昨日。わが家のノンたろうが逝きました。
13年と7カ月。ロシアンミックスのノンちゃんは、誰からもイケメンだと言われた、美猫でした。
この一年ほどは、人間で言うところの認知症様の症状で。歩いているうちに目的を忘れてしまうのか、所在無さげに右往左往したり。食べて五分もしないうちに、食事をした事を忘れてしまい、何度も何度も切ない声で餌をねだり。そうかと思うと、不安そうに私たちにしがみついてきました。今思えば、自分でも自分に不安を感じていたのかも知れません。
今年の夏は、暑さで一気に弱り。脱水症状になって一時は危険な状態でした。意識が弱り、反応も弱り、このまま逝ってしまうかな…とも思っていましたが。奇跡的に持ち直し、ガリガリの身体で夏を乗り越えてくれました。
急に寒くなってから、体温も下がり始めて。家族でも何度か話し合ってきました。病院に行って、医師に…( ̄△ ̄)というノスケの意見や、大嫌いな病院に行くのもストレスだ!( ` 口 ´ )というちび子の意見。結局、自然のままで、看取ってやろうと決めました。
この1週間は、食欲もグッと落ち。眠る時間が増えました。立ち上がるのもよろけるようになり、先週末はノスケが有休を取って帰ってきました。
丸一日、膝にノンちゃんを抱きしめて、ノスケはずーっとアタマを撫でていました。痩せたノンちゃんも、ずーっとずーっとノスケを見つめていました。日曜の朝、いつまでも膝から降りないノンちゃんに、ノスケは言い聞かせていました。
〝今生の別れだ、ノン。〟
ノスケもわかっていたようで。何かあったら知らせてくれと言って、帰っていきました。
一昨日は、みっくが腕に抱いて一晩寝ました。脈も弱く、呼吸も浅く。それでも、撫でてやると微かにノドを鳴らしていました。
昨夜、家族が帰宅すると。ノンたろうは静かに息を引き取っていました。まぶたを撫でてやると、スーッと目を閉じて。静かな寝顔で逝きました。
最後まで一度もシモの世話もさせずに。気丈なおじいちゃん猫でした。
今朝、ノンたろうを送り出してきました。最後に使っていたサラサラのあったかフリースケットに寝かせて、大好きなメロンとまぐろフレーク、トロタタキとかつおぶしを両手で持たせて、斎場にお願いしてきました。
私たちは、最後に、ノンたろうに約束をしました。
気持ちが落ち着いたら、私たちは、またネコを家族に迎えるよ。
ノンちゃんみたいに、帰る場所が無くなったコを、迎えにいって育てるよ。
またいつか会おうね。ありがとう、ノンちゃん。
段ボールに入れられ、市営住宅の共同ゴミ捨て場に捨てられていた猫でした。極度の人間不信で、最初の一年はノスケにしか懐かず。それでも気づけば、家族全員に甘えるようになっていました。
ノンちゃんが夏を乗り越えてくれたのは、おそらく、ちび子のそばにいるためだったのだと思います。家族の誰かがツラいときは、その人のそばにしがみついて離れない猫でしたから。思春期に二次障害から鬱になり、死にたいと泣くノスケを毎日グルーミングして離さなかったノンちゃん。
一般のみなさんから見れば、たかが猫、なんだけど。私たちを何度も何度も助けてくれたのもノンたろうです。
ペットの存在は偉大です。失くして改めて、その存在感と喪失感に気づいています。
出会ってくれてありがとう、ノンたろう。
助けてくれて、ありがとう。
これから先も、私、頑張るよ。
ノンちゃん、ちび子に抱っこされてドヤ顔↓
ノスケに撫でてもらってウットリ↓
ノスケの背中で〝どうだ、高いぞ!〟↓
驚いたノンちゃん↓
他の部屋から私たちを探しにきたノンちゃん↓
猫ってね、こんなに表情が豊かなんですよ♩
心からの感謝と…。
これから先も、ずーっとずーっと愛してるよ、ノンちゃん❤️