卓球難民 | つじまる備忘録。

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今日もゆくぞ!卓球番外地。とあるペンドラの孤高なる記録。

卓球迷宮の貴絽さんと3時間ほど試打をする事ができた。

タイトルにあるように今回は「卓球そのもの」をする為に、難儀したのだが…

貴絽さんのブログと、後述する内容にてお読み頂ければと思います。

 

色々と事情があって、狭い空間でやる事になり

本来の練習、試打とは違う形になってしまったが

この状況だからこそ気が付いた点もあったりで

僅かながら感じたことを備忘録として綴って参ります。

 

まず、最初に取り出したのは、

福ラケット(木材7枚合板)に北斗とラクザ9

北斗は抑えが利くので、強打のブロックがやりやすい。

なにより狭い所での取り回しが最適だと思ったのだ。

振らなければ弾まないのが非常に良い点だ。

スピードと飛距離を出したければ、自分の力で操作すればいい。

そういった意味での「マニュアル感」が個人的に好きな所だ。

相手が強打を打てば打つほど、北斗の良さが引き出されると思う。

ラクザ9も感覚を得たかったが少ししか使えず、、また次回に持ち越し。

 

郭躍華風雲弐号にLongCanとMazeProブルー

今度、これに郭躍華729FXを貼ろうと思っている。

旧式の5枚合板(極薄カーボン)で飛距離が出ない。

LongCanは板薄5枚合板に貼ったので、大人しいが

裏ソフトから切り替えて打っていても違和感なく使えた。

表だが意外に回転がかかる。もっと弾むラケットで使ってみたい。

MazeProブルーは文句なしの安定感。好バランスで言うことなし。

 

バーンOFFにKangarooとZeus

バーンOFFとKangarooの組み合わせは、

とにかく弧線的でドライブが安定する。特にループドライブが良い。

程よく軟らかいシートと粘着具合で滑らず擦りやすい。

今後も継続使用する。Zeusは今回未使用。

 

待望の初シェーク。

U-2PROに月プロと金弓5

月プロは弧線が低く、その分スピードが速く感じる。

粘着なので回転も相手がオーバーする位掛かっている。

ツッツキも入れば直線的で鋭いが、

その分ちゃんとネットを越えるように意識しないと安定しない。

サーブでの感触は硬すぎず軟らかすぎず、

粘着ならではの弾み過ぎない特性で低く出しやすくイイと思う、

下回転打ちが持ち上げにくい。これも意識して持ち上げないとネットに一直線。

已打底で球威がプラスされているのだが、効果の持ちはどうだろうか。

あまり使ってる人がいなそうなのと、ラケットとの相性も悪くないので

個人的には好きである。次回、もう少し本格的に振ってみたい所だ。

 

金弓5はシートが一瞬だけ掴む感じがあって、

その後に回転とスピードの乗った球が放たれる。

シートの引っかかりがとても良くて、

キュッ!っという打球感とともに抜群の回転が掛かる。

しかし、相手の回転にも影響を受けやすく

台上の細かい角度調整は神経を使うことになる。

フォア、バックどちらでも使えそうだ。

私の下手なシェークバックでも。下回転が楽に打ち返せた。

ツッツキは長くなるが早く鋭く切れてるボールが行く。

ここでも引っかかりが良すぎて、対下回転の角度がシビアに感じた。

初めはちょっと苦戦したが、慣れと工夫でなんとかなりそうかな。

 

非常に「質」の良いボールが出るので、もう1~2枚買いたい。

そうすると金弓8の方も気になっちゃうね。

あと気になるのは49gだったけど個体差でどれくらい違うかな。

ペンに貼ったらもう少し軽くなるね。

 

◆慣れないシェークハンドでやってみて感じた事

( なにぶん初めて故に下手でございます )

フォア打ちから力が入りにくい。少し巻き込むような角度になりやすいのかな。

運動エネルギーをボールに伝える体の使い方が出来ていないからだろうと思う。

レシーブでの台上、ツッツキの角度と面を作るのに手首の使い方が難しい。

とくにバックでツッツキの時に難しく感じた。バックサービスの時にも切りにくい。

ラケットを持たずに手首をグルグル回してみると

私自身の手首が、そこまで柔軟でない感じもする。

 

ペンホルダーに比べてシェークハンドは手首の可動範囲が狭く感じる。

ミドルの処理に困る。使ってる腕の筋肉が違う気がする。

グリップの持ち方も小指が少し浮いてしまうような握り方になってしまう。

ここで貴絽さんにシェークグリップについて教えて頂きました。

今後はシェークも使えるようになりたいなぁ~

 

◆狭い空間、暗い環境で感じた事

福原愛選手が後ろにフェンスを置いて

絶対に下がらない様に前陣に貼り付いて練習するのを

TV番組で見たことがあるが、実際やってみると難しい。

強打やスマッシュを最前でブロックしたことは良い練習になった。

以前はバシバシ打つのが楽しかったが、ここ最近ブロックが楽しい。

強い打球を、力を加えずに「壁」の様になって受けることで、

純粋にラケット、ラバーの特徴が分かるようにも思う。

 

照明が暗いと、ラリーが続かない。

距離感や回転の見極め精度も下がる。

明るい方が無意識に身体も躍動すると思う。

 

今回、 不測の事態でまともな練習も出来なくなってしまい

卓球難民状態で焦燥感に駆られたが、

そんな時でも冷静に嫌な顔一つせず、対応してくださった事に深く感謝。。。

貴絽さんの懐の大きさを沁み沁み感じた1日でした。

 

色々ありますが、

自由に打てる卓球場がもっと増えて欲しい…と切に思います。