夏涼しく冬あたたかいインテリアの工夫 | ふしぎと夢が叶う人のインテリア―北欧と日本、ときどきパリ
さてさて、シリーズでお届けしている子育てファミリーゆきさんちのインテリアプロデュース事例。

これまでの過程の記事はこちらから。
DAY1 子育てファミリーの劇的ビフォアアフタ
DAY2 整理収納でできること・できないこと


次にやったのが
・夏暑くて冬寒い

このお悩みを解決する方法。


インテリア、といえば家具からはじめと思うでしょ?

ノン、ノン、ノン♪


なぜ、インテリアの中でここを一番最初にやったのか?

それはね、「心地よい」と感じる暮らしに


「空気をデザインすること」
って一番大事なんです。

だってどんなに素敵なインテリアでも、夏、部屋が暑かったらイライラしません?今年の夏もめちゃくちゃ暑いじゃないですかーーー!!

冬は冬で寒かったら、動きたくなくなる・・・。


そこでポイントになるのが


窓!!!

ここから夏は外の灼熱が入ってきて、部屋の冷気を逃していく。
冬は部屋の暖めた空気がここから逃げてしまうんです!

そこでできる工夫は2つ。

①窓そのものの断熱性を高めること

②カーテンを変えること


まず、①窓そのものの断熱性を高めること

断熱サッシを今あるサッシに上付けする方法もありますが、ゆきさんのおうちのサッシのクレセント(施錠部分)の出っ張りが大きくて、付けられない!!


そこで断熱ガラスに取替えることにしました。ガラス部分だけも断熱性を高めることで、冬の結露もだいぶ解消します。


結露掃除って、案外、大変な冬の家事なんですよねー。


職人さんがサッシ枠を解体し、オーダーカットした断熱ガラスをはめこむ…すべて手作業!




次に、カーテンをチェンジ!

カーテンって部屋の中が見えないようにするためだけじゃないんですよ。

さまざまな機能がついていて、今回は遮熱・保温機能がついた布地を選びました。

ゆきさんのお悩み、

・西日が強くてカーテンを閉めるとリビングからの川景色が見えない


・・・という問題はプレーンシェードという布地を上げ下げするスタイルにしました。


上の部分だけ布地をちょこっと下げて日差しを遮り、窓から光が部屋に適度に入るようにしました。



PHOTO by JUNICHI HARANO


強い日差しが差し込んだら、一見グレーの無地に見える布も模様が浮かび上がるデザインになっています♡


さあ、これで心地よい環境のベースは整いました!

次は家具でお悩みを解決していきますよ~!