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行ってみたい食べ放題 ブログネタ:行ってみたい食べ放題 参加中


「いよいよファーストフードでも食べ放題が始まったな」

「あらそう。それがどうかしたのかしら」

「いや、フライドポテトも食べ放題になるんだぞ」

「あらそう。良かったわね」

「……何だか他人事だな……興味ないのか?」

「ええ、そうね。毎日家で食べ放題をしているからお店に行く必要なんて無いもの」

「な、なるほど、自分の限界よりもたくさん揚げれば食べ放題みたいなものか……でもチキンやハンバーガーも食べ放題になるのはやっぱりスゴイと思うぞ。まぁハンバーガーはまだ実施されないカンジだけど」

「あらそう。チキンやハンバーガーを食べてお腹がいっぱいになってしまったら、大量に揚げたフライドポテトはどうしたら良いのかしらね。全員真っ直ぐに刺すような視線を向けてくるに違いないわ。視線から逃げるように全てのフライドポテトをへし折って安心していたら、何とフライドポテト達がいつの間にか倍に増えているのよ。そのたくましい精神力を目の当たりにしたショックで気絶してしまうかもしれないわね。責任を取ってちょうだい」

「何を言ってるのか理解出来ないぞ!もしかしてお前はフライドポテトから睨まれるのが嫌で食べてるのか?」

「まぁ、そんなはずがないじゃないの。私が睨むと睨み返してくるけれど、勝負をつけるから表へ出ろと宣言するとすぐに横になって視線を逸らしてしまうわ。そんなフライドポテトと一緒にしないでちょうだい」

「……よく分からないけど、まぁ確かにお皿に出したら皆横になっちゃうかもしれないな……」

「何をごにょごにょ好きな女の子の趣味が【お人形さん遊び】というのを聞いて微笑ましく感じていると、何と実際に見て欲しいと言われたので家に行ってみたところ、部屋の中には荒涼とした大地やジャングルなどの本格的なジオラマに軍人のフィギュアを配置したセットが組んであって、一心不乱に発狂しながら戦わせる姿を見せ付けられてしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。とにかく食べ放題に挑戦したいなら挑戦すれば良いじゃないの。いくらでも付き合うわよ」

「そっか。まぁ一人で挑戦するのも何だか恥ずかしいしな。でも僕じゃどう考えても元が取れないだろうし、もうちょっと内容が変わらないと挑戦出来ないな」

「AKASAKAを逆から読むとAKASAKAになると言うけれど、という事はもう日本語でもそうなるように赤赤と改名してしまえば良いんじゃないかしらね。でも漢字は大丈夫でもひらがなにすると該当しないなどと言われてしまうでしょうから、赤赤と書いて【あかかあ】と読ませれば良いのよ。それなら英語でも漢字でもひらがなでも……って、今度はAKAKAAになって英語では該当しなくなってしまうじゃないの。残念ながらもう【亜】という一文字になってもらうしかないわね。英語でも漢字でもひらがなでも、更に漢字の見た目でも該当する事になるわ」

「ちょ、ちょっと、おい。大丈夫か?いきなり何を言ってるんだ?」

「一体どこからが有名人なのかという基準を設けるならば、やはり国民の何%が知っているか、というのが手っ取り早いかしらね。せめて半分はクリアして欲しいところだけれど、でもCDが100万枚売れる事でさえほとんどない事を考えると1%以下の人しか買わなくても一番人気の有名人という事になってしまうわ。もちろん売り上げ数と認知度は異なるけれど、そうなると……」

「ちょ、ちょっと待ってくれ!一体何を話してるんだ!」

「うるさいわね。今の時点で存在している食べ放題では元が取れないから、内容が変わって欲しいなどと言い出したのはあなたじゃないの。だから二人に関する話ではなくて、二人に関係ない小話をしてみたのよ」

「いや、食べ放題の話をしてるのに全く違う話題になっちゃってたじゃないか。何だかよく分からないぞ」

「あなたが私にとってどれくらい魅力的か、という話をしようかしらね」

「えっ!?そ、それは興味深いな。是非聞きたいぞ」

「……ちょっと、先程は内容が変わらないと無理などと言っていたクセに、試しに私達に関する話をしてみたら食べる気に満ち溢れているじゃないの。結局どういう話を食べ放題したいのかしら?」

「いや、話題の食べ放題って突然言われても……まぁお前が何をしようとしてたのかようやく理解出来たから良かったけど……って、じゃぁさっきの話の続きを僕が希望したら食べ放題させてくれるのか?」

「ええ、そうね。あなたは私にとってフライドポテトを食べ放題で180本食べたくらい魅力的かしら」

「……それって良いのか悪いのか全然分からないぞ……」

「あら、有名なお店のLサイズで約110本前後入っているわ。私の場合は1個で充分だけれど、1個半も食べれば確実にお腹がいっぱいになるわね」

「そ、そっか。それよりも魅力的って事は、お前の限界や常識や経験を超えるくらい魅力があるって言ってくれてるわけだな」

「ギトギトにしつこいところとか、しょっぱいところとか、人間とは思えないものね」

「酷い言われようだな……でもフライドポテトのそういうところが好物なクセに……全く素直じゃないんだから」


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