引越しから約一ヶ月。ようやく生活が落ち着いてきました。
新しい場所、馴染みのないご近所さん。知らないことだらけの毎日ですが、慣れないキッチンも少しずつ私の使いやすい場になってきましたよ^ - ^
ゴミ出しの日も。毎日一覧表を確認しながらです。
ノンちゃんが居なくなってから。私は写真を見ると泣いてばかりいました。あの温もりも、ノンちゃんの匂いも、腕の中の重さも、全てが…無くして寂しいばかりで。だから、ダンナさんに保護猫の譲渡会に参加したいと話していました。
そんな保護猫のサイトを見つけて。毎日毎日見ていました。
そして。見つけたのです。その眼は、悲しそうな表情は。居場所をなくして我が家に辿り着いた時のノンちゃんと同じで。あのときを思い出した。
私はノンちゃんにお別れをしたときに誓いました。私たちは、必ずまた家族を迎えると。そのときは、ノンちゃんと同じように、居場所を、家族をなくしてしまったコを探す、と。
そのコはとても遠いところにいて。昨日、ボランティアの方々が、わが家まで連れてきて会わせてくれました。
1歳過ぎの成猫の男の子。身体の色がノンちゃんと同じでした。地域猫として生まれ、地元の人々に保護されて。ボランティアの方々が新しい家族を探していたそうです。
名前は、何と呼ばれているのですか?
ボランティアさんに尋ねると、アッちゃんと呼ばれていた、と言います。
アッちゃん。そう呼びかけると、キョロっと目を動かしてみっくを見ました。
ネコヤマさんが新しい名前をつけても良いのですよ。
そう言われましたが、アッちゃんは、ちゃんと自分の名前を知っているようです。名前を呼ぶと、ちゃんとこちらを見ました。
温かい身体、フワフワの毛。身体や頭に触れても、ジーッと大人しくて。ノンちゃんを思い出しました。私、アッちゃんの家族になりたいです。そう伝えました。
慣れるまでは、時間がかかると思います。でも、いつか。アッちゃんのたくさんの表情が見たい。喜んだり怒ったり、表情豊かだったノンちゃんのように。
アッちゃんが、そんな風に私たちを受け入れてくれるまで、愛情を注いで向き合っていきたい。
ボランティアの方々は、頷いてくださいました。
ネコヤマさんのところならば。アッちゃんは、きっと幸せに生きていけると思います。
そう言って。
ノンちゃん。約束したとおりに新しい家族を迎えるよ。
音ちゃん。音太郎。ずっとずっと忘れないよ。
ノンちゃんは、私たちの記憶にずっと生きてます。永遠に。
今も新しいリビングには、らいみゅちゃんが描いてくれたノンちゃんとナルちゃんの肖像画が飾ってあります。
新しい家族のために、おトイレやキャリー、リードなどの生活品を揃え始めました。
名前ですが。歩(あゆむ)と名付けようと思います。あゆむ、で、アッちゃん。

