『トロン:レガシー』をIMAX 3Dで見てきた。

黒と光のコントラストが映えるビジュアルで、物理法則無視のアクションがおがめる!

って期待したんだけど、うーん…これは普通のスクリーン、しかも2Dでよかったなぁ。(出来れば前売り券も使ってやりたい)




3D映画で売り出してるわりには、『アバター』みたいに映像革命アピールをする部分は少なく、結構な時間が画的に動きの貧しい会話シーンに割かれている。

父と息子の思い出話とか、カタカナばっかりが並ぶコンピュータ世界の説明とか、そんなん。せっかく3Dなのに。


アクションに関しても仮想空間ゆえのぶっ飛んだ感はなく、地味かつ緩慢な仕上がりで、「この世界では見れない動きを見たい」という欲求は充たされない。

かなりフツーのモーションの蛍光灯アクションといえる。


またSF映画にありがちな哲学トッピングが、この作品は過剰。

「不完全な人間が思い描く完全とその末路」っていうアイロニーは嫌いじゃないけど、ありきたりなテーマであるだけに、あんな真面目に盛られちゃうと苦笑いするしかない。

このテーマだったら『銀河ヒッチハイク』のノリくらいが適当なんじゃないか。


まぁ、あれだ、「そんなに語りたきゃノベライズでやっとけ」という話だ。




シーワナガリルパーディ?

アィムダンスウィズォーパーティライ?

カン!

ワッ?

カンウィズミ!

ジャック!ジャック!ウェイ!

アイキャンドゥディス!

ウェハフトゥクローサ!ライクディス!

アイドンノーステッ!



ミザ!ジャスゴーウィズィ!ドンシンク!

ウェイ!ジャッ!ジャッ!ウェイ!ストジャッ!

ホッホゥ~

ハッハッハ!

ジャック!ウェイセカン!

ジャッ!ノー!


フゥ~~~~~


ウォホホホホォ~~~~



ハッハッハハ!!



パチパチパチパチ…





昨日、本年1発目の映画を見てきた。
しばしば一緒に映画を見に行く友達のチョイスで、タイトルは『スプライス』。



いや~、結論から言って、王道のクソB級映画だった。

あ、これは自分なりのホメ言葉なんで悪しからず。




【以下ネタバレあり。と言ってもネタもクソもなく、ヒネリとかない映画なんだけど】


一応の話の流れを説明すると、、、

科学者の夫婦が、動物と人間の遺伝子を結合(ちなみに結合のことをスプライスという)させた新種を生み出し、ドレンと名付けた。一応性別的には女。

ドレンの存在は研究上の倫理に反するため、誰にも知られてはならないということで、夫婦は彼女を隔離して実験的な飼育を行なうことに。

ところがまぁ、次第に人間っぽい風貌になっていくドレンに情が移り、飼育が育児にすり変わっちゃうんだな。

ドレン自身にも複雑な感情が芽生えてきて、もはや思春期の多感な少女と変わらない感じに。父親がわりの男を好きになったり、その奥さんに嫉妬したり。


それにリンクして科学者夫婦もなかなかのビョーキ野郎である事が発覚したりと……もう中盤あたりはドロドロメロドラマみたいな。


なんつったって科学者夫婦の夫、つまり父親がわりの男がクリーチャーであるはずのドレンに欲情、FUCKしちゃって、それを奥さんに見られるっていうんだから。


完全に昼ドラ。クリーチャーが出る昼ドラ。



そのノリで終わっていくのかなぁと思いきや、そこはクリーチャー映画!ただでは終わらない。取って付けたようにドレンが大暴れして、人が死んで、そしてB級王道オチをつけてエンドロールに。






モンスター・パニックものを期待していたのであろうカップルたちが、怒り混じりのため息をつき、「まじキモい内容だったんだけど」って愚痴ったりするのを耳にして、ざまぁ見ろと思ったよ。


おめーらは『アンストッパブル』とか『相棒』とか無難な正月映画を見ときゃいーんだよ。

奇をてらってこんなもん選ぶから地雷を踏むのさ。



かたや俺と友人はクスクスしながら鑑賞してた。人間とクリーチャーのFUCKシーンなんて笑い以外のなんでもない。


『午後のロードショー』クオリティに1800円を払える覚悟がなきゃ、絶対に見ない方がいい作品だよ。