マイペースで歩こう☆ -10ページ目

マイペースで歩こう☆

ノスケから⇒全ての発達障害児とその家族へ。
『チャンスは常に目の前にある。自主性を持つことが一番大切。自分らしく在りつづけることです( ̄∀ ̄*)』

文章を書くのも久しぶりだなぁ。イケるだろか?(^ω^)



私はみっく702。小学一年生のときに自閉症・広凡性発達障害・ADHD・アスペルガーと診断された(当時の診断名なので…今は自閉症スペクトラムですかね
)息子・ノスケを育てた母です。

あれから21年が過ぎて、ノスケは28歳になりました。ウチのコ発達障害、って言われたけど、ちゃんと育つのかしら?この先どうなるのかしら?療育デイサービスに行かせてるから大丈夫よね?などなど。悩みの尽きぬ関係者の方々に、ひとつの未来図だと思っていただければ、とブログを公開しています。



さ、メンドーだから前置きは投げ捨てようかな。
通称ネコヤマ家は、今もそれぞれ元気にしております。
今回の発端は、2022年元旦の夜、家族の夕飯の席から始まりました。




ダンナさん:オレ、今年還暦だよ( ´ ー ` )



そうだった。忘れてたじゃないか(°_°)



ノスケ:へぇ…( ̄ー ̄)



へぇ、か、ほぉ、か、ふむ、以外の反応も欲しいぞ、発達息子よ。




ちび子:ふーん、オメデトウ!( ` ー ´ )




ムスメや。まだ先だ。誕生日は7月だ(°_°)




会話を締めようとしたムスメの意図に気づき、ダンナさんは慌てた。そうだ、ウチの家族に周りくどいオネダリは効かないのだ。
⇒自閉のノスケ、ADHDのちび子だからさ(笑)




ダンナさん:オレ、オレは北海道に行きたい( ´ ー ` )




ノスケ&ちび子:行ってこやぁ( ̄ー ̄)( ` ー ´ )




仲良くハモった兄妹。




ダンナさん:チガウの!家族全員で行きたいの!( ´ △ ` )




みっく&ノスケ&ちび子:えー↓(°▽°)( ̄ー ̄)( ` ー ´ )




ダンナさん:だって、だって、ずっと夢だ!って言ってたじゃないかぁ( ´ △ ` )海鮮食べたり、カニ食べたり、あと…



ダンナさんは色々と夢物語を口にしていたが、こちらは現実話をする必要があった。
※以外、()内はヒソヒソ話ね



ノスケ(アレ、本気だったんだね)




ちび子(母ちゃんと父ちゃんで行きゃーいいが)




ダンナさん:ちび子ぉ、聞こえてるぞぉ。父ちゃんは全員で行きたいんだぁ( ´ △ ` )




みっく:北海道って。どのへん行くの?(°ー°)




ダンナさん:え、全部( ´ ー ` )




みっく:じゃあ最低でも1週間必要だね(°ー°)




ノスケ:1週間?じゃあ大型連休しか無理じゃん。盆休みとか( ̄口 ̄)




ちび子:私は無理だな!( ` 口 ´ )




みっく:即答したけど、おまえ逃げようったって無理だかんな。一泊2日で途中の旭川とかで合流してとんぼ返りだ(°ー°)




ちび子:…( ` ー ´,)




ちび子、おまえ考えが浅いぞ。しかも顔に出ている。
ちび子の顔には、ハッキリと〝サイアク〟と描いてあった。




ノスケ:ちび子、別にどこでもいいんだよぉ。根室でも知床でも( ̄ー ̄)




フェリーもあるしねぇ、と。ノスケはのんびりと答えた。




ちび子:どんどんヘンピなとこじゃん!( ` 皿 ´ )いいわ、札幌に付き合って帰るわ!




みっく:じゃあ、行くのはGWでいいか?(°▽°)




ダンナさん:イヤだ!オレは7月が誕生日なんだ!( ´ 口 ` )




みっく&ノスケ&ちび子:じゃあ誰も行けねぇよ!




ちび子(ホラ!やっぱり母ちゃんが付き合ったれ)




ノスケ(旅費はあげるから)




みっく(バカたれ、平日に1週間も休みの申請なんか却下されるわ)




妻と子どもたちの会話を聞いていたダンナさんは、ふと思い出した。




ダンナさん:…あ。オレが休めないかも( ´ ー ` )




ちび子:ハイハイおしまいね!旅行は無し!( ` 口 ´ )




ダンナさん:夢だったのに…。オレ、還暦は家族全員で北海道って夢だったのに…( ´ ー ` )




ノスケ:父、旅行じゃなくてクルマ買ってあげようか?ほら、パ◯ェロミニが欲しいって言ってたじゃない( ̄▽ ̄)




ダンナさん:え、パ◯ェロ?ほんと?( ´ ▽ ` )




ノスケ:あ、ジム◯ーって手もあるなぁ。ホラ、どっちがいいかな?( ̄▽ ̄)




言葉巧みに北海道というNGワードからダンナさんを誘導していくノスケ。そこには重度の言語障害児と言われた過去の片鱗は見えない。日常生活のスペックってスゴイ(笑)




ちび子:良かったねー( ` ー ´ )それでドライブ行けるじゃん♪




ダンナさん:はっ!クルマで北海道を一周するのがオレの夢( ´ △ ` )




ノスケは間髪入れずに、ニッコリ笑って答えた。




ノスケ:パ◯ェロもジ◯ニーも2人乗りだよ、おとうさん( ̄ー ̄)




ノスケ、おそるべし(笑)










ナオくんは中学二年生。身体・知的ともに軽度な判定を持ってますが、ヤンチャなお年頃です。

好奇心旺盛な性格で、おともだちも多く。そろそろ進路の話もするようになりました。



親御さんは、支援校への進学をと考えているようですが…ナオくんは、彼なりに考えるようになったみたいで。





ナオくん:ねー、ネコヤマさん。





ちび子:なんだ?( ` 口 ´ )





ナオくん:ボクさぁ、就職できるかなぁ。





ちび子は、気付きました。

お母さんはナオくんのことを考えて、支援を受けることができる環境への進学を希望しているけれど。


ナオくんは、その先を。支援校以外の選択肢を考えるようになったんだ、と。


ちび子は、ナオくんの目を見て答えました。





ちび子:もちろんできるさ( ` ー ´ )





ナオくん:えっ!?ホント!?





ちび子:なんで?自分から諦めるんか?( ` 口 ´ )




ナオくん:…。…だって。お母さん、支援校って言う。





ちび子:ナオは、どうしてお母さんが支援校と言うか、わかるか?( ` ー ´ )





ナオくん:…ボクが良い子じゃないから。悪い子だから。




注・ルールを守れない子、約束を守らない子を〝良い子じゃないねぇ〟と教えています。





ちび子:うん。だからさ、ナオがお母さんの約束を守って、お母さん安心したら、きっと普通校に行けるんだよ。





ナオくん:でも、ボク勉強出来ないよ。アタマ悪いから。





ちび子:あのな、世の中の学校は、全部が勉強できる人しか入れない学校ばっかりじゃないんだ。ナオは名前書けるし計算も出来る。障害あっても、ナオなら合格できる普通の学校もあるんだよ。





ナオくん:そうなの!?





ちび子は、ナオくんに伝えました。




高校は、アタマが良いから行くわけじゃない。目標がある人が行くんだよ。

だから、障害があっても。障害が無くても。自分なりに、今の自分が出来ることを一生懸命に頑張りなさい。掛け算が苦手でもスーパーのレジは出来るし、字が上手く描けなくても工場で機械を動かしたりする仕事は出来る。

ナオは、手先が器用だから。お母さんや学校の先生との約束を守れるように頑張れば、ちゃんと高校行けるし、社会で自分で生きていける。





ナオくん:ボクさ、ボク、一人暮らし出来るかなあ。約束守れるコになって、働いて。





ちび子は。ルールや約束を守ることは、人として社会の一員として認めてもらうための基本だ、と子どもたちに伝えています。


障害だからルールは守らなくて良い、なんて人を、一人前の大人とは誰も認めない。だからこそ。





ちび子:ネコヤマさんが、いつも〝良い子になるんだ〟って言う意味、わかるか?( ` ー ´ )





ナオくん:うん。良いコじゃないと、生きていけない。ボク、お母さんに、大丈夫だな、って思ってもらえるように頑張る。





ちび子:うん、頑張れ( ` ー ´ )

ナオが頑張れば、お母さんも普通校行きな、って言ってくれるよ。そのときは、私がお母さんや学校に頼んでやるから。






ナオくん:うん!ネコヤマさん、ありがとう!





知的障害があったら、普通校には行けないの?

障害手帳があったら、受験出来ないの?


それは、ちがう。


アレも、コレも、どれも。おまえにはダメだ、って言うのは簡単だけど、ホントは違うんだってこと。


不可能だと、誰が決めるのか?





だからちび子は、ナオくんに伝えた。




決めるのは、自分なんだよ。

出来るか出来ないか、じゃなくて。周りに認めてもらえば良いのさ。

あ、こいつ出来る!って認めさせればいい( ` ー ´ )





みっく:…で?一年後、おまえはナオくんが受験したい学校に乗り込んで、直談判に行く、と?





ちび子:あったりめぇよ( ` 口 ´ )




みっく:いやいや支援級からは…って言われたら、




ちび子:差別かぁ!?って吠えるな( ` 皿 ´ )




みっく:だな。負けんじゃねーぞ、ちび子。




ちび子:当然♩( ` ▽ ´ )




なんのために、私は居るのさ。


一緒に未来を掴むために。


一緒に戦うために。


一緒に生きるために。


必要なら、どんな手段だって試すさ( ` ー ´ )





バリバリ研修重ねて、バリバリステップアップしていくちび子を見て、思ったけど。


…。


ちび子って。




やっぱり私に似てると思う(笑)







『自粛警察』。


朝から恐ろしいニュースを見た。他人のオートバイに抗議文をハサミで突き立てた映像。タイヤはパンクして使い物にはならないだろう。それよりも、被害を受けたかたの心は、どんなに傷ついただろうか。


他人の行動は、よく見えるものだ。自分のことは自分では見えないけれど、他人は目にうつるから。



でも。物であれども、傷つけるという行為は暴力以外の何ものでも無い。
怒りなどの負の衝動に駆られておこす、こうした行動は。自制心のコントロールが出来ない人間である、ということ。

感情で、他人に対して罰を与える行為の、どこが正義なのか。




ましてや。頻繁に出かけているからと言って、それが遊びか仕事かなんて他人にはわからない。

では、普段はスーツで出勤していた私が在宅勤務な今。こうして週に一度は必ずクルマで出かけていく行動は、自称・正義の自粛警察のかたには、〝外出を自粛せずにクルマでふらふらと出かけていく不届き者〟と言うことなのだろう。

ふざけるな。




好きで行く場所じゃない。

望んで行くワケじゃない。

行きたくて出ているワケじゃない。

世の中には、たくさんの人が生きていて。誰もがそれぞれの事情を抱えている。



〝毎日毎日ふらふら出て行く〟人の中には、

やむを得ず仕事に行く人や。

助けねばならない、年老いた親の様子を見に行く人や。

色々な人がいるのだろう。


もちろん中には、不届きな者もいるだろうけれども。
一部の不届きな者への制裁の隣で、言われなき罪で勝手に罪人呼ばわりされてしまう人がいる可能性のほうが大きい。

人の心は、もろく繊細なもの。誤って傷つけてしまったら、どう償うと言うのだろうか。




先日、母が一枚の写真送ってきた。見れば夜の建物の写真で、添えられたメッセージにはこう書いてあった。

〝みんな外出をガマンしているのに、こうして夜遅くまで明かりが点いてる。許せない。〟

母に伝えた。



もしかしたら、私たちのために何か仕事をしているかも知れない明かりだ。実際のところは分からないからこそ、良いほうに考えて、ありがとうって思っておこう。




こんな、ときだからこそ。

こんな、時代だからこそ。

目に見えないものを、あえて信じてバカになろう。


きっと明日は、今日よりも良くなるはず。

そう、信じたい。