アメリカはただ今、3連休中で帰省する人やら旅行する人やらで、ごった返している。そんな中、サムライ・カラテ・スタジオは土曜日本校を空けて、稽古を続けあまり忙しさには代わりがない。
そんな中、あるキッカケで「仮面ライダー」の第一話を改めて見た。これが、凄い創意工夫の宝庫で驚いたよなああ。
当時は変身仮面物なんてジャンルがない時代。改造人間ってどんなだかわからないし、どう表現していいのかわからないはず。
それなのに、トランポリン使ってジャンプしたり、コマ落としやら、逆回転やらのコンボの嵐で改造人間がいたら、こんな動きするだろーなあ・・。ってなことをあらゆる手を使ってその超人ぶりを表現している。
それを支える脚本がまた、凄くて仮面ライダー役の藤岡弘さんが
「俺は改造人間のまま、二度と人間には戻れないのかあ・・・(苦悩)」
などと、言う。完全に子供番組の域を超えてる。
大野剣友会の大先輩もバンバン顔がでてて、本当に懐かしかった。東映ヒーローの大部分を演じた中村文弥大先輩なんかでまくってました。それでもって、蹴りなんかもたまに入っちゃったりしてて
オイオイ・・、喧嘩じゃないんだから!!
華麗なアクションとCGを駆使した現代のライダーはとても美しいけれど、そこにはない、手作りの凄みがあって逆に新鮮だった。
是非、一度皆に見てほしいなあ。
No pain, no gain !