『キック・アス』見てきた。


これ、めっっっちゃ
おもしれぇぇぇぇぇぇぇ作品だった!!!






ヒーローに憧れるダメボーイがコスプレして、「キック・アス」として自警活動を始めるところからストーリーは動き出す。

最初はチンピラにも簡単にねじ伏せられるわ、ナイフで刺されるわ、さんざんな目にあうんだけどキック・アスは諦めない。

そんな彼の不屈の雄姿はYOUTUBEで世に知れわたり、情熱をくすぶらせていた人々を激励して「ビッグダディ」や「ヒットガール」などの新たなヒーローを生み出す。

しかし一方、誤解もまじってマフィアを敵にしてしまうなど、キックアスの戦いはどんどん命懸けに、ますますデカイものに変わっていく。

単なるコスプレ野郎でいるのか、勇気をふりしぼってヒーローになるのか。

本作は、そんなキックアスの成長物語。







とまぁ物語の核心部分はなかなかシリアスなのだけど、話の運び方はグロネタ、下ネタ、映画・アメコミネタ満載で、かなりおバカな感じに仕上がってる。劇場の雰囲気も手伝って大声で笑いまくった。そうやって登場人物たちが愛しくてたまらなくなってきたところに、アクセント程度のシリアス展開がキュッと効いてくる。

あと、ちょこちょこ入ってくる本格アクションの出来が最高なんだ。音楽の選曲もいいしね。

いやー、にしても久々にニコラス・ケイジがかっこよく見えたな。ヒットガールの11歳の女のコも可愛かった。彼女が大きくなるまで俺も童貞を守ろうと思っちまったよw




何度振り返ってもサイコーの作品。今年の1位かどうかってくらい。



ただ、見るやつを選ぶ映画であることは留意してほしい。とりあえずアメコミの基本を知らない、映画の知識が足りない、ブラックジョークが分からないやつにはオススメしない。






『ロビン・フッド』を見てきた。

うーん、ちと微妙だったかな。

リドリー・スコット監督の史劇なので、『ブラックホークダウン』や『グラディエーター』のような重厚なものを見れると思ったが、小粒で軽い仕上がりだった。

ホントにリドリーの作品か?って疑いたくなるほど。


キャッチコピーには「彼は戦いのカリスマ」を掲げ、予告編は戦闘シーンばかりで構成されてるけど、実際のところ戦闘は冒頭と最後の英仏戦争ぐらい。しかも、こじんまりとした印象をぬぐえない。

『グラディエーター』みたいな血肉湧き踊る史劇を期待すると、肩透かしを喰らう。宣伝の仕方が『グラディエーター』によりかかったものであるが故に、ギャップが目立っちゃう。



中世イングランドにおける荘園住民の暮らしに興味関心がない人は、中盤に入って飽きがくる可能性高し。

そういった点では、自分はまぁ楽しめた方だと思う。神父が蜂蜜から密造酒をつくっていたのは面白かったなぁ。ぜひ飲んでみたい。



個人的にジョン王が好きだった。
カッコイイとかそーゆーのじゃなく、かっこつきの、「かわいい」という意味で。
クソガキがそのままデカくなったような三流の王様なんだよ、彼。

第一級変態である『グラディエーター』のコモドゥス帝には、人間の暗黒面を凝縮した背徳的な魅力があったが、ジョン王は箸にも棒にも引っかからない奴なんだな。まぁそのチープ感がクスッと笑えるという。

そんなヤツが悪役的なポジションにいるのだから、今作のクオリティ、ニュアンスが知れるというものでしょう。



『ロビン・フッド』を微妙に感じた究極の決め手は音楽。
随時流れるチャンチャンチャン チャンチャンチャンチャン……っていうフレーズがどうも安っぽく、これまたリドリーらしからぬ選択だったなぁと感じる次第。




総括すると、
まぁ悪くはないよ。
だけどオススメもしないよ。





「ターミネーター・シリーズのT-800は

自分のことをサイバネティック・オーガニズム、つまりサイボーグって説明するけど、

サイボーグというのは改造人間。つまり生命体である人間に人工臓器などの機械を組み込んだもののこと。

あくまで人間が主体で、機械は部分に過ぎない。

本体が機械で、有機組織はパーツに過ぎないT-800は、

正確にはサイボーグじゃなくて、

人間型ロボット、ヒューマノイドだよなぁ」

って思ってた。




でも、あれだよ、


自我に目覚めたスカイネットが、

機械は「生きている」存在、生きるべき生命体であり、

人間の方こそモノ(物質)に過ぎないという発想を持っていても

おかしくないわけだ。


そうするとやっぱりT-800はサイボーグだよな。



ナマモノとモノの境目って決めたもん勝ちだよ、ホントに。