『トロン:レガシー』をIMAX 3Dで見てきた。
黒と光のコントラストが映えるビジュアルで、物理法則無視のアクションがおがめる!
って期待したんだけど、うーん…これは普通のスクリーン、しかも2Dでよかったなぁ。(出来れば前売り券も使ってやりたい)
3D映画で売り出してるわりには、『アバター』みたいに映像革命アピールをする部分は少なく、結構な時間が画的に動きの貧しい会話シーンに割かれている。
父と息子の思い出話とか、カタカナばっかりが並ぶコンピュータ世界の説明とか、そんなん。せっかく3Dなのに。
アクションに関しても仮想空間ゆえのぶっ飛んだ感はなく、地味かつ緩慢な仕上がりで、「この世界では見れない動きを見たい」という欲求は充たされない。
かなりフツーのモーションの蛍光灯アクションといえる。
またSF映画にありがちな哲学トッピングが、この作品は過剰。
「不完全な人間が思い描く完全とその末路」っていうアイロニーは嫌いじゃないけど、ありきたりなテーマであるだけに、あんな真面目に盛られちゃうと苦笑いするしかない。
このテーマだったら『銀河ヒッチハイク』のノリくらいが適当なんじゃないか。
まぁ、あれだ、「そんなに語りたきゃノベライズでやっとけ」という話だ。