※妊娠に関する内容も含みます。
6月4日、たいせいの1歳の誕生日を迎えました。
ブログを読んでくださってる方や従姉妹から、たいせいへお祝いのメッセージをいただきました。
ありがとうございます!
実生活ではなかなかおめでとうと言われる機会もないので…本当にすごくすごく嬉しいです。
前日は用事があって外に出ていました。
去年の6月3日は、大学病院に初めて受診してそのまま入院になってしまった日。
あの日までは、まさかあと24時間もしないうちに生まれるなんて、生まれた赤ちゃんがまさか10日で私たちの前からいなくなってしまうなんて、1%も考えていなかったなぁ。
羊水が多いと言われて転院になったので不安ではありましたが、最悪の事態までは考えていなかったのです。
だから1年前の6月3日、何をしていたか、何を思っていたか…と考えてしまうと胸がざわざわして落ち着かなくて。
なので用事で忙しくしていた方がかえって気が紛れて助かりました。
たいせいに買っていた雲の服を着せてみました。
まだ大きすぎて足は半分くらいぶかぶかですが…笑
もう暑くなるから夏用の服にしなくちゃね。
オットと交代で抱っこして、昨日の夜だけは一緒に寝ました。
生まれた時間、3時50分にも起きて『おめでとう』を言いました。
誕生日の今日はお花とプリンとプレゼントの絵本を買ってきて、簡単だけど、夜に誕生日パーティを3人で。
アルバムを見返したり、絵本を読んだり、歌を歌いながら、たいせいとの思い出話をしました。
………
ところで昨日、お腹の子は20週、6ヶ月に入りました。
今日がちょうど戌の日だったので午後から安産祈願に行ってきたのです。
本来5ヶ月に入ったら行くものだけど、6月4日が戌の日(しかも日曜日)だと知ってこの日にしました。
なんとなく、たいせいも守ってくれるような気がして…。
たいせいの時祈願した神社ではなくて、この子を移植した時お詣りした神社にしました。
たいせいの時は安産で有名な神社だったので他のたくさんの妊婦さんと一緒にご祈祷を受けましたが、今回は私たち夫婦だけで厳かにご祈祷していただきました。
たいせいとのご縁を結んでくださった出雲大社ともゆかりのあるこの神社。
ここまで何事もなく育ってくれてありがとう。
神さま、どうかこのまま無事に出産までお護りください。
………
この1年、たいせいのことを思わない日は1日もありませんでした。
何をしていても、たいせいのことだけは頭から離れることはなかった。
たしかに今は、1年前のあの日まで思い描いていたものとはまったく違う人生です。
たいせいは使命をまっとうしたんだ、これが私たちとたいせいの家族のあり方なんだといつもは思っていても、やっぱり時々は、もしかして違ったかもしれない今を、そうであってほしかった今を想像してしまうこともあります。
今ごろは伝い歩きして、1人でよちよち歩き出してるかな?
いろいろ食べられるようになってきてるかな?
どうして、今、たいせいはそばにいないんだろう。。。
でもだからといって、今の私たちが幸せじゃないとは思っていません。
たいせいとこういう形で出会ったからこそ、感じられる幸せもあると知ったから。
健康でいられるということ。
旬の野菜が食べられて、美味しく感じること。
花や植物や空気で季節の移り変わりに気がつくこと。
好きな音楽や映画で感動して涙を流せること。
今まで気づかなかった些細なことに幸せだと感じることができたのは、たいせいのおかげです。
たいせいがいなければ出逢えなかった人たちとの出逢いを通して、たくさんのことを知り成長できた。
傷つくこともあったけど、そのおかげで強くもなれたし、本当の優しさにも気づくことができた。
ありがとう、たいちゃん。
おめでとう、たいちゃん。
お空で元気に歩き回ってるかな?
ママの作った靴はいてる?
パパとママと、たいちゃんのきょうだいを見守っててね。
だいすきだよ。