板厚6mm
上板がウエンジ材の木材5枚+カーボン。
カーボンの配置はインナーだが、芯材が分厚くてほぼアウターの様にも思える。
打球感はハードウッド系だが、手に響く感じが純粋な木材合板に比べて少なく剛性がある。
ALCと比べるとカーボン素材の感触が薄くて、木材+αのナチュラルさを感じます。
軽打ではそんなに弾まないなぁと思ったが、強打すると飛びすぎてオーバー連発。
少し面をかぶせて打つといいが、重くて振り遅れるのもあってか
ラケットの角にぶつけたり、サーブでも角に当てたりする事が多発。
なんせベスト重量より10g近くも重いのだから、さすがにこれは重過ぎた。
いわゆるハードウッドに近い打球感で、弧線も低めになる。
慣れてきたらかなりスピード感あって相手が反応できず、攻撃性能が高いと感じた。
ある程度の弾き出しはあるんだけど、ちゃんと自分で打ってる感覚もあり、
しっかり回転をかけて球を送ることができる。初速と回転の伸びがすごく良い。
ただコントロールは少々難しく、コースの打ち分けでの微妙な制御が簡単じゃない。
なんでもそうですが一長一短ですね。攻撃性能が高い代わりにコントロールが難しい。
でも練習して慣れれば問題なく使いこなせそうな感じなので、引き続き使用したいと思う。
純水な木材合板とは、飛距離の出かた、当て方が少し変わるのでその点は注意だ。
すごく良いラケットだと思うんだけど、重量調整が難しい。
ラバー、スポンジの断面図。上がバトル2省ブルー、下がブルーグリップS2。
ブルーグリップS2は割と細かい気泡で42.5度にしては軟らかさはそこまで感じないです。
バックハンドでしっかりインパクトできる人なら、かなりパワーボールが出ます。
シートの引っかかりがいいので相手の回転を食らいます。
上回転に対してはいつもより上方向に飛んで行く感覚でした。
相手の強打に対しても落ちることはなかったです。
カウンターはシートの引っ掛かりとスポンジの食い込みで上に飛んでしまってオーバー連発。
他のラケットでも試してみる予定です。