中南勢音頭通信  2002 ワールドカップ | 私が言っては遺憾会(中南勢音頭通信)

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巨人、長嶋に対する屈折した感情が「イチロー賛歌」(2001)を生み、がぜん新作への意欲が沸き上がった、と述べた。それと同じ心情のもとでできたのが、「祝・阪神優勝」(2003)であったのであるが、その二つに挟まれた2002年にも短編を作っている。日韓共催となったワールドカップである。紹介する。

 

 

 

二〇〇二年 ワールド カップ 

 

 

 

二〇〇二年は何の年 いわずと知れたサッカーの

四年に一度の大祭り 今年は日韓共催で

国を上げての大騒ぎ 踊りも踊ったひと月だ

ジヤパンブルーに染め上げられた

トルシェジャパンの戦いも 予選リーグを勝ちあがり

良くぞやったというてはみても 伊達政宗の怨念か

準々決勝トルコ戦 

 

 

 

みちのくの雨に打たれて桜花         

       散ればお庭のごみとなる

 

 

 

祭り終わりし寂しさや 言葉にならぬむなしさや

デフレ不況の真っ只中に ムネオ逮捕も重なりまして

日本列島寒々と いよいよ日本も沈没かと

心配しましたこの私

ところがどっこい皆様方よ 要らぬ危惧ではありました

やはり女性は強かった 敗戦なんかなんのその

ほんとはこっちが本命なのよ ベッカムじゃない

ベッカムさまなのよと 産卵開始のめんどりか

とさか頭を追いかける

戦後日本の大躍進を 支え続けた女性たち

そのパワーの源を 垣間見たよな気がします