結婚10年を過ぎた私達夫婦に訪れた

結婚生活最大の危機。

なんとか乗り越えたお話です。

 

道のり 1

道のり 2

 

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事ある毎にぶつかっては喧嘩をし、

毎回それなりになんとかなっていたのですが

いつも同じことでイライラすることに

いい加減うんざりしていました。

 

私自身、どこか甘えがあったんだと思います。

”いつも私が我慢している、頑張っている”

そんな思いが溢れ、ある日、いつものように喧嘩になり

どうしても堪え切れなくなり家庭内別居のごとく

庭にあるキャラバンで過ごし始めました。

 

大抵、次の日には通常運転にもどるのに

この時は、どうしても受け入れられず

1週間まともに口を聞きませんでした。

 

夫も最初は出かける時に声をかけたりしていましたが

私の様子がいつもとは違うと感じたのか

段々何も言って来なくなりました。

 

私はキャラバンの中で

毎日、どうしたいのか考えに考え、

自分の心に問いかけた時

家を出たいと思いました。

 

変な話ですが、もしも離婚するとしても

とりあえず”家を飛び出す”ということを

やってみたかったのです。(←!!)

 

フラットメイトを探していた友人にすぐに連絡を入れ、

事情を話すとすぐにおいでと言ってくれたので、

次の日には荷物をまとめて家を出ました。

 

夫には、行き先は告げませんでしたが

家を出ることを伝えました。

ただ、私も仕事をしているわけではないので

犬の世話など、家のことを放り出しすことは出来ず

昼間、夫がいない間に家事を済ませる生活になりました。

 

とにかく、顔を合わせて

何事もなかったように振舞うのが嫌だったのです。