3月23日ミッキーの9回目の命日。

佐久では朝から雪が降り寒かったようです。
9年前も寒い日で、事件発生時刻は氷点下でした。

夕飯はミッキーの好きな春巻きをつくりました。
そしてクローバーさんのブログから、10年ほど前にミッキーが収穫した古代米を保管していたことを思い出し、白米に少し入れて炊いてみました。




古代米は、10年も長期保存ができるとは知らず、ミッキーが収穫したからと密封容器で保管していました。

もちもちとした食感で美味しくて感激しました。

ミッキーの存在を感じながら、感謝していただきました。


食について教えていただくことが多いクローバーさんのブログです↓



10時7分が近づくと、当日の防犯カメラ映像が頭の中で再生されました。
「ミッキー来ちゃダメ!」と心の中で叫びながら、衝突の前に頭の中の映像を停止。
助けたかった…

事件発生時刻、大好きなミッキーの姿を思い浮かべながら、仏前で手を合わせました。
毎年家族揃って行っていますが、今年は長女が入院してしまい3人でした。
最近私が暗い顔ばかりしていたのが身体に悪かったのだと思います。娘に申し訳ない気持ちです…

気持ちが沈んでいただけに、命日に寄せられた皆様からの優しいお言葉が心にしみました。

温かいメッセージやお電話、お手紙等をいただき、本当にありがとうございました。


お花やお供物等もいただき有難い気持ちです。







命日に合わせてくださったのか、信濃毎日新聞さんが事件に関する記事を掲載してくれました。
ありがとうございました。


↓記事で紹介されていた判例解説はこちらです。

http://lex.lawlibrary.jp/commentary/pdf/z18817009-00-072052433_tkc.pdf


事件について考えてくださる方がいることを有難く思います。




事件が起きた佐久市は、犯罪被害に遭われた人やご家族の置かれてる状況、支援の必要性等について、市民の皆様に周知を図るために動画を作成してくださいました。


この動画で、佐久警察署の方のお話し等から、佐久市で犯罪被害者等への支援体制が整えられたことを実感しました。


また動画の中で、「交通事故で大切なお子様を亡くされたご遺族からの要望をきっかけに」と入れてくださっていました。

ミッキーや一緒に条例を要望した佐久市内で犯罪被害に遭った子供たちの生命を、条例というかたちで、次につないでいただけたような気持ちになりました。


佐久市職員の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。



念のためお伝えしますと、動画には、県内被害者の写真つきポスターが出てきますが、ミッキーのポスターはありません。

というのも、昨年丁度忙しい時期で私が支援センターに手記の提出ができなかったのです。(反省)




娘の具合が悪く、私達が長野までお墓参りに行けないことを気にかけてくれた友人が、先日ミッキーのお墓参りに足を運んでくれました。


Jちゃん、いつも本当にありがとう‼︎




皆様の優しさに支えられて、今年も辛い命日を乗り越えることができました。



私はほとんど使っていないのですが、以前からXで、色々なご遺族に向けて自信の苛立ちをぶつけていた人から書き逃げ被害に遭ったり、裁判のことで不安になる等、犯罪被害に遭わなければせずに済んだはずのモヤモヤとした気持ちが続いていました。気持ちを切り替えて、まずは娘の回復に注力したいと思います。そして温かい人とのつながりを大切にしていきたいです。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。