【たいせいのこと】いまがあるのはー44回めの月命日に寄せて。 | 月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

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愛知県日進市にある小さなサロン・スクールです。
ここは、植物、香り、音…自然の力でこころとからだをゆるめて満たす,
あなただけの3rd place。

東洋医学とアロマ、日々の食事。心とからだの声を聴いて、自分を大切にすること。
大切なものを見つけにきませんか?

今週はオットが出張でワンオペ週間でした。



朝の保育園イヤイヤをなだめ、夕方のまんま!攻撃もかわしつつ、でもなぜかオットがいる時よりもごはんもお風呂も寝るのも朝の支度もスムーズにいく不思議…気が張ってるから?笑




あと1日がんばれば休み!と思った金曜日の朝、起きていきなり嘔吐した次男くん。


なんの前触れもなく、しかも乳児以来の嘔吐なのでびっくりガーン


普段ずっと喋ってるのに無口でさすがの食欲モンスターも食べない…、熱もちょっとあるし、こりゃ相当具合悪そうだなと、仕事は諦め保育園休みました。
もう1人の後輩も休みを取っていたので新人さん1人にさせてしまうので心配でしたが、オットがいないので仕方ない。。。




もしかしてノロか?と焦りましたが、そこまではひどくなさそう。



少し寝ては起きて、お茶飲んでまた嘔吐、を数回繰り返して少しずつ回復していったようでした。



翌日もまだいつもの食欲はなさそうですが、元気になり、普段どおり喋ってよく動いていたので大丈夫そうです。



軽い胃腸風邪かな?
しかし、いつも思うけど回復早い…


早くよくなってよかったけど、やっぱりぐったりしてしんどそうな子どもを見るのはつらいです。



日頃元気すぎてそれを当たり前に思ったり、もう少し◯◯してほしい…とか、つい欲が出てしまうこともあるけど、ただそこにいてくれるだけで、元気でいてくれるだけでどんなにありがたいことかと、久しぶりに病気をした次男に気づかされました。



そして、ぐったりして腕の中で眠る次男が、やっぱりたいせいに少しだけ似ていてドキッとしました。




今日は、たいせいの月命日。




もう、44回め。



8回めの月命日の記事は、悲嘆のプロセスについて書いていました。



まだ完全に悲しみから抜けてはいないけど、冷静に、客観的に捉え前を向いて進んでいこうと思っていた頃で、次の妊娠に向け治療を再開した時期でもあります。



悲嘆のプロセスについては、あの時に知っておいてよかったと思うし、この記事を読んでくださった天使ママさんからも『知ることができてよかった』とコメントをいただいたので、再度リブログします。




今、久しぶりに悲嘆のプロセスを考えると12段階の言葉がしっくり来る気がします。
(成熟した人格者かどうかはともかく笑)



12段階 立ち直りの段階・新しいアイデンティティの誕生  

愛する人を失う以前の自分に戻るのではなく、苦悩に満ちた悲嘆のプロセスを経て、新しいアイデンティティを獲得し、より成熟した人格者として生まれ変わることができる。 




カタチがなくて目には見えないさみしさはあるけど、『いない』からさみしいということではなくて。



たいせいは常に私の中にいる、という感覚です。



生きていたらこうだったかなと考えたり、同じくらいの歳の子を見て、重ねてしまうことも今はなくなりました。




たいせいは、あの短い人生を生き切った。


それだけで、もはやたいせいなのだと。


『もし』『たら』『れば』は、たいせいにとって必要なく、失礼なのかもしれない…




そして、今、私の生き方が着実に変化していることは、たいせいとの約束が実現に向かっている証なので。



だから常にたいせいを感じていられるのです。



私の生き方ががこんなふうに変わったのは、たいせいのおかげ。



たいせいを生まなかったら、夢のまま諦めていた。



40を越えても、小さな子どもがいても、本当にやりたいと思うことは、やろうと思ったらできる、変わりたいと思ったら変われると、教えてくれたのはたいせいです。




本当に、感謝しかないです照れ




昨日はバレンタイン。



チョコを作ろうと思っていたのに思わぬ次男のハプニングで、作るどころか材料を揃える時間も余裕もなくて、今日も1日実技のレッスンで気力を使い果たしてしまったので、今年は手作りじゃないです。ごめんね。







ありがとう、たいちゃん。


ずっと変わらず、愛してる。