就活に限らず、就職後もお付き合いするであろうスーツについてのお話。

 出典元はだいたい「王様の仕立て屋」ですが、漫画と侮るなかれ、しっかりとした監修がついているので、そこらのHow to本より役立ちますし、ストーリーもサービスマンとして考えさせられることが多いです。私の実体験からしても割と納得のいく内容ですね。

つらつらと書いてゆきます。読み返すたびに加筆し再投稿する予定です。

基本編

ぶっちゃけていえば無難なリクルートスーツなら大抵はスルーできます。
気づかずに見落としがちな点と、他の学生に差を付けたい場合を解説します。


 リクルートスーツを買うのはたいてい量販店だと思います。
デパートで買うお大尽の場合はデパートの店員は心得ているはずなので大丈夫でしょう。
親御さんに付き添って貰って買いに行く場合は就活するのを考え直した方が良いと思いますが。

 量販店では3つのグループに分かれると思います。
①いわゆる紳士服チェーン。青山、はるやま、コナカ、アオキ、等ですね。
②若者向けの2プライスショップ。19,800円と29,800円が主力ラインなのでこう言われます。
 SUITS COMPANY、Perfect Suits Factory(PSFA)、SUITS SELECT、オリヒカ、Suits Store、等ですね。
 実は前4つは①のそれぞれ若者向けの業態です。中の人は一緒というやつですね。
③イトーヨーカドー、ジャスコ、ダイエー、説明不要の総合スーパーです。私の生活圏にないので知りませんが、スーパーの店員さんがスーツに詳しいとは思えないので一応あげておきます。

さて、よくありがちな失敗。特に②のお店で多いのですが、、、

はっきり言って格好良すぎる。んです。

 一番気になるのはノータック。ぴちぴち過ぎて足のラインが丸出しの人がいます。
スーツのパンツでは折り目が1本通っているのが常識です。
ノータックは確かに足がすらっとして綺麗ですが、あなたは別にファッションモデルをやるわけではありません。
 もちろん、1タックや2タックでも、ちゃんとアイロンなりクリーニングなりしておかないと折り目は薄れますから、観てる人はミテマスヨー。

 2番目はローライズ。
2プライスだと品揃えが流行り物に限定されるので、ローライズブームの方向の時は最悪です。
フツーにリクルートを買ったはずが妙に浮いたりします。
 ジャケットを脱がないからわからないじゃん。というアナタ、甘いですよ。入室して入って、歩くときにばっちりベルトまで丸見えです。
ベルトがオシャレっぽかったら目も当てられないですね。
そこまで神経質になる必要はありませんがベルトと靴の色は合わせるのが基本と覚えておいて損はありません。
ブランド主張が強いベルトも損にしかならないと思います。
話が逸れましたが、座っているときもジャケットの前が開くので結構パンツの位置が見えます。

よくある失敗の2代巨頭はそんなところでしょうか。
 私のオススメはエフワンとかビックビジョンとかのオーダー専門チェーンでパターンオーダーを仕立てることです。
最低価格なら1ヶ月かかりますが19,800円からあります。実は2プライスと変わらないんですね。セールとかアウトレットには負けますが。

 パターンオーダー以上をオススメするには理由があります。
例えば上に挙げた折り目ですが、既製品のウエストを詰める場合、後ろを詰めて縫うので、折り目が本来の位置より外側になってしまうんですね。
これはかなり格好悪い。折り目の間の幅が拡がるのでデブく見えてしまいます。
ジャケットも胴回りをジャストサイズに絞れるのでサマになって見えます。
 既製服の形がぴったりフィットする人ならどっちでも一緒ですが、自分がそうかどうかもわからないと思いますので、オーダー専門が無難です。

 あと、オーダー専門店は客筋が限られていて流行に関知しないので、行きたい会社の近くのオーダーの店だと、どこそこの業界の人に気に入られそうなリクルートスーツとオーダーすれば適切なアドバイスが得られると思います。
 エフワンなんか需要があるところにしか出店してないので、名前も聞いたことないでしょ?
渋谷なんかには絶対ないですから。
新宿でもあるのは西口オフィス街。
丸の内、大手町、霞ヶ関、新橋、神田、茅場町。。。
オールド・サラリーマンの生息地に集中してあります。つまりそういうことです。

7月29日(金)追記
 KINZAI Financial Plan(6月号だったかな?)を読んでいたら、FPとして気をつけるべき身だしなみの記事があった。就活にも言えることなので記載。

①靴はかなり目立ちます。
 引退創業社長のお宅に伺う際、靴の手入れは欠かせないそうです。きちんと磨かれているかで品格を観、かかとの減り具合で熱心さを観るそうです。
(自分でメンテできるのが理想ですが、はじめは磨いて貰うといいでしょう。面接先の近くで磨いて貰って世間話をして情報を引き出すのもアリだと思います。)

 形も観られます。紐靴ストレートチップが良いでしょう。良くお座敷に上がる外訪営業マンならスリッポンもやむなしですが、就活では頻繁に脱ぎ履きするのは考えられないので除外します。
(高度テクに紐靴で脱ぎ履きする際に敢えて紐を結び直すことで、玄関でのコミュニケーション時間を確保するというものがあります。)
(カトリックの影響が強い相手に対し、キリスト教の理解に自信がある場合はモンクストラップ型の靴だと話のきっかけになり得るかもしれません。)

 ちなみに靴とベルトの色を合わせるのは基本です。普通は自然と黒靴黒ベルトになりますね。
 また、天然皮なら湿気を吸うので合皮よりは多少は蒸れないです。目が肥えてる人だと簡単にバレますし、ここは天然皮を選びたいところです。
 あと、最近はHAWKINS AIR LIGHT SUPER COOLなんてスグレモノもあります。私は普段はこれのストレートチップとモンクストラップをローテーションしてます。

②ワイシャツは常に洗い立てを。
 特に距離が近いと袖口の汚れは目に付きます。外側でなく内側ですよ。
スーツの感覚ではワイシャツは下着です。下着を毎日替えないなんて想像できませんよね?
(下着を2枚はかないように、シャツの下に肌着を着るのも意見は分かれます。
 個人的には高温多湿の日本では着たほうが快適だと思いますが。
 ちなみに私は夏の仕事着は肌の透けないカラーないし模様のリネン生地で
 麻素材のさっぱり感を活用して乗り切ってます。長袖至上主義で肌着は着ません。)

 言うまでもないですが、半袖ワイシャツは御法度ですよ。
スーツからシャツの袖が適度にのぞくのが基本です。
袖を伸ばして1㎝弱、腕を曲げてボタンがのぞく(カフリンクスを着けたときに見える)程度でしょうか。
カフスボタンは避けた方が無難だとは思いますが好き好きですかねぇ。

 ワイシャツに限らず、きちんとアイロンがかかっているか、シワはないか、折り目正しい(プリーツは付いている)か、、、つまりキチンと手入れされているかは、よく観られます。靴が磨かれているかも同様。
(注意したいのはスーツの場合、体型に合っていないと皺が出るということ。
まぁ、19,800のイージーオーダーだとオーダーといえど割と出るんですけどね。。。
既製服よりややマシかもというだけで。)

 ワイシャツはクリーニングに出せば済みますが、スーツはそう頻繁には出せないでしょうから、簡単な手入れの方法を書いておくと。
・肩幅のあるハンガーにキチンと掛ける(針金ハンガーは論外)。
・お風呂ないしシャワーを浴びた後の浴室にハンガーに掛けて一晩吊す(シワ取りのため。アイロンのスチーム機能を使うのが正式だがめんどくさい時はこれで代用可と思う)。

③靴下は長いものを。
 これもスーツでは基本なのですが、スネ毛が見えてしまうのはスーツの最大のタブーです。
 あと、白靴下はフォローしようがないです。
上記「王様の仕立て屋」で白靴下の失点をフォローするのに
「得意のチェスに合わせて、白黒の靴下で臨んだ」
という苦しいトンデモ言い訳をでっち上げ、わざわざそのためにコーディネイトしてスーツを作るという荒技を使わないとフォローできないぐらい、フォローできません。

 ……まぁ、薄手の靴下でパンツの色ないし靴の色と同系統のロングホーズの靴下。それだけです。靴下は失点にはなっても得点にはなりにくいので。

番外、スーツの色。
 上で靴下の色についてパンツ・スーツの色が関わるので補足。
 リクルート・フレッシャーズ・スーツはグレー、ネイビー、ブラックの三択ですが、こんな感じみたいですね。

「(西洋人に比べ)童顔で(スーツの基本の)ネイビー合い難い日本の若者が
 貫禄を出すためのスーツを選ぶとしたらグレーか黒だが、
 日本の若者はグレーに冴えない印象を持っているので好まない。
 消去法で黒が残るが黒いスーツは着こなしが下手だと略礼服
 (没個性の美徳という日本独自の礼装。ウエストは絞らずややズンドウ。
 ブラックスーツならOKじゃんと思って黒のデザイナーズスーツとか着ていくと
 KY扱いされるので注意)のようになってしまう。
 その印象を回避する為にこの織り柄
 (ストライプなどの織り柄で近くで見ると判るが遠目には殆どブラック)が選ばれるんだ。」
「王様の仕立て屋」26巻「order156イカロスの翼」より

 ちなみに私は金融系でしたので、敢えてグレーを選択しました。
濃いめのグレーに細めのストライプ、
ややボタン位置の高い二つボタンで若々しさを出しつつ保守的に。
座り姿が綺麗なようにサイドベンツ。
1タックでややゆったり目で股上の深いパンツで、
裾はパンツが綺麗に落ちるように心持ち短めで裾は広め
(靴の甲にあたる部分をつま先側に寄らせることでワンクッションが出来ないようにするため)の
ダブル仕上げ(ダブルの重みでパンツがすとんと落ちるように)。
折り目を綺麗に維持するためにローテーションできる2パンツスーツにしてます。

 まぁ、私の本来の好みだと、、、
「黒よりも黒く見せる」ほどの濃いミッドナイトネイビーorやや薄めのグレーに、
幅広のかすれたチョークストライプ。
余裕を見せるスタンダードな二つボタン。
ノータックながらプリーツのしっかり入ったシングルでモーニングカットのパンツ。
ってところなんですが、さすがにこれで仕事は出来ませんねぇ。。。

うはー、書き上げるのに三時間かかった。
いいかげんワインの在庫がありえないことになってきたので頑張って消費中。

Chateau Peneau ソーヴィニヨン・ブラン ボルドー 白 12% 2009

抜栓してびっくり! 酒石酸が結晶化してる!!!
……実は私、酒石酸が結晶化しているのを見たことは2回しかありません。
1回目はカヴァかプロセッコだった気がします。2回目がこれ。
前回は褐色の結晶でしたが、今回は純粋な酒石酸が主体なのか透明でキラキラしています。

……なるほど確かにワインのダイヤだ。そして、ガラス片の混入と誤解してしまう消費者がいるのにも納得できます。
だって、コルクを逆さまにして栓をしようとしたら痛かったですもん。

さて、お味ですが、かといって特に酸が強いということもなく、感想としてはアルコール感が強く感じます12%なのに。

ただ、ちょっと温まっていたので、そのせいかもしれません。もっと冷えていると印象も変わるかも。

やや鼻に抜けるアルコール感に、豊かな酸味。収斂性もなく、酒石酸主体というのがよくわかります。唾液が止まらない感じ。味自体はすっと引いていって残らない。酸も残らない。豊かだけどトゲトゲしていないふくよかな酸味です。ピーマン香はなく、やや青草を思わせます。全体的な印象としてもそうですが、よく完熟している印象。ただ、やはりやや若い印象はあります。青草の香りに由来するものかもしれませんが。。。

ともあれ、良質な酸で、全体的にも高評価です。
熟成でよくなるかはわかりませんが、直感としては早飲みな気がします。酸が豊かなのでそう酷く悪くはならないと思うのですが。。。

とりあえず1本しか買っていないので、これからゆっくり飲んでみることにします。5分の1しか飲んでないのにすでに酔っ払っているので。
先日の記事老後の生活資金の見積もりに対する違和感についてコメントをいただきました。

「保険屋さんに失礼」

んー、、、記事の中で批判として言っているのは
「掛け捨て月4万は多すぎワロス」
「医療保険という商品は保険としてイミフ。
 もし病気の時に免責事項にあたっていたりしたら買えたのは安心感だけであり
 お守りの方がマシ」
「年金がゼロになるとかヒスってるのワラ」

逆に我ながらいいことを言ったと思うのは、
「年金不安という漠然としたもののために現在の生活を犠牲にするのはかなりいただけない」
「個人保険4万って、それは普通はかなり貯蓄部分があるでしょうと思う。掛け捨てで4万とかアホとしか思えないんだけど」

「そもそも生命保険って、遺族補償が本義だから、子供が巣立てば補償額は圧縮できるし、
 配偶者の生活費も配偶者が年金を貰えるまでで良いわけだから、一般的に言ってかなり過剰保障」

「”貯蓄は三角で、保険は四角”と言うのだけれど、貯蓄は最初こそ心もとないものの時間と共に大きくなっていくのに対し、保険は最初からどかんとある。代わりにいつまで経っても補償額はおんなじ」

「医療保険ほど「保険の逆選択性」が如実に表れるものは無いと思う」
「稀に所得補償保険に入っている人がいる。これは私は割と上手い手だと思う」

「保険の本来の目的って「個人だと背負いきれないリスクをみんなで分かち合う」ものだと思っているので(一人はみんなのために、みんなは一人のために。だから保険会社は「相互会社」なのです)」

「所得保障保険は就業不能という「起こる可能性は低いけれど起こってしまうとダメージのかなり重い事態」に対処するものだから保険に馴染みやすいと思う」

「年金がなくても最悪は生活保護がありますが、生活保護の財政支出さえ困難になるほどの財政赤字の方をよっぽど恐れた方が良いと思います。
 たぶん、生活保護が維持できないレベルだとハイパーインフレに見舞われていると思うので、ぶっちゃけ円でいくら貯め込んだところで無駄無駄無駄ぁっ!!!な世界だと思いますね」

「こういう時、たいてい平均余命を使うんだけれど、みなさん統計の罠に嵌まりすぎと思う。
 平均って、とうぜんそれより長く生きる人もより早く死ぬ人もいるから平均なのよ?と」

こんなとこかな?


実は私は保険会社はわりと好きですよ?

かつてインターンさせてくれた恩義もありますし。アクチュアリの友達もいますし。
「ひとりはみんなのためにみんなはひとりのために」ってとても好きです。

……個人的にはセイホは株式会社化してほしくないなと思ってすらいます。

ただ、それと消費者サイドから金融商品を評価する視点は異なるというだけのことです。
部分否定を全体否定に釈られたのなら悲しいです。

>〇〇さん
「思慮の浅い方から吸い上げる」というのは、保険数理に関わっていたものとしてちょっと見過ごせない誤解なのですが、一般的な内資の生保は普通はそういうことはしません。

保険の利益は主に3つで構成されていて、

予定したより死亡が少なかった場合の死差(益)、
予定していたより運用がうまくいった場合の利差(益)、
会社の運営などに使う費用が削減できた場合の費差(益)、が基本です。赤字なら益でなく損です。
しかも、これらから保険配当を支払います。

中途解約時の解約返戻金を削減する代わりに保険料を安くした保険もありますが、どちらかというと中途解約しないで続けてねというのが主旨であることもあります。

反対に保険料安くしたから解約返戻金を払いませんという保険もあります。。。
……というかよく宣伝されています。が、これは保険料算定の基礎に中途解約率を織り込んでいるものが多く、こういうものこそ「思慮の浅い方から吸い上げる」もののような気がします。

ちなみに解約返戻金のある保険の場合、
契約者貸し付けなどで(金利はかかりますが)資金を引き出せますし、
解約するときでも解約返戻金を減資に掛け捨ての保険に変更しないか?などとという提案が普通はあります。

これらの善き保険セールスには生き残ってほしいなぁと個人的には思います。
以前からの持論:
・「長期」「貯めたい・増やしたい」で変額や定額の個人年金保険を勧めてくる担当者は切るべき。
・「株式に興味あり」「でもよくわからない」で、非上場のインデックスファンドを勧めてくる担当者も悪・即・斬。

なんだけど、派生系としてこんなのもあるかと思った。

・海千山千のオバちゃんに注意。
(報酬に占める歩合給の比率が高かったり、販売額が社内評価の項目になっていたり、ノルマが重いことが多い)

・若めのお姉ちゃんの場合、評価に関心がないことが多く安心といえるが、プロ意識は人によりけり。
(知識面で頼りないこともたまにある。あとは本部のマニュアルに沿っているだけのことも)

・スーツ姿の若い社員は意外と狙い目かもしれない。まだそんなにノルマも重くなく、学生時代にFPの勉強をしていたりして知識だけは最新のものが意外とあることも多い。
 名刺の記載に日本FP協会の認定するAFPとあると期待できる気がする。ただのFP技能士の場合は入社してから取ったケースが多く、本部方針に従順かもという不安がある。
(大事なお金の相談は人生経験豊富な人にしたいと思うかもしれないが、そういう人相手だと逆にこちらが絡め取られることがあるので、個人的にはいまいち疑問符。)

・あとは、逓減定期保険など特殊な保険に強い保険会社の保険FPに他業界のことを教えて貰うのもありな気がします。保険FPでも他業界の事は意識していますので、辛口批評が聞けるかもしれません。


個人年金保険について解説すると、本義的には資産を運用して一定期間後に年金の形で支払うもの。変額であれば投信、定額であれば債券の、長期運用バージョンに、運用益から保険料を払って保障機能も付けた商品。
 ただ、より威力を発揮する使い道があった。平成22年度税制改正大綱で塞がれてしまったが、昔は年金の形で支払うと「定期金の評価」というものになり相続税の課税評価が大幅に圧縮できたのだ。昔の徴税担当官の頭には複利の現価や終価という「数学的概念」がなかった(あるいはめんどくさかった)らしい。ところが、これが多用されたため、今は塞がれてしまった。

そんなわけで、この商品に対する私の評価は、昔でも「相続税対策以外にはオススメしない」「相続税がかかるご老人以外にメリットなし。中年以下に勧めるのは頭がおかしいかノルマだから仕方ないかのいずれか」と酷評していたのだが、もはや「相続税対策商品としても役割を終え」、ただ取扱金融機関と保険会社に手数料を貢ぐだけの商品に堕ちてしまっている。
 個人年金保険は販売時に保険関係費用やらで、取扱社と保険会社双方にかなり高い手数料が落ちるのである。


もう一つ挙げた、非上場インデックスファンドの何が悪いのかというと、ETF(上場投資信託)があるから。
 インデックス・ファンドは日経平均やTOPIXに連動することを目指しているので、どの商品もおおむねインデックスと同じような値動きをする。
 つまり参照インデックスが同じならリスクもリターンもどの商品でもほぼ同じ。
となると上場していて相対的に手数料の安いETFが手数料が安い分有利なことが多い。

ここで重要なのはETFは上場しているので扱っているのは証券会社ということ。銀行の窓口で相談したら最初からアウトということである。
 もし、銀行の窓口で非上場の旧来型インデックス・ファンドについて説明されたとき、「本当は証券会社のETFが良いんですけどね」と教えてくれる銀行員に当たったのならラッキーである。ぜひ名刺をもらうか名前をメモるかして、その人を指名するようにしよう。

ただ、証券会社でETFをやると、相場の説明とかの各種アドバイスは受けにくい面もあるので、こまめに窓口で相談に乗って貰いたいような人は、コストをかけてでも旧来型の普通のインデックスファンドを買っても良いかもしれないが、私はあんまりオススメはしない。
前の記事でBRICSの地政学的考察をしてみて、マジメに気づいた。

……ひょっとして、アメリカってマハン戦略を放棄したかもしれない。。。

アメリカの遂行した戦争を理解するのにはアルフレット・セイヤー・マハンの「海上権力史論」を念頭に置くと理解の一助になることが多い。

しかし、最近の傾向を見るに、マハン、イギリスのマッキンダー、アメリカのスパイクマン、、と流れてきた、
シーパワー、ランドパワー、リムランド、、、という概念から解き放たれたフェーズに移行しているような気がしてならない。

というのも理由がある、基本的にシーパワーとは船舶を使った海上貿易が巨万の富を生み、国家のパワー(最終的には経済力に行き着く)に直結するという前提のお話だからだ。
 欧州の交通整備、とくにシベリア鉄道の開通によってはじめて大規模な陸上輸送能力を獲得したロシアの成立で、ランドパワーという概念が産まれたこともそれを裏付けるように思う。
(もちろん「全ての道はローマに通ず」とか、ドイツのアウトバーン整備とか、そういうのも踏まえてはいるが)
 エアパワーという概念が産まれてはいても定着してはいないのはやはり空輸できるものには制限が大きいことがあるだろう。ランドパワーと鉄道が切っても切れないのも、輸送力の桁が違うことが大きい。コンテナ列車がトラックより輸送力が大きいのはわかるだろうし、兵員輸送力だって通勤の満員電車がバスになったとしたら大渋滞が起きるだろう殊は想像に難くない。
(それでもやはりどうしても鉄道輸送力は船舶に劣る。なにより鉄道は大洋は渡れない。)

ところが、これはあくまで製造業とかモノを売り買いするときのお話。極端なことを言えば「ウィンドゥズを売るのに輸送手段はいらない」。「金融資本主義」もしかり、マネーという情報には通信衛星さえあればいい。

とすれば? アメリカがこの段階に踏み込んでいるなら、もはや海上輸送路の確保は必須命題ではなくなる。
 「iPhoneは中国で作ってるじゃないか?」という反論もあるかもしれない。しかし、そう、iPhoneを作っているのは中国なのだ。iPhoneを輸出する海上輸送路の安全は、まさに中国人民解放軍海軍が保障してくれるのである。

そう考えるなら、世界7つの海を「常に支配する」軍事力はいらない。適切なときに、適切に制海権を確保し輸送路を通すだけの縮小された軍事力で事足りる。
 世界の各戦域に7個も(正確には電子戦艦隊を除く6つだが)艦隊を貼り付ける必要はない。

これはかなり軍備を削減できる。軍事費の負担を逃れて日米安保にフリーライドできた日本がどれだけ経済的に潤ったかを考えればわかるだろう。財政赤字に苦しむアメリカ政府にとってかなり甘い誘惑なのではないだろうか。
 ……そんなことをしたらオープンカーを狙撃されるというかもしれない。確かにおおっぴらにやったら不味いだろう。でも、アメリカ本土から遠く離れたところで「調律された紛争」を維持するという飴でもって軍産複合体と話が付けられれば?あり得ないとは言い切れないような気がする。

 アメリカにとって海上輸送路はもはや必須ではないものかもしれない。しかし、それを切に欲している2か国がある。中国とロシアだ。
 特に「世界の工場」としてまさにモノを売って経済を回している中国にとっては生命線である。
自らにとって不要になった中古本を中国はプレミアまでも払って買ってくれるのである。
しかも、ほどほどの打撃艦隊を維持はしているからいざとなれば中国海軍を殲滅してしまえば良いだけのことである。
高価買い取りでいつでも買い戻せるとなれば不用不急のものなら売ってしまってもかまわないだろう。

このアメリカの判断は日本にとっては最悪だ。アメリカの後ろ盾を失ったら、中国の日本侵略の勝率は格段に跳ね上がる。
 なにより自衛隊の交戦規定の欠陥は致命的だ。相手が旧式ミサイル艦だろうと飽和攻撃を喰らったら最新鋭のイージス艦だろうが持たない。現代の戦闘艦の装甲なんてブリキと大差ないのだ。現代戦は初撃をどれだけ早く叩き込めるかにかかっているのに、相手が撃ってからなんて、どうぞ撃沈して下さいといってるようなものである。
 それ以外にも課題は多い。たとえば難民を装った便衣兵を送り込んでくる場合、難民ボート(を装った強襲揚陸艦)を攻撃できるのか?かなり難しいだろう。いざというときに躊躇わずに相手を攻撃してくれる米軍がいるから、自衛隊なんて言ってられるのだ(侵略をせずという趣旨には賛同するが)。

前の記事で書いたように、中国が軍事的冒険に駆られやすいのは、一つには政治的にも地理的にも台湾だが、その場合中国本土の被害もバカにならない。
 一方で南沙諸島でフィリピンを相手にする場合は戦域がフィリピン近海になり、フィリピン本土に野心を向けなければアメリカに黙認される可能性もあり、中国にとってはハードルが低い、と書いたが、日本がフィリピンの二の舞にならないとはいえない。

極東海域における、中国の海上輸送路の確保について、こう考えればアメリカはそんなに損はしないように思う。
 中国-アメリカ間の海上輸送路の安全は中国海軍が保障してくれる。モノを売って生計を立てている中国が自ら海上輸送路を閉じるのは自殺行為だからだ。
 中国が海上輸送路を閉ざすとアメリカを脅迫してきたなら、迅速に日本からハワイまで撤退させた艦隊を再展開して中国海軍を殲滅する。陸上兵力としては中国の人口と国土は脅威だが、海上戦力の生産力は人口には比例しない。「月刊空母再び」だ。

アメリカ海軍は軍管区制に近くなってしまった現在の艦隊展開を、太平洋・大西洋の2個艦隊制に回帰させるかもしれない。
そういえばBRICSが囁かれて既に10年ぐらいが経ちますね。
高度成長が30年続くのかなり稀なので、あと20年……10年もつのかなぁ?という感はあります。
VISTAは割と最近な印象がありますが、それでも5年ぐらいは経ってるかな?

私はブラジル・アルゼンチンとインド。条件付きでベトナムと南アにインドネシア。

欠点を挙げていきますね。

中国:社会主義市場経済というウルトラCがいつまで続くか疑問。
中華帝国思想を基軸として、中国が海上輸送路を確保しようとすれば、紛争は必至。
 東シナ海では沖縄列島-台湾に妨害をされ、南シナ海では台湾-フィリピン-マレーシアに阻まれる。バングラデシュ回廊をぶち抜くためにチベットの中国化に必死。アフガン回廊が泥沼なのはかつてソ連がいま米軍が示してるから非現実的。

というわけで、沖縄を日本(アメリカ)から離反させようとし、フィリピンと緊張状態にあり、台湾はあくまで中国領土、と。

一番火を噴きそうなのが台湾ですかね。ここを押さえれば東・南両方の抑圧が緩み太平洋にでられますし。ただ、福建省に被害が出るでしょうからそれをどう評価するかでしょう。アメリカの介入というのも重要なファクターです。

なにげに南沙諸島がらみでベトナムやフィリピンと火を噴く可能性もあります。フィリピンには自力で勝りますし、本島が失陥でもしなければアメリカの介入も強くないと見込まれるので軍事的冒険に出やすいかもしれません。戦火が本土に及びにくいのもあります。

チベットの中国化が完了すると次はブータン、バングラデシュの番ですね。ここを抜けばベンガル湾に出られて、宿敵インドも脅かせます。逆にインドとアメリカの介入が予測されます。ミャンマーと友好関係を結ぶという選択肢もあり得るでしょうが。。。

ロシア:ソヴィエト・帝政ロシアへ回帰中。地政学的には「世界島」のハートランド。
しかし海上路がことごとく塞がれており大洋に面した不凍港の確保が至上命題。現在「強いロシア」として力を蓄えつつあるが逆に膨張政策に出たときに周辺との摩擦が懸念材料。
 中国にも言えるが「農奴国家」として政治体制が専制的にならざるを得ないため英米的価値観が裏切られやすいのが政治的投資リスク。


なお、私は個人的には米ロ二極ではなく米欧露中の四極になると考えます。
 アメリカがかつてほど絶対的なパワー(経済的にも軍事的にも)を持つ時代ではなく、ヨーロッパではEUと緩やかに連合しつつロシアと緩く対峙、アメリカとしてはロシアが海に出なければ良いのでポーランドまでは交渉レベルで見捨てられる可能性があります。軍事力を行使しても断固として行動するのはドイツからでしょうね。
 極東では対米では中ロが結び、対ロでは米中が結び、中ロがそれなりに対立する、複雑な図式になりそうです。冷戦後期そのままですが。

 ただ、アメリカが日本-沖縄-台湾-フィリピンを結ぶリムランドを放棄する可能性もあります。リムランドの防波堤を維持できなくなっても太平洋でのアメリカのプレゼンスを侵すまでにはまだ余裕があるとも言えます。交渉次第だとは思いますが。一概に冷戦復活なら日本は安泰などと思わない方が良いと思います。

 また、中ロの摩擦が深刻な場合、中国がシベリアに緩衝国家を唆す可能性もあります。これはロシアに相当痛手。資源地帯を持って行かれますし、ウラジオストクを失う。ロシアとしては許容できないでしょうが、ガチンコするとやや中国に分がありそうです。ロシアは中核国土はヨーロッパ寄りなので。


インド:上記中国の動向が気がかり。バングラ・ミャンマー回廊が形成されると風雲急。また国内の宗教対立も留意事項。

ブラジル:アメリカが「裏庭」の南米にどこまで独自の方針を持った国家を容認するかがキー。
国内に深刻な民俗・宗教問題を抱えていないのが強み。
 若干のマイナス面はポルトガル語圏であること。ヒスパニッシュはアメリカ国内で勢力を伸ばしているが、それにフリーライドできない。

トルコ:地理的に重要というのは外部勢力の介入を招きやすいということでもあるのが深刻。まして、内部にクルド人問題を抱えているだけになおさら。
 ロシア黒海艦隊はボスポラス海峡が邪魔だし、EUアメリカ連合的にはロシアの地中海進出は歓迎できない。
 一方で穏健とはいえイスラム国であるので、EUが非ヨーロッパ的なものを飲み込めるかの試金石であるともいえる。

アルゼンチン:ブラジル同様アメリカがどれだけ「裏庭」の独自性を認めるかがカギ。

ベトナム:経済的には優等生。割と上手く民族社会主義・開発独裁・市場開放に移行できている。ネックは中国の動向。まぁでも経済的には投資妙味がある感触はあります。

南ア:人種融和とはいかなくても共存と、黒色人種の地位向上・労働意欲の促進がめざましい。未だ対立も残り、テロもあるものの、外部の介入勢力がないのが強み(というかかつてはアフリカ最大の介入国)。やや欧州よりの等距離外交ができる。

 でも高金利に釣られてFXやるのはやめた方が良いと思う。取引量の少ない通貨なのでクラッシュしやすい。売買は売り手と買い手がいて初めて成り立つので、買い手が引っ込んだら値付けすらできずに底なしと言うことを認識すべき。
 この感覚は日本では実感しにくいと思うけど、買い手がいないときの売り手ほど悲惨なものもそうはない。リーマンショックを思い出せ。

インドネシア:多民族・多宗教のため、国家として統一のとれた発展が指向しにくく、比較的小単位の行政区画ごとの発展の集合と捉えた方が理解しやすい。
 全体としては穏健なイスラム教といえるが、個別判断が求められるだろう。投資や進出にも個々に是々非々を判断すべき。
 国としての通貨ルピアへの投資にはかなり勇気がいる。
仮に「プロですら予測がばらばらなので予測不可能ですし、そんなことをするのは無意味だと思います。常にマーケットをみて情報アンテナを張って臨機応変に対処するしかないでしょう。」と答えたとします。

一見、正論のように思えます。と言うか正論です。ぶっちゃけそうなんですが、、、

こういう質問は経済学的に正しい答えを求められているわけでは無いと思います。

予測不可能なのは確かですが、だからといって「必要ない」というのは面接では悪手に感じます。

為替の将来予測が難しいのは面接官もわかってます。この場合、「未知の予測不可能性に対処する姿勢・能力」を観る質問と解すると、「わからないので、高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変に(フォーク准将ktkr)」というのは「あぁ、行動を起こさない人なんだな」と減点対象になる危険があります。

この場合、答えは円高、円安、同水準、いずれの答えでも、責任を持って答えを出すだけで加点されると思います。(同水準とか面接官の虚を突けて面白いかもしれませんがハイリスクは覚悟して下さい。リターンはミドルかローだと思いますが。面接は減点法と思った方が良いので)

根拠として震災に伴う資金の流れの変化でも人口動態でも中銀の金融政策見通しでもなんでもいいから、きちんとロジックを組み上げて説明できればデキル奴、それに驕らず予測と異なったときに軌道修正できる潔さ(ex震災前は〇〇思っていたが現実は××だったので※※と思う)を示せればパーフェクトでしょう。

えてして面接の質問は答えそのものよりも、「どういう姿勢でどう対処するのか」をみるものが多いです。学生さんは生真面目に問題に答えを出そうとしてドツボにはまるケースが多いように思います。
圧迫面接(普通の面接でも圧迫と感じる学生さんが多いですが本当の圧迫は最近は流行らないですよ。学生さんが脆すぎるケースが散見されます)や「自分を動物にたとえると」系の質問がわかりやすく対処をみる質問ですが、この為替みたいに「学問的質問の”ふり”をしている」質問も多いです。

だって、お客様におんなじ事きかれて、上の正論を主張しても、お客様的には「じゃあどうしろって言うんだよ」ものでしょう?
証券業界(セルサイド/sell_side)でそんなこと言ったら張っ倒されますよ。マジで。
普通の企業だって新規事業に乗り出すときは暗中模索、予測なんて立てられませんから、こんな質問が有益なわけです。あくまで姿勢を観るためにね。
だって、「そんな予測が出来るなら、何であなた自分で起業しないの?」ってモンじゃないですか。

テンポスバスターズという中古什器を活用した飲食店開業支援ベンチャー会社の
テンポス精神17か条の最後「頭が良いが、行動しない人へ」が示唆的です。
「人件費を下げて、サービスを良くするなんて、世界を相手にしている輸出企業に 比べれば、楽ちん・楽ちん」この境地に至るまでは大変だと思いますが。。。私も頑張ろう。
独立記事にしても良いように思ったので切り出しました。
内定から入社までの間に、同期に差を付けたい人向けの「経済ニュース学習法」

そう、それで、肝心の経済読解力を付ける方法なんですが、私はこれには地道な努力しかないと思うとお答えしますねー。こんな事言うとダメじゃんと言われるかもですが。

 私は日経の朝刊を毎日隅から隅まで読むのをまず3ヶ月続けてみるのをオススメします。毎日、毎日、ただひたすら。

 たぶん最初はちんぷんかんぷんだと思います。略称とかも多いですしね。でも取り敢えず、流しでも良いから頭に入れる。
 朝の通学の時に読むのが一番いいと思います。日経読んでる俺スゲェェェ!とか思いながらw
 実際、朝にスポーツ新聞読んでるサラリーマンは多いです。それはそれで意味があるとも言えますが。。。とりあえず彼ら相手に優越感に浸ったりしてでもモチベーションを維持するのが大事です。
 で、わからない記事、面白い記事はチェックしておいて、学校に着いたらチェックのある紙面をビリーッと破いてとっておく。で、まぁ帰りでもいいですが、週末とかに纏めてチェック記事を眺めて、潔く捨てる。捨てるのかよwと突っ込まれそうですが、どうせ読み返せる量じゃなくなります。
 それでも一度取っておくのは、初読の時に注意して読み、破くときに読み返し、しばらく時間をおいて更に読み返す事で記憶の定着を図るためです。

このサイクルを続けるとかなり知識が増えます。それこそ勝手に。
 3回読めば人間かなり覚えるものです。
やや怪しい人は4回にしても良いですが、あくまで継続できる範囲で。
 続かなければ意味ないです。1日サボったらそれは基本無視。よっぽど気になる連載記事などだけフォロー。とにかく続ける事。

 まぁ、若干の付け足しをすると、1面とかは最初は流しで良いかな?
 紙面の右上とか左上に囲まれてる特集記事とか解説記事とかコラムは精読がオススメです。
「解説」記事ですからわかりやすく書いてある事が多いです(同時に社の主張も入ってきがちですが)。
 用語解説は最初の頃は重宝するはずです。必ず読みましょう。

 ちょっと上級編ですがマーケット面には(株式的に)ホットな会社が取り上げられるのでどんな会社か調べてみると面白くなりますよ。
 例えばライブドアとして名を馳せる前のオン・ザ・エッジ時代からエッジを経てライブドアを吸収し、恣意的な株式分割で時価総額を巨大にしていく様を見れたりします。

(とても手前味噌ですが、エッジの頃からライブドアはヤバいと公言していたどちらかというと数少ないFPであるのが私の誇りです。フジ・サンケイを攻めるのにニッポン放送を使ったのはむしろ当然とすら思いますが、その前に株価操縦(と敢えて言います)で投資家を裏切っていた段階でライブドアは評価できなかった。恐らく相当な闇の資金も入っていたと思っています)
 ちなみに後ろの方では「経済学教室」と小論文も掲載されているので、経済学のお勉強がしたければできます。

ちなみに、私は今は日経は読んでいないのですが、大学3年に入ってから読み始めて、夏頃にはいっぱしに読みこなしていたので、3ヶ月ぐらい辛抱すればそれなりに読めると思います。
 私は割と速読なのですが(ラノベ1冊1時間ぐらい)最初の頃は通読に2時間ぐらいかかっていましたし、最初は亀の歩みだと思いますが努力は身になります。
 逆に、1時間かからない人はスカスカに読み過ぎている心配をした方が良いかも。
ペタをたどった先の方が書かれていたので、刺激を受けて私も書いてみます。

えーと、ぶっちゃけスクールに通ってもいなければ専門書も読んでません(爆

でも、デパ地下の試飲とかで相当数飲んでいると思います。まぁせいぜいボトル5千円クラス、普通は2千円級でたまに3千円クラスというぐらいですが。プラカップだしね。

後は漫画ソムリエールとかですかね。

これの巻末に掲載されている堀健一氏のコラムは熟読してます。
たとえばこんなの
WANDS online
ワイン数値評価の功罪

ちなみに私は果物が好きですが、完熟したものよりもやや未熟果の方が美味しいと思います。
 メロンも堅い方が好みですし、バナナも正直シュガースポットが出ているとうげって思います。酸味と甘みのバランスがやや酸味が強めで甘さ控えめなのが好みです。さすがに元からかなり酸っぱいソルダムとかは果肉が赤くなるまで待ちますが、それでも柔らかくなる前の堅さが残っている段階で食べてしまいます。

なので、私の好みのワインはもっぱらドイツ系品種の白になってきます。
 必然的に、ワインの評価もその酸の特性に重点が置かれて評価されます。
 例えば、フランスの一般的なシャルドネとドイツのリースリングは明らかに酸味の風味が違う。
 フランスのシャルドネは(古き良き時代の、またはそれを堅持している一部のシャブリを除き)リンゴ酸が乳酸菌によるマロラクティック発酵を経て乳酸に減酸される。あるいは南仏などは元から気候が温暖でリンゴ酸より酒石酸が主体であったりすることも多い。
辻調理学校のコラム

 個人的な意見だが、日本人にとってはこの3つの酸のうち、乳酸は馴染みにくいような気がしてならない。日本人が日常的に食するもので乳酸が多いもの、、、ヨーグルト(500gちゃんと菌が生きてるやつ。カップのはヨーグルトをゼラチンで固めただけ大抵菌は死んでる)、昔ながらのぬか漬け(最近の特にスーパーで売っている類は殆ど乳酸菌を使わずに調味液に浸けただけ)、賞味期限ギリギリの韓国産キムチ(やはり日本産キムチは白菜の浅漬けに唐辛子と海鮮系アミノ酸をぶち込んだだけ)、鮒鮨など押し鮨系の発酵食品の一部、ぐらいではないか。日本酒もいちおう乳酸も入ってるけど、酸っぱい日本酒って普通はないから除外。

 上記で、全部好物というのは日本人味覚的には少ないような気がする。500gヨーグルトを砂糖なしジャムもなしプレーンのままって結構キツイものがあるし、韓国キムチはそこそこ見かけるからヘビーユーザーは好きなんだろうが、国産キムチの殆どがただの唐辛子漬けなのはやはり日本人には受け容れづらいからのように思う。

 話を戻すが、そんな、日本人には飲み慣れないと美味しく感じるのが困難なような乳酸に比べて、リンゴ酸主体のドイツ系白はほのかに甘みがあることも加わり、なんというか、果物らしいように思う。
 正直、ワインを飲み慣れていない人に、いきなりフランス白を飲ませても反応は芳しくない気がする。安っぽすぎても駄目だし、かといって高級白なら良いかというと、それはそれで味わいが複雑すぎて舌がこなれていないとイマイチ良さがわからなかったりする。

 私の正直な感想を言うと、4千円のシャンパンより、1,500円のモスカート・ダスティの方が好みだ。もちろんジャックセロスやエグリヴーリエなども好きですよ?ただ気軽に買えるお値段じゃないのでねぇ。それに、私からするとシャンパーニュはややヘヴィ過ぎて一人でボトル1本はキツイ。乾杯のグラス1杯なら良いですが、飲み疲れることが多いです。
 なので、ワイン飲み慣れていない人には、イタリアのモスカート・ダ・アスティとかドイツのピスポーター・ゴルトトレプフェンとかが良いんじゃ無いかなぁと思うんですよ。あと国産のデラウェアとかナイアガラとか。逆に甲州は初心者にはあまりオススメできない気がします。

そんなわけで、私がワインをコメントするときはまず酸の種類と量をみます。これでブドウ品種と産地のだいたいの特徴を把握できるとすら言えるかもしれません。まぁ例外は多いので絶対ではないのですが。
 次にタンニンですかね、タンニン量よりもどの程度なめらかかという当たりをみます。やはり造りが丁寧だとどんどん滑らかになる傾向はある気がしますね。プティ・ムートンとか本当にエレガントなワインとはこういうものかと開眼しました。まぁ自分で買って飲もうとは思わないわけですが。
 それから、オークでしょうか。樽香はチェックしますが、最近はチップを使って着香もできるのでなんかなぁと思うものもありますね。たまにオークの樹液を飲んでいるように感じるものもあります。まぁそれはそれで個性と言えなくもないので1千円ぐらいなら話のネタに買ったりしますが。
 後は味わいを普通にみます。個人的には赤ならウイキョウや八角などの風味が好みかなぁ。全体として個性があるのを好みはしますね。地葡萄を飲む時はいつもワクワクします。

この、酸度に注目するアプローチは意外と有効なのでは?と思っています。
少し古い記事なのだが日経コンピュータ(コンピュータと言いつつPCでは断じてなくばりばりシステム屋さん向け業界誌)の3.31号の特集でみんなの就職活動日記(楽天運営)の学生1,800人を対象にしたアンケート結果が報告されていた。
 社会人からみても興味深いのだが、これを見て社会人がどう思うかを学生が知ることにはより意義があるように思うので、つらつらと書いてみる。

なお、私はかつて金融系システムのユーザーサイドで新システム導入に若干関わったぐらいでシステム屋さんではないので、ばりばりのシステム屋さんは異なる見解があるかもしれないことを註記しておく。

まず総合ランキング、正直あまり関心がない。上位3社が、NTTデータ(SIer:システムインテグレータ)、富士通(メーカー)、楽天(ネット企業)と分野別にばらけたのが面白いぐらいで、異なる分野で単純比較なんでできなくて当たり前。
 懐石料理とフランス料理のどちらが美味しいかなんて比べるのがナンセンスだからだ。


企業分類別ランキングなら多少は思うことがある。

 金融系SIerでトップは東京海上日動システムズ。割と納得。グループ会社との協働での401k年金事務のシステム開発成功事例などで日経コンピュータでも特集されていた。ステークホルダー(利害関係者)を巻き込んだシステム開発事例の好例で、これに携われたSEは相当実力を付けただろうと想像する。損保系システム会社であることも、以前にアクチュアリーの記事で触れたSIerからアクチュアリーという裏技が使えるという意味でオイシイと思う。
 2位は前年4位から浮上した三菱UFJインフォメーションテクノロジーだが、特に思うところはない。個人的には銀行系SEってあまり良いイメージがないので疑問符な気はする。
 3位はニッセイ情報テクノロジー。前年2位からの下落。私はこっちの方が良いような気がする。生保系だからアクチュアリーが絡むし、ここは数理計算システムの外販にも積極的なようだ。銀行系SEよりよっぽど経験が積めるような気がする。

 金融系についてコメントすると、金融系の中で銀行系を別扱いした方が良いような気がしている。
 生損保系に比べて、銀行系は毎日の資金の出入りが激しいので、システムには常に高い負荷がかかっており、しかも、そのシステムは処理落ちもエラーも許されない。
 常に完璧で当たり前の世界で必然的に評価は減点方式になる。
 システムが止まったら社会から袋叩きだ。決済機能の確保は銀行の使命だから当然なのだが、自分が責任を負いたいとは思わないなぁ。
 エラーが起きないシステムを頑張って考えても、それが当然で別に評価されないというのは精神的にかなりクるものがある。

 製造ユーザー系SIerトップが新日鉄ソリューションズ。これは納得。日経のマーケット面なんかでもたまに見かける名前だ。商社系SIerトップの伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)も同様。
 というか、普通に日経新聞本紙を見ている限りではこの2社以外見かけることが少ない。まぁ単体上場しているかどうかということもあるかとは思うが。

 総研系トップは不動の野村総研。アクセンチュアが3位から2位浮上で、みずほ情報総研が2位から3位に下降というのがむしろ謎。いや、今年の方が妥当という意味で。みずほ情報総研はほぼSIerで、総研部門はみずほ総研が担っているので、キャリアの幅が狭いと思う。


個人的に興味深かったのは志望理由別ランキング。

「経営者・ビジョンに共感」部門で住商情報システムが45.5%。記事を読んで驚いた。

 2次選考対象者500名について、一人あたり1時間30分もの時間を割いてじっくり面接するという。

 どんだけ採用を重視してるんだよ!この会社! 面接官一人一日で4人程度。100人日だから10人の採用チームだと2週間(10日)缶詰だ。そりゃ、それだけ力入れて採用したら簡単に解雇できないわ。「雇用を守る」部門でも18.2%でトップなのもうなずける。

 一方、私が個人的に社長が魅力的だと思うのがディー・エヌ・エーの南場前創業社長。ランキングは4位だが社会人的にはもっと評価されても良かったように思う。
 社会人としていろんなところで南場前社長のインタビュー記事とかみてきたけれど、本当に彼女はいいたいことを言うし、ずばっと物事を捉える。独特のオーラがあって、とてもチャーミング。今年49歳のおばちゃん(失礼)なのに。

DeNA南場前社長独白「世界をともに目指せず悔しい」

ちょうど退任後インタビューの記事がありました。


そんな感じで、社会人はミテマスヨーと。参考になったでしょうか?

まとめると、
1.金融系SEはともかく、銀行系SEは相当覚悟が必要。福利厚生とか安定しているとかで選ぶのはやめといた方が良い。相当神経が削られる。その代わり、高負荷のシステムの安定稼働には一家言持てる。
2.住商情報システムすげー!

あと、こんなの読んでおくとイメージがつかみやすいと思います。
業務とシステムを学ぶ
日経ITPro-情報システム-業務アプリ-業務とシステムを学ぶ
の下の方、金融編、製造業編、流通業編があります。
ぶっちゃけ、これを読めば業界研究本はいらないほどの充実の内容。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/lecture/20070227/263374/
上記は金融編。
目次だけコピペしてみると
Part1 証券会社編1--注文から約定,決済など,証券業務の基本的な流れを知る 
Part2 証券会社編2--株式売買に伴うシステムの処理を理解する 
Part3 証券会社編3--ホールセール業務の流れをゼロから学ぶ 
Part4 証券会社編4--ホールセールを一貫処理する「STP」システムを理解する 
Part5 クレジットカード会社編1--年間30兆円を超すカード取引,その背後にある仕組みを理解する 
Part6 クレジットカード会社編2--「審査」はカード事業の生命線,不正排除のIT化に知恵を結集 
Part7 クレジットカード会社編3--企業提携で効率的に会員獲得,利用促進のカギはDBMシステム 
Part8 クレジットカード会社編4--IC化による新サービスが続々,カードビジネスの将来を探る 
Part9 生保編1--理解しておくべき保険の種類と契約業務 
Part10 生保編2--契約業務の効率化に不可欠な基幹系システムの仕組みを知る 
Part11 生保編3--顧客情報の有効活用を模索,情報系システムを理解する 
Part12 損保編1--損害保険の業務の基本を知る,多様な商品と契約手続きに特徴 
Part13 損保編2--契約から保険金支払いまで,システムの中核は保険契約管理 
Part14 損保編3--「自賠責」は固有システムで運用,加速する代理店支援の取り組み 
Part15 銀行編1 銀行の基本的な役割と銀行情報システムの発展経緯 
Part16 銀行編2 伝票処理をソフトで忠実にオンライン化,決済は銀行業界全体で対応 
Part17 銀行編(3) 銀行経営を大きく変えた「BIS規制」,決済システムはより安全に進化 
Part18 銀行編(4) 銀行サービスを高度化する「電子記録債権システム」,銀行情報システムの機能拡張はSOAベースに

あー、これだけ書くのも1時間かかってしまった。