再始動の夜練(7)…2020年6月 | つじまる備忘録。

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今日もゆくぞ!卓球番外地。とあるペンドラの孤高なる記録。

いつから卓球をやってないだろうか。
最後に卓球をやったのは2月頃だから、
4か月近い間やってない事になるなァ。

新型コロナウイルスの報道が続き、
不安を拭えぬまま。緊急事態宣言が解除になった。
そんな中、ようやく再開を知った私はたたらを踏んで踊りあがった。
地元体育施設のホームページをほぼ毎日チェックしていた。
この日をどれほど待ち侘びたことだろうか!

首尾よくナルコさんと練習する都合をつけることが出来て
当日を迎えたが、まだ安心は出来ないでいた。
事前情報によれば、通常8台のところ、6台になるとの事で
施設再開ともなれば、解き放たれた世の卓人たちが
その6台に群がって奪い合うであろうと想像したからだ。


予定時刻より早く到着した私は、
入り口に設置されたエタノールを手に塗り込み受付へ。
持参した「感染防止対策チェックリスト」という書類を提出。
すぐにナルコさんも到着。ナルコさんが用紙を記入している間に
とりあえず卓球場へ直行し様子を伺う。
やった!1台あいてる!ロビーへ戻り、チケット購入。
受付へ書類提出を終えたナルコさんと、いざ卓球場へ。


卓球場へ入ると、カコン!カコン!と打球音が耳を打つ。
プレーする人たちが眼に入ってくる。
6台中、5台が使われているワケだが、
その内、1組の年配人がマスクを着けながらプレーしていた。

準備体操もそこそこに練習開始。
再始動の喜びに浸りながらのフォア打ちだ!
まるで2人の共同作業のようにラリーする。
あぁ、俺は今。この瞬間を生きているぞ。

どれくらい苦しいのか、試しにマスクを着けながらだったが
10分くらいフォア打ちして「なんだ、ぜんぜん余裕じゃん」と
バック打ちに切り変わった途端、苦しくなった。
マスク内に熱気が籠り、急に酸素を取り込めない感じで、ここでマスクを外した。
卓球場内は台数を減らし、ソーシャルディスタンスがちゃんと保たれており
プレーしてる人達も、気を配っているように見えて安心感があった。
ボールが隣の台へ飛んで行っても、直接手で拾わずに
ラケットでポンポンと打ち返してくれる人もいた。

 

基本的なフォアバックで身体を慣らした後はオール練習をやった。

 

ナルコさんは私と同じようにブランクがあるはずだが

電光石火の強打は錆びついておらず、バチ!バチ!っと

卓球台の両角に的確にスマッシュを打ち込まれた。

ネットより低い台上のきわどい球も、強打でねじ込まれた時には

漫画『花の慶次』での名セリフ。

「虎はなにゆえ強いと思う?もともと強いからよ」という

深みのある至言を思い出していた。

休憩を挟みながら、時間いっぱいまで練習して終了。

久しぶりだからなのか滝の様な汗が溢れてくる。

 

やっぱり卓球は楽しいね。

 

 

この日、使用したラケットはSPIN WORKSさんより頂戴した

androのハイルーム(F:オメガ7アジア、B:ラクザ9)。

自分でニス加工を施した貼りあがりラケット

armstrongのシナ材5枚合板(F:太陽、B:ラピッド)。

 

ハイルームは期待通りの好感触で、しばらくメインとして使いたいほどだった。

ナルコさんにも打ってもらったが、とてもいいね!とお言葉を頂いた。

久しぶりにやったので手首が痛くなり、最後の方はarmstrongのシェークで

カットマンもどきの様なことをして遊んだが

ナルコさんの打球が速すぎて、ラケットに当てるのがやっとでした。


練習後半から左肩に痛みが…!

右で打ってるのに

なんで左肩の筋肉が痛いんだろうか?

明日はきっと筋肉痛だろうなァ。

 

2020年6月。またここからスタートだ。

今年の半分は過ぎてしまったが、まだ半分あるじゃないか。

なかなか、みんなで集まれるような状況ではないが、

また、みんなで卓球したり呑んだり、楽しめる時がくるといいなァ。