前回まで、三回にNHKの番組(ビートルズの革命 赤の時代)を切り出して紹介してみたが、前篇を紹介した以上後半をやらないわけにはいかないと思うけれども、、、、今回は・・・・
ビートルズのフアンであればご存じであろうし、興味のない人には面白くもないことであろうからそのまま番組を紹介することは控えて、とりわけ(私が)クローズアップしたいところを強調して紹介することにしたい
世界を席巻したビートルズであったが、共産圏にも届いてはいた
闇の中で、、、、
長髪を当局は取り締まった
のちにペレストレイカをけん引するこの人もその一人であった
グレゴリー・ヤプリンスキー
私にとってビートルズは生きていくのに必要な何かだった
公演をあきらめたビートルズは八か月間沈黙した
解散か・・・・?
世界同時中継という形で彼らのレコーディング風景が届いた
愛こそすべて
間髪入れずに発表されたのがこれ
彼らの最高傑作と誉れ高い・・・・・
(このアルバムについては別の機会に取り上げてみたいと思っている)
絶賛の嵐であった
ビーチボーイズのブライアン・ウイルソン
「今までの人生で聞いた最高のレコードだ」
しかし悲劇が襲う
私たちは若きレーニン主義者です
西側音楽には毒されません
肋骨レコード
廃棄されるレントゲン写真にビートルズ曲を刻んでレコード化したものなのです
いわゆる「ソノシート」です
ソ連でたくさん作られました
西側も彼らを利用した
東側に向けたラジオ・ルクセンブルクの短波放送で生のビートルズが出演

妨害電波の隙間から聞こえる彼らの声にしがみついた
「この世のものとは思えないほど素晴らしかった
心がいっぱいになって、どうしたらいいかわからなくなった」
その結果・・・・
増幅器につかえると・・・・
髪を伸ばす若者たち
しかし東側にも緩いところはあった
エストニア
のちに国民的歌手となる
イヴォ・リンナ
初めて知って聞いてとりこになった
ビートルズのカヴァー曲を歌ってプロ歌手となる
しかし、70年ビートルズは解散する
「もはやビートルズはなくなるしかないとなった時僕は恐怖に震えた」
・・・byポール
そんな時、夢に母が現れて・・・・
「何も心配いらない、あるがままに、あるがままに、Let it be]
その10年後、80年12月8日ジョン死す
東西を問わず、みんなその死を悼んだ
85年ゴルバチョフ書記長に、、
ソ連においてもビートルズは解禁された
もう戻ることはない・・・ビートルズのコピーバンドが熱唱する
エストニア(当時はソ連邦)ではエヴォ・リンナが歌う
私はエストニア人、、と
心の中では怖かった
ここは自由な国ではありません
それでも「歌う革命」に参加した
全ての始まりはビートルズだったのです
(たしかに、東の体制の落城への引き金を引いたのはビートルズだったのかもしれない)
2001年11.29 ジョージハリソン死す
そして、2003年ポール凱旋入城
感動的だった
ポール西郷とゴルビー海舟
無血開城なりました
生前ジョンはこう言っていた
60年代は新らしい世界を発見しに行く船だった
2021.10.16日
宇宙船ルーシーが打ち上げられた
木星に関連するトロイア型小惑星を探査するNASA初のミッション
NASAの探査機ルーシーは、アインシュタイン、カール・セーガン(天文学者)、ビートルズの言葉を宇宙に運ぶ
現在ここに・・・・
ビートルズの革命 青の時代
そしてルーシーは宇宙を行く









































































