** 韓国ドラマ イニョプの道 ** | Michonのしんぐるぽんぐる ♬




※ 画像 お借りしました。



韓国時代劇
原題 【 하녀들 / 下女たち 】
2015年
日本の BS放送で
最終回を終えましたね 📺




高麗 ( 918〜1392 )から
朝鮮時代の初代王 イ・ソンゲ
そして3代王 イ・バンウォンまでの
時代背景です。




王の重臣の娘という
良家のお嬢様として育った イニョプ
しかし
一夜にして 逆賊の娘へと転落します。


最初は受け入れがたい運命に抵抗し
お嬢様としてのプライドを
突き通しますが
やがて 身分が落ちたことで
今までの自分の傲慢さに気付き
同じ使用人の仲間として
力強く生き抜く
女性サクセスストーリーとなっています ✨



☆☆☆ 韓国の身分制度 ☆☆☆

両班 ( 王の下の階級/ ヤンバン )
奴婢 ( 使用人/ ヌヒ 韓国語ではヌビ )



ヌヒは
ヤンバンにとって売り買いできる
《 人 》 ではなく 《 物 》としての扱い

日本でも律令制における身分制度で
明治時代まで下女( ヌヒ )は
あったそうですーー。。。



父の濡れぎぬを晴らすため
身分を取り戻すため
また 彼女を愛する2人の男性も登場し
イニョプは
皆んなが幸せになるために
選択する道とは…
そして
迎えた結末とは…

イニョプにとっての幸せとは
どんな道だったのでしょうか (^_^)☆







余談ですが


初代王 イ・ソンゲは
8男5女の子供に恵まれたけれど
第2夫人の子で
末っ子の8男に王位を譲ろうとしたことから
兄弟 、親子の確執が生まれ
特に 5男の イ・バンウォンは
強く反対し
しまいには 17歳の8男の弟を
暗殺してしまいます。
その後も色々と反乱を起こし
武力で 第3代王を勝ち取ったのです。
聡明で冷静沈着な性格と言われながらも
王位に就くため
血の争いを続ける時代だったのでしょうか?


そんな 第3代王 イ・バンウォンを
父親として側で見て育った息子たち
特に 3男の イ・ドは
父の武力政治が嫌だったのか
恐れていたのか
学問に没頭し
王位継承には無関心だったが
宿命だったのか ⁉️
のちに
一般庶民にも わかりやすい
韓国固有の文字 『 ハングル 』を創った
第4代王 世宗 セジョン になったのです ✨


セジョン王を 陰で支える兄弟たちに
見守られ
庶民が安心して暮らせる政治に
こだわり抜き
父親のような血の争いを
受け継がない政治から
聖君と呼ばれたのでしょうかーー。

でも 父親のイ・バンウォン王も
国制整備や王権強化に力を入れ
評価の高い王でした。

日本史も韓国史も
ただ年代や政策を覚えるだけでは
つまらないですが
エピソードがあると面白いですネ〜(⌒▽⌒)