Yuchun side・・・
「はあーお腹いっぱい!
美味しかったね!!」
ジュンスは帰りの車で嬉しそうに笑っている。

ジュンスの首元には、
僕と同じネックレス。
嬉しかった。
でも、これじゃますます君の気持ちは分からない。
だってそうでしょ?
僕たちはユスカップル。
作られたカップルだし、
本当はただの友達なんだから。
僕としてはこれ以上何かあると、
もう自分を抑えられないかもしれない、なんて思い始めてる。
「ねえ・・・ユチョン?」
「ん?」
「好きな人、いるの?」
帰りの車で突然ジュンスが切り出した。
ハンドルを握る手に力が入る。
どうして・・・今そんな事聞くんだろう・・。
「う~ん。
どうなんだろう・・・いる・・のかな。」
ごまかす事しか出来ない作った笑顔。
君には教える事の無い、僕の好きな人。
「え~~!誰?誰?僕知ってる人?」
「知ってる・・・んじゃないかなあ・・・・」
やめて・・・これ以上聞いてこないで。
「ジュンスはどうなの」
苦し紛れに反撃。
聞いてしまってから、墓穴を掘った事に気がつく。
もし、君の愛する人の名前を聞く事になってしまったら、
僕はきっと耐えられない。
「僕はー・・・・・」
ジュンスが考え込むような仕草をする。
今更、やっぱり言わなくていい、なんて言えない程には
僕にもプライドなんてやっかいな物があって、
僕は黙ってジュンスの言葉の続きを待った。
とても長く感じられる、沈黙。
「ユチョン・・・
僕、ユチョンがいないと生きていけない!!
うっはぁん♩」
・・・バカジュンス。
なんでそうやって君はいつも僕の嫌な部分を
引っ張り出してくるんだよ。
クラクラする程の心臓の鼓動を抑えようと、
アクセルを強く踏み込んだ。
きっと、冗談なのに・・・
期待してしまう自分が本当に嫌いだった。
「じゃあね、ジュンス、また明日。お休み。」
「うん、おやすみ~♪」
ジュンスのマンションの前でジュンスを見送ってから、
体中の力が抜けた俺はハンドルにもたれかかる。
「はぁ・・・」

冗談でも言わないで欲しかった・・・。
あんな事・・・。
期待するだけきっと無駄なのに・・・
ジュンスはいっつもそうやって俺に期待ばっかりさせる。
そんな期待を打ち消して打ち消して・・・
きっと、そろそろ、俺も限界・・・
ジュンスの部屋の電気がついた事を確認してから、
俺は再びエンジンをかけた。
to be Continued・・・

