6月の思い出といつかの夢。 | 月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

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愛知県日進市にある小さなサロン・スクールです。
ここは、植物、香り、音…自然の力でこころとからだをゆるめて満たす,
あなただけの3rd place。

東洋医学とアロマ、日々の食事。心とからだの声を聴いて、自分を大切にすること。
大切なものを見つけにきませんか?

こんばんは。



この時期の密かな楽しみは…ローランギャロス。



テニスのグランドスラムの1つ、全仏オープンです。



ちなみに来月はウィンブルドン。



錦織選手惜しかったですね。 
 
 
1セット取った時はいけるかも!と期待しちゃいましたが…マレーは強かった。
精神的な強さが勝敗に出たのかな…と思いました。
 
 
 

私は高校、大学とテニス部だったので、今も血が騒ぐというか…テニスの試合は気になってしまうんです。
 
 

 
特に全仏オープンは思い入れがあって。
 
 

 
たいせいを出産するまで、6月の思い出と言えばフランスでした。
 
 

 
もう15年近くも前ですが、5月から7月までフランスにホームステイ、その後ヨーロッパをひとり旅していたのですが、パリにホームステイ中、ちょうど開催していた全仏オープンを観戦する機会がありました。
ホストファミリーがテニス一家だったので誘ってもらいました。
 

 
観戦したのは、錦織選手のコーチのマイケル・チャンの試合で、その年に引退が決まっていた彼の長いインタビューとその後観客からの盛大な拍手が印象的でした。あと女子選手で当時はわりと活躍していたカプリアティ(知ってる人いるかな…)の試合も。
 


 
なので、全仏オープンを観るとその当時を思い出すし、この時期になるともう一度フランス、イタリアに行きたい!と気持ちがうずうずし出します。(フランスも好きですが、住むならイタリア!と思うくらい大好きです)

 

でも去年の6月はそれどころではなく、たいせいのことで頭がいっぱいでした。
 


希望が目の前で奪われて絶望しか見えていなかった私には、過去の楽しい思い出や未来の夢も色褪せて見えていました。


 
昨日の記事で、これからは私の人生を生きて楽しむ、と書きましたが、そう思うようになったからなのか、全仏オープンを観ていて久しぶりにわくわくする気持ちになりました。



もう一度フランスに行きたいな。




元々旅行が好きで、独身時代は海外もよく行っていましたが、不妊治療やたいせいのことがあって、そんな気持ちを封印していたんです。



何かを得るためには何かを諦めなければいけないんだと思って、それを受け入れてきました。


それに努力や苦労をせずに何かを得るのはいけないことなんじゃないかと小さな頃から植えつけられていたんですよね…




でも、諦めたからといってほしいものが手に入るとは限らないことも、努力が必ずしも報われるとも限らないことも、身をもって知りました。



人生には限りがある。



せっかくこの世に生まれてどうせまたあの世に戻っていくのなら、自分だけの人生を思いっきり生きたい、自分の中で何かをしたという充足感を感じて死にたい、と思うようになりました。




今浮かんでいるのは、私の第2の故郷 (地元以外で一番長くいた場所なので)と勝手に思っているパリを子どもとオットに案内すること。



すぐにではなくても、いつか子どもと一緒にフランスへ行きたいな…。



国内外問わず、いろんな場所に行ってみたいです。





今の私にとっては、本当に夢物語でしかないけど…思うのは自由!笑



イメージしていなければ叶うものも叶わない気がします。



イメージは大事ですね照れ