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8月31日から始まった9月議会、昨日の10月3日で終わりました。
この9月議会は条例の改正や制定、大阪北部地震、台風21号関連の補正予算等も提案がありました。
その後は、2017年度の決算審査と続きましたが、日本共産党市議団は前市長の政治姿勢に問題ありとして、そのもとで進められてきた市立中央体育館、第2庁舎、名神湾岸連絡線等について、大型公共事業を推進していることに反対をしました。また、UR借り上げ住宅の問題では石井市長が選挙前には、継続入居もあり得ると言うように発言していたのに、市長になればこれまでの方針を変えないとしたことを厳しく批判しました。
マイナンバー制度、多額の一般会計を繰り入れながら市民への寄与がほとんどない食肉センター特別会計、病院事業会計に反対しました。
分科会では、国民年金について質疑。
年金は大元は年金機構が担っていますが、市は減免等の事務を行っています。
国民年金保険料は現在、16,340円。収入に関係なく応益負担です。給与が安くてとても払い切れないと全額、半額、4分の3免除等の制度があり、学生は納付特例という制度があります。所得が300万円以上、7か月滞納すれば差し押さえということも・・・
年金額は40年かけて満額77万9千円、月額6万4千円という少なさ。これではとても生活できません。多くの高齢者が働いています。
政府は支給開始年齢を70歳・・・にという、死ぬまで働けということでしょうか。
ちなみに国民年金の平均受給額は5万5千円。厚生年金でも14万8千円です。老後の頼みの綱の年金の現状です。
ここから家賃や光熱費、介護や医療の保険料、病院代等を支払うととてもじゃないけど生活できません。
国は年金を減らすのではなく上げていく政策転換をすべきですし、市としては、高齢者の暮らしを助ける施策をもと考えるべきです。
家賃補助や医療費の補助、保険料の減免、交通助成の引き上げ等、全庁で高齢者の暮らしを応援するよう求めました。
猛暑です。
挨拶のあと、決まり文句のように「暑いですね」の言葉を交わす毎日です。
しかし、この猛暑の中、高校野球の地方大会が行われています。
熱中症で足がつったの記事を読むと「大丈夫かな」と思います。
秋とかに変更せんでもいいんでしょうか。
甲子園も暑いです。
昨日は議員団で阪神西宮駅で街頭宣伝。
被災地への救援募金の訴え。
16時過ぎでした。女の子が顔を真っ赤にして歩いてきます。
「お帰り」と声をかけると人懐っこい子で、「学童の帰りで、これから帰って公文にいくねん」とのことです。
ランドセルにプールバックに水筒と、荷物がいっぱい。
小学生も大変だ!
1年生の子どもが熱中症で亡くなっている。
異常に暑い、危険な夏。
子どもたちをしっかり見守っていかなければ・・・
甲子園球場へ行くのであろう、タイガースのユニホォームを来た中学生くらいの少年が募金してくれた。「ありがとう」
昨日は、阪神タイガースが負けて残念がってるだろうな。
6月議会、22日、25日の二日間は代表質問。
私は、22日の3番目に質問に立ち、石井市長と論戦しました。
質問項目は①市長の政治姿勢②第二庁舎整備計画③市立中央体育館整備④UR借り上げ住宅問題⑤国民健康保険料⑥教育問題ア、小中一貫校イ、学校図書館司書。の6項目です。
小中一貫校について、市長は所信表明で、2020年(H32年)4月に西宮浜で開校するために準備を進めます。と述べました。
「子どものために小中一貫校はどうなん」と言うのが一番聞きたいところです。
なぜ、西宮浜なのか。
2018年度は児童数が321人で、市内で最も小規模の小学校になっている。
単学級はクラス替えがなく。児童・生徒の人間関係やお互いの評価が固定化しやすくなる。
教員が少なくなることにより、一人当たりの校務負担や行事に係る負担が重たくなる。
等々、教育長が答弁。ようするに、小規模校はよくないとの立場にたっている。
文部科学省は小学校の適正規模学級数を12学級~18学級と定めている。
西宮市内の小学校は20学級、30学級等、適正規模より多いが、大規模校は問題がないのか。と質問。
大規模校は、「特段問題がない」と教育長言った。
文部科学省は、小規模校は問題ありだが、大規模校は問題無との態度である。
そうだろうか。
私の地元は、小規模校だ。保護者は「先生の目が良く行き届いていい学校」と評価している。
小規模校で学んだ人の声。
26歳の女性。「卒業した同級生は6人か9人。一学年200人以上いる高校に進学して最初は戸惑った。人見知りだったが、慣れると自然と友人も増えた」「小規模校の子どもは、大きな集団には適応しにくいという考え方には違和感がある」
25歳会社員男性。「小学校の同級生は一人だけだった。競争や順位を意識したことはなかった。一方、少人数の学校生活を寂しいと感じたことは一度もなかった。上級生と校庭で遊んでいた」
小規模校の元校長先生。「運動会や学習発表会などに多くの地域住民が参画してくれた。多様な価値観の形成に役だっていた。児童一人一人の役割が大きい分、自分の意見をはっきり伝えられる子は多かった」
小規模校より大規模校が望ましいと教育委員会は言うけれど、実際に体験した人は、小規模校を評価している。
西宮浜を小中一貫校にして、子どもが増えるわけがないが、校区外からも通学できるようにしたい。との考えである。
小中一貫校では、5,6年生のリーダーシップが育たない。という専門家の意見もある。
私は、小規模校で、一人一人の子どもを大事にすることが本来の教育のあり方だと思う。
色々調べると、この小中一貫校は、子どものためにならないと強く思う。
今日の代表質問では、自民党の市議が、小中一貫校を進めるように教育委員会にエールを送っていた。