サイバーシェイプ クリッパーの裏面(バック)に何を貼るか…
192gになってしまった組み合わせから重量を軽くするべく
浮上してきたのがヴィクタスの
ヴェンタスリンバー(ヴェンタススピン)だ!
ホントは高性能なラバーを貼りたいのだけれど
サイバーシェイプはブレードが大きいので
重量対策を考えないと
どうしても総重量が重くなってしまう…
軽いラバーにしたいけど、なるべく性能は落としたくない!という思いから、見識の深いakiさんに相談した所、候補をいくつか提示してくれた。
ヴェンタスリンバー(1.8)
ヘキサーグリップSFX(1.7)
ラザンターR37(1.7)
ヘキサーグリップSFX(40度)は軟らかいラバーなんだけど、まったく落ちなくて軟らかいクラスのラバーの中では強いインパクトにも耐える強いシートというのは使用したことがあるので知っている。
競技に出たりするならコレだろう。
ラザンターR37もいいんだろうけど、価格が少々高い。
そういえばTSP時代でもヴェンタススピンって
ちゃんと使ったこと無かったな…
ヴェンタススピード、レガリスレッド、ライズ。
思い出が詰まったTSPが消滅してからというもの
商品デザインにストーリー性も面白みも一切無いVICTASには、猛烈に興味が沸かなくて個人的に購入から除外していたのだ。
ここで浮上したのも何かの縁だろうという事で
とりあえずヴェンタスリンバーを使ってみることに。
リンバーとかスティフとかエキストラとか、VICTAS独特の名称も聞き馴染みがない人にとっては分かりにくい。
普通に商品名はソフト、ミディアム、ハードとかで良いのに…なんて思ってしまうのは、世間で言う立派なオッサンの悪いクセである。
● 使用感想
42.5より更に軟らかい40度なんだけど±3だから
個体によっては42.5あたりと似てる感じかも知れませんね
ORC(Optimized Rotation Concept)っていう、
どのような状況でも回転性能を発揮するっていう技術らしいが、シートの引っかかりはそこまで強く無いんだけど、ちゃんと食い込んでちゃんと掛かる感じはあるから安心感の観点から回転性能は良い感じ。
「それなりに回転かかって、それなりに鈍感」という程良さがありますね。
特別に尖ってないけど全般やりやすいっていう万能感が良いところでしょうか
弧線もしっかり出すことが出来て、下回転打ちも安心感があります。
ブロックが食い込みすぎる感じがあるのが弱点かな…
ヴェンタスシリーズってシートはみんな一緒で、ただスポンジ硬度を変えたやつでしたよね?
スピードはそこそこだが遅くはない、なぜならスポンジの厚さが1.8mmだからだ。
akiさんが提示してくれた1.7ミリ、1.8ミリという所も理にかなっている
スポンジを薄くするのは重量対策なんだけど
「軟らかいラバーほどスポンジの厚さを薄くした方が良い」という考えは正解だ。
以前クァンタムXプロソフト(42.5度)でスポンジMAXと2.0mmで打ち比べた事があったが
MAXより断然2.0mmの方が打球が鋭くて威力のある球だった。
スポンジの厚い方がモサッとしていて、ボヨンと飛んでいく感じで良くなかったのだ。
軟らかいスポンジだと当然食い込みますから、衝撃がラケットに到達してラケットの性能がそこで生かされてる感じがするので、スポンジが薄くてラケットに当たる感触もとても好きなのです。特に裏裏ペンホルダーだと重量対策で度々悩みますからね。
特厚やMAX以外を選ぶことも大事なポイントでございます。
F : 狂飈ターボオレンジ (1.8mm)
B : ブルーストームZ3 (1.9mm)
↓変更
F : 天極NEO3 (2.15mm)
B : ヴェンタス リンバー (1.8mm)
重量は192g → 185g 7gの軽量化に成功!