みんなでお弁当を買いに行き、桜のきれいな近所の公園へ。
ビニールシートを敷いて、みんなで座って食べました。
食事をしながら、時折頭上の桜を見上げたら。
桜の向こうに真っ青な空が見えました。

『きれいだねぇ…』
大きな大きな桜の木。
幹は私の身体ほども太くて。高い枝の合間には、太陽が見えます。

この木、大きいね。
大きな鳥が枝に止まり、花を突いていました。
仲間の一人が花をのぞきこみ、言いました。『あのね、花の中に何かあるよ!』

そう。花には雄しべと雌しべがあるの。それは花の種になる素なんだよ。鳥や虫が運んで、次の花を咲かせるんだよ…。
『そうか!じゃあ、明日も咲くんだな!』
彼の言う明日は、一日後も一年後も同じ明日。きっと来年も咲くんだな、と言いたかったのです。
そうね。明日も咲くのよ。そう言うと。彼はこぼれるような笑顔を見せてくれました。

来年も。再来年も。一緒に見ようね。一緒に食べるお弁当は、何よりのご馳走だからね。
『ねえ。この木は健康なんだね。だって長生きなんだもんね。』
そうだね。健康なんだね。私たちも、木のように。健康で長生きしたいね。
『うん!』
素直に感動する仲間たちの澄んだ瞳に写る桜は。どんなふうに写るんだろうか。私が見とれてしまう(笑)
どうか。どうか。
この先何年も。何回も。何度でも。
みんなで一緒に。こうして桜を見に来られますように…☆
