中南勢音頭通信   自分の巻 2 | 私が言っては遺憾会(中南勢音頭通信)

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やはり避けて通るわけにはいかないか。 プライベートなことも、 ン~   少々長くなっても仕方がないか。 あまり気は進まないのであるが。   ン~      ブログの趣旨から少し離れる。

中学二年の時である、大問題が起きてしまった。担任の口から「進路」の二文字が発せられたのである。

いきなりである。いきなり大海の真ん中に投げ込まれてしまった。それまでそんなこと考えたこともなかった。この言葉の意味は? 瞬時に理解した。

自分を知り、社会を理解し、世界を知り、そして宇宙を理解すること。そうでなければ自分の航海図など描きようがないではないか。担任の発したこの二文字の言葉をかように判断してしまったのである。人間50年ほど勤めた方であれば、この料簡がどんな厄災を招くか、容易に察しが付くであろう。そんな事とはつゆ知らず、で、さっそくこの命題に取り掛かった。半年もあれば、遅くとも一年以内には何らかの答えが見つかるであろう。それぐらいの気持ちであったであろう、と思う。ところが、どうやら私の体質というのはとことんのめりこむ性質らしく、一度はまってしまうと、どうにも身動きが取れなくなってしまうみたいなのである。

何をやっても上の空、意識の半分は冥想状態、そんな自分とこの先延々と(いまは一生付きまとわれる運命であることを理解している)付き合うことになるのであるが。

で、残ったもう半分の意識はというと、もっと、もっと、それ以上にはまり込んだものがあった。ポピュラーソング、アメリカンポップスである。