「痛み」は、
身体の組織系に関する関節痛、筋肉痛、
神経系に関係する神経痛、
精神的、心理的な要因による心因性疼痛
と大きく3つに分類できると言います。


アーサナを練習する時の「痛み」には

自分の習慣が作った慢性的な身体の「痛み」
それをかばう中で生まれた連鎖的な身体の「痛み」
充実したアーサナの練習が教える筋肉の「痛み」

のほか
 
何か出来事に触れ感じる心の「痛み」
瞑想で蘇る心の「痛み」

などがあります。

ちなみに、心因的な「痛み」は、
蓄積された心の問題 (不安、怒り、悲しみなど) が限界を超えた時、
脳が勝手に身体的な痛み (例:腰痛など) を起こして、
根本にある心の問題から意識を背けることがあるそうです。

発症する原因はいろいろあり、人と共有するのが難しく、
その痛みへの向き合い方も人それぞれ。
「痛み」は、個人的なもので
他人と共有することが難しいなと思います。

この「痛み」をどのように扱うのかは
その心身の主である『自分自身』にしかできません。

私たちが実践するアーサナの練習は、

自分に対してスペシャリストになるために修習と離欲を繰り返します。

 

自分自身のことを一番よく知っているのが《自分》なら、

もし困難に出会っても、向き合うことができ

問題を解決する方法が自分でわかるようになり、

正しく、人の助けを借りることも出来るようになれば
解決するまでの時間も早くなるでしょう。




最後に「痛み」の中でも、
急性期の痛みは、必ず専門医にかかるようにしてください。

Simplog

MICHIYO's YOGA

USA YOGA ALLIANCE