ブログネタ：ソフトクリームはバニラ、チョコ、ミックスどれが好き？
参加中「ソフトクリームって色んな味があるな」
「あらそう。フライドポテトだって色んな味があるわよ」
「いや、ソフトクリームの話を……」
「あらそう。フライドポテトの話でも構わないんじゃないかしら」
「うーん、じゃぁそれでも良いか……」
「ちょっと、何か話したい事があったんじゃないのかしら？そんな簡単に話題が溶け出してしまうとソフトクリームだっていつまでも甘い顔をしていないと思うわ。今後あなたが食べるソフトクリームが全て手違いで砂糖抜きになってしまう可能性もあるんじゃないかしら」
「お前がフライドポテトの話をしたがってたから譲っただけだぞ！それに流石に僕の分だけ砂糖抜きになったりはしないと思うけどな。手違いというか悪意がないと無理だと思うぞ」
「あら、そうかしら。定番の品物がいつも定番でいると思ったら大間違いよ。例えば串に刺さったおでんを購入しようとしたところ、メニューの写真にはいかにも美味しそうな３つのおでんの具が刺さった状態で写っているのよ。何も考えずにそれを注文したところ、全然写真と違うおでんが３つ串に刺さった状態で出てきてしまうわ。ところが彼は何も考えずに注文したように、何も考えずに３つのおでんをとても美味しく食べてしまって、大満足で帰っていくのよ」
「……何なんだその妙な例え話は……定番とか定番じゃないとかの例え話だったんじゃないのか？」
「うるさいわね。例え話と言われれば常に的確な例え話が出てくると思ったら大間違いよ。例えば前回はどうも串の写真の内容と違ったおでんだった事に気付いた彼が今度はちゃんと写真通りのおでんが出てくるか確かめるために注文するのよ。ところが前回食べたのと同じ、写真と全く違う３つのおでんが出てきたものの、前回美味しかった記憶で頭がいっぱいになってしまって他の事は全く気にならなくなってしまったようなものよ」
「うーん、今回のは合ってるような合ってないような……そうじゃなくてとにかく僕はソフトクリームの話をしようと思っただけなんだけどな」
「あらそう。話したい話がいつでもすぐに出来ると思ったら大間違いよ。例えば一度ならず二度までも写真と違うおでんが出てきてしまった彼が、ついに店に真意を確かめるために三度目の来店をするのよ。店側は懲りずに前回までと同じおでんを提供してくるけれど、今度こそ彼は騙されずに、店員を呼び止めて写真と違う事を話すのよ。すると店員は【とにかく冷める前に食べた方が良い】と勧めて、彼も納得して食べ始めたところ、あまりの美味しさに質問なんてどうでもよくなってしまって、むしろ写真と同じものなんて出さなくて良いと思うようになってしまったようなものよ」
「うーん、今度はついに言いたい事と例え話が結構合ってたような気がする……って、そうじゃなくて、色んな味のソフトクリームがあるけど、どれが一番美味しいかな、って話を……」
「しつこいわね。例えで言ったように、いつも注文しないような味のソフトクリームだって食べてみたらとても美味しいかもしれないじゃないの」
「なるほど。って、いつの間にかそういう例え話になってたのか？まぁとにかくまだ知らない味に美味しいのがあるかもしれないな。現時点で僕はバニラが一番好きだけどな」
「引っぱたくわよ」
「何でだよ！バニラが好きな人なんて他にもたくさんいると思うぞ！」
「うるさいわね。どうせ【彼女が真っ黒だからチョコレートが好きと思わせておいて、実はバニラビーンズがチョコレートよりも更に黒いから仕方が無い】と言おうと思ったんでしょう？あなたの事は何でもお見通しよ。黒くて小さいクセに不気味な存在感があるヘビ花火みたいな女で悪かったわね」
「誰もそんな事言ってないぞ！お前みたいな美人が不気味に見えるわけないだろ！」
「……うるさいわね。結局何の話をしたいのかしら？何が何だかさっぱり分からないわ」
「いや、だからソフトクリームの話をしようとしてただけなんだけど……」
「あらそう。だから例えで言ったように、グルグルと遠回りをして話していたのね」
「なんと、いつの間にかそんな例えにもなってたのか……？」
「回りくどい事をせずにとっととクリックすれば良いのよ」
「ツイッター とかいうものを始めてみたわ」
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