春の清々しい陽気に誘われ
北海道遺産
神威岬 ( カムイ岬 ) に
行ってきました
積丹半島の北西に位置する
神威岬エリア
その先端から見渡す絶景を
近くで見たかったのでした
こちらの岬には
チャレンカ伝説があり
その昔
源義経に想いを寄せた
アイヌの娘 チャレンカ が
叶わぬ恋に身を投じた場所で
『 和人の船
婦女を乗せてここを過ぐれば
すなわち覆沈せん 』
と 、悲しみと恨みの言葉を残したのだとか
以来
その周辺に女性を乗せた船は
必ず転覆し
明治時代初期まで
女人禁制の地でした
現在は
女性が通れる女人禁制の門
突然
門の前で風が吹いてきたので
michon
お辞儀をし
チャレンカさんの幸せを願い
通らせていただきました
アップダウンのある道のりは
中国の万里の長城に
例えられるのだそう
はるか先に見える
灯台を目指します
視界いっぱいに広がる
海と空
吸い込まれそうな
積丹ブルーに
誰もが足を止めています
30分ほどで
先端の神威岬展望台広場に到着
春の積丹ブルー
360° 見渡せる地平線
そして
間近に見える
カムイ岩・メノコ岩などの岩礁帯
時間や見る角度によって
積丹ブルーの色合いが違うので
いつまで眺めていても
飽きないですよ
神々しいパワーも
たくさんいただきました
春のお花も咲き始め
カムイ番屋でしか味わえない
積丹ブルーソフトクリームが
疲れを癒してくれました
帰り道
積丹岬エリアにも
寄ってみました
上り坂を歩くと
照明のない
真っ暗なトンネルが
改修工事されましたが
今から120年以上も前の
1895年に掘られたものだとか
冷んやりとして
ちょっと怖いトンネルでしたが
その先に開けた視界には
思わず息を呑む絶景が
待っていました
日本の渚百選のひとつ
島武意海岸 ( シマムイ海岸 )
** アイヌ語のシュマ・ヌイ
岩の入江を意味する地名 **
積丹は
江戸時代から
ニシンの漁場として栄えた場所です
九十九折の坂道を
45分ほど歩くと
真っ白な浜辺にたどり着き
透明度の高い海は
10m以上覗けるのだとか
かつての
ニシン漁番屋の跡も
見ることができるそうです
是非 見てみたい!と
行く気満々だった姉michonと
神威岬で疲れ果て
これ以上歩けない妹ちゃん
今度の楽しみに
とっておきます
眼下に広がる紺碧の海を
しばし眺めるだけでも
心が洗われる思い 。。。
季節によって
時間帯によって
変化する積丹ブルー
6月にはウニが解禁され
積丹の味覚にも出会えますよ〜