5人でずっとこうやって過ごせればいいな、
なんて、
そんな事を考えたのは、
きっと、俺だけじゃないはず。
fin.
はい、いかがでしたでしょうか~^^
良かったですね~勘違いが溶けて♩
次回から、再び連載を始めます~!!^^
カップリングは・・・始まってのお楽しみです!