Kangaroo カンガルー | つじまる備忘録。

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今日もゆくぞ!卓球番外地。とあるペンドラの孤高なる記録。

DONICのバーンOFF(純木5枚合板)のフォア面に

61second Kangaroo 38度 黒2.2mmを使用。

 

カンガルーは2017年の最新粘着ラバーだ。

( ※訂正2017/10/08 カンガルーは基本非粘着ラバーとの事です )

 

メーカー数値はスピード13、スピン11.5、コントロール9.5

 

パッケージ裏の説明文には…

最新技術の特別な粒とラバー構造は、

強力なグリップと爆発的なスピード力の連続。

ボールのコントロールと攻撃に優れています。

軽く柔らかく弾力性のあるスポンジを備え、

質の高いループが簡単にできます。

 

  

 

スポンジは真っ白。文字等なにもナシ。未打底。

気泡はあまり見られず、硬さもあるが、もっちりした弾力を感じる。

カット後 重量 43g

  

 

最初は割としっかりした粘着だが、2~3回練習で使用すると粘着が落ち、

だいぶ粘着で邪魔されずに飛距離も出て使いやすくなる。

<<使用感想>>

初めに粘着にしては弾むといった印象。

テンションに比べると劣りますが、粘着にしては良く弾みます。

上の説明でスポンジが柔らかいと書いてあるが、

実際はスポンジよりシートの柔らかさで掴む感じがあります。

ドライブは中間的な弧線で、シートの食い込みとラケットの角度で

スピードドライブ~ループドライブの調整がしやすく万能。

下回転打ちも持ち上げやすい。

ただ強いインパクトの時は、粘着が落ちてきても

意外にシートの引っかかりがイイのでオーバーすることも多かった。

フラット系はスピード遅く、食い込むのでスマッシュはあまり安定しない。

ペン裏面でも試してみたが、バックでもドライブがやり易い。

 

サーブは特に短く出しやすく回転量も問題なし。

ツッツキは回転量とコントロール良し。

対ドライブのカットは抑えにくく、中途半端な印象。コントロールも難しかった。

ブロックは当てるだけだとあまり弾まないので、強打を台に収めやすく

コントロールもよく思ったコースに落とせる。

この辺の感覚は良く言えば「程良く弾む」、悪く言えば「中途半端」な感じ。

 

個人的には全般使い易くて好きな使用感でした。

水星2ノーマルを最新にグレードアップさせた様な感じだと思う。

欠点はスピードがあまり出ない所かな。

シートの耐久性、外観はくすんで粘着が落ちてきて劣化が見られるが

ちゃんと食い込みと引っかかりがあるので、然程気にならない。

かえって粘着が落ちた方が使用感がマイルドになっていいと思う人もいるかも。

総合的にコストパフォーマンスが良いと感じます。

YouTubeにKangaroo(赤)の球突き動画があったけど、

私の使用したのはアレより粘着感強いな。

まぁ、色も違うし個体差もあるんだろうね。